小川 さやか:2015年度業績一覧

書いたもの(論文その他)

(単著)
1.「第7章 路上空間から情報コミュニケーションをめぐるコンフリクトへ」高橋基樹編『開発と共生を求めて―アフリカにおける資源、市場、国家と人々」, 京都大学出版会、印刷中(2016年3月末公刊)
2.「第2章 仕事は仕事―東アフリカ諸国におけるインフォーマル経済のダイナミズム」中谷文美・宇田川妙子編『仕事の人類学』世界思想社, 印刷中(2016年3月末公刊)
3.「第8章 〈借り〉をまわすシステム―タンザニアにおける携帯を通じた送金システムを事例に」岸上伸啓編『贈与論再考』臨川書店, 印刷中(初校提出済み)
4.「笑いのあふれる世界と窮地―タンザニアの零細商人を事例に」『立命館言語文化研究』第27巻4号, 印刷中(2016年3月公刊)
5.「トランスナショナルなインフォーマル交易の道義的合法性をめぐって」『社会人類学年報』,首都大学東京, 41巻, pp.49-70 (2016年)
6.「Livng for Todayの人類学 第12回「不確実なものが排除された世界で私たちは」」『小説宝石』, 光文社, 第12号, pp.348-355(2015年)
7.「特集本の森への道案内「アナザーワールドを構想し、いまここの世界に戯れるために」『アジ研ワールドトレンド』第10号、pp.14-15(2015年)
8.「Living for Todayの人類学, 第11回「借りの連鎖で形成される海賊的な社会システム」」『小説宝石』, 光文社, 第11、号, pp. 100-107(2015年)
9.「Living for Todayの人類学, 第10回「ケータイ文化で変わる「貸す」「借りる」の人間関係」」『小説宝石』, 光文社, 第10号, pp.100-107(2015年)
10.「Living for Todayの人類学, 第9回「契約ではなく信頼で動く経済」」『小説宝石』, 光文社, 第9号, pp.100-107(2015年)
11.「Living for Todayの人類学, 第8回「中国のパクリ文化、その経済戦略」」『小説宝石』, 光文社, 第8号, pp.69-75(2015年)
12.「Living for Todayの人類学, 第7回「中国系商人とアフリカ系商人、異なる二つの偽物商法」『小説宝石』, 光文社, 第7号, pp.462-469.(2015年)
13.「上半期の収穫」『週刊読書人』(2015年)
14.「Living for Todayの人類学, 第6回「コピー商品で何か問題ある?」『小説宝石』, 光文社, 第6号, pp.136-143(2015年)
15.「Living for Todayの人類学, 第5回「ひとりでも家族でもなくみんなが生計単位」『小説宝石』, 光文社, 第5号, pp.398-405(2015年)
16.「書評:三尾裕子・床呂郁哉編『グローバリゼーションズ』『コンタクト・ゾーン』, 京都大学人文科学研究所, 第6号, オンライン.
17.「第6章 脳内コックピット探訪記―独創性はどこから生まれてくるのか?」椿昇『飛び立つスキマの設計学』産学者, pp.120-129.(2015年)
(共著)
18.生存学研究センター編『生存学の企て―障老病異と共に暮らす世界へ』生活書院

話したこと(発表、その他)

・(講演)Re-globalization through the Trans-border Trading of Second-hand Clothing in East Africa, 韓国外国語大学, ソウル市, 2016年3月24日
・(講演)「もやもやフィールドワーク分析編」東京迂回路研究会, アーツカウンシル東京, 東京都千代田区, 2015年12月23日
・(学会発表)小川さやか「〈借り〉をまわすシステム―タンザニアにおける携帯による送金システムを事例に」日本アフリカ学会関西支部若手部会, 龍谷大学セミナーハウス「ともいき荘」,京都市, 2015年11月28日
(対談)「アフタートーク」岡崎藝術座京都公演『イスラ!イスラ!イスラ!』、京都芸術センター
(コメンテーター)「書評コメント 磯野真穂著『なぜふつうに食べられないのか』」名古屋まるはち人類学研究会,名古屋大学, 名古屋市, 2015年10月25日
(対談)小川さやか×椿昇×原田祐馬「隙間をつくる変人がこれからの日本をつくる」出版記念トークショー『飛び立つスキマの設計学』, スタンダードブックストア心斎橋、大阪市、2015年6月5日
(学会発表)「〈趣旨説明〉アフリカの社会変容と笑い」日本アフリカ学会第52回学術大会, 犬山観光センターフロイデ, 犬山市, 2015 年5月23日
(対談)小川さやか×久保明教「ポピュラーカルチャーの裏の裏―アフリカは陽気で日本はマジメか」シンポジウム『Pop Africa 2015』2015年4月19日
(対談)小川さやか×椿昇「ラディカルダイアローグ」PHARASOFIA 京都国際芸術祭組織委員会, 京都市美術館, 2015年4月17日

学会における主な活動(所属学会・現在務める委員等)

(所属学会)日本アフリカ学会,日本文化人類学会,関西社会学会
(学会での活動)日本文化人類学会評議員
(編集委員等)京都大学人文科学研究所紀要『コンタクト・ゾーン』編集委員
(共同研究員)国際日本文化研究所『21世紀10年代日本の軌道修正』(代表:稲賀繁美)
(研究会の企画)立命館大学生存学研究センター企画『目の前のアフリカ』,立命館大学国際言語文化研究所『アフリカ社会と笑い』(代表:岩田拓夫)

海外出張

・2015年8月18日から9月2日までタンザニアに渡航し,タンザニア北西部のアルーシャ市において森林資源の流通・活用について調査を実施した(資金:科学研究費補助金A代表池野旬京都大学のプロジェクト).2015年2月22日から2月27日まで中国広東省深?市に渡航し, 携帯産業の現状とアフリカ系商人による買い付けに関して調査を実施した.その後3月2日から3月16日までタンザニアのムワンザ市及びアルーシャ市において,中国系商店および中国のブランド携帯とコピー携帯の流通について調査を実施した(資金:科学研究費補助金若手B).また3月23日から28日まで韓国ソウル市に渡航し、日本アフリカ学会からの派遣で韓国外国語大学にて講演を行うとともに, 韓国におけるアフリカ研究の研究動向およびアフリカ人コミュニティについて調査した(資金:アフリカ学会・個人研究費).

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