千葉雅也:2012年度業績一覧

著書

・磯辺涼編『踊ってはいけない国、日本──風営法問題と過剰規制される社会』、千葉雅也(インタビュー)「「享楽」を守るために、法のクリエイティブな誤読を」、204-215頁、河出書房新社、2012年8月。
・西谷真理子編『相対性コムデギャルソン論』、千葉雅也(インタビュー)「コムデギャルソンのモダニズム、アヴァンギャルディズム、少年性の批評的検証」、194-219頁、フィルムアート社、2012年12月。
・『FUTURE CURATION』、千葉雅也「かっこいいとはどういうことか?」、136-141頁(英訳あり)、美術出版社、2013年3月。

論文

・「不気味でないもの──ラカン、ドゥルーズ、メイヤスーを介した自然哲学のスケッチ」、『表象』(表象文化論学会)第6号、50-58頁、2012年4月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第1回 無関心、自我、エレメント──レヴィナス論(1)」、『現代思想』第40巻6号、8-21頁、2012年5月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第2回 「エロスの現象学」と半開きの箱」、『現代思想』第40巻7号、46-52頁、2012年6月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第3回 無人島と先祖性」、『現代思想』第40巻9号、14-20頁、2012年7月。
・アウト・イン・ザ・ワイルズ 第4回 間奏、半面」、『現代思想』第40巻10号、14-17頁、2012年8月。
・「ガタリとドゥルーズの「分裂分析」における「機械」と「切断」の概念」、『フランス哲学・思想研究』(日仏哲学会)第17号、44-53頁、2012年。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第5回 とても強い相関主義と「否定神学」批判」、『現代思想』第40巻13号、8-15頁、2012年10月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第6回 親無しへの生成変化」、『現代思想』第40巻15号、32-37頁、2012年11月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第7回 アイソレーション(上)」、『現代思想』第40巻17号、34-38頁、2012年12月。
・「アウト・イン・ザ・ワイルズ 第8回 アイソレーション(下)」、『現代思想』第41巻2号、18-20頁、2013年2月。

その他の出版物

・(批評)CASHI『ラッセン展』:「美術史にブラックライトを当てること」、2012年10月号、190-191頁。
・(討議)蘆田裕史・門脇耕三・千葉雅也「「装い」の環境分析──身体の虚構化と僕らの資本主義」、『PLANETS』第8号、第二次惑星開発委員会、130-139頁。
・(書評)ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で』、共同通信、2012年12月。
・(批評)「かっこいいとはどういうことか? 第1回 二種の着くずし」、『INTO THE FUTURE』第1号、伊勢丹(新宿)、2012年12月。
・(対談)小泉義之・千葉雅也「思弁的転回とポスト思考の哲学」、『現代思想』第41巻1号、127-143頁、2013年1月。
・(批評)「かっこいいとはどういうことか? 第2回 存在のコーディネイト」、『INTO THE FUTURE』第2号、伊勢丹(新宿)、2013年1月。
・(批評)「かっこいいとはどういうことか? 第3回 政治性を着こなす」、『INTO THE FUTURE』第3号、伊勢丹(新宿)、2013年2月。
・(批評)渋谷慶一郎・岡田利規《THE END》(初音ミクによるオペラ):「不安、中断の他者性、複数の別の死」、『美術手帖』2013年3月号、112-115頁。
・(批評)「かっこいいとはどういうことか? 第4回 分身性と特異性のあいだで」、『INTO THE FUTURE』第4号、伊勢丹(新宿)、2013年3月。

学会発表

・千葉雅也「ネコ、タチ、子について──レヴィナスによる「エロスの現象学」から」、哲学会第51回研究発表大会、ワークショップ「性と生殖」、東京大学・本郷キャンパス、2012年11月3日。

講演・対談など

・(討議)大澤信亮・千葉雅也・速水健朗「「以後」の批評について」、於:映画美学校(東京)、2012年6月31日。
・(対談)財津理・千葉雅也「無礼講哲学カフェ:性の主体化──サディズム、マゾヒズム、そしてドゥルーズ」、於:Naked Loft(東京)、2012年7月24日。
・(講演)千葉雅也「部分的な無関心について:(有限)責任の哲学と分身の問題」、於:東京大学大学院教育学研究科・小玉重夫ゼミ主宰、東京大学・本郷(東京)、2012年7月17日。
・(討議)笠原美智子・千葉雅也・ミヤギフトシ「エイズ危機時代のアメリカにおけるクィアの表現とその可能性」、於:VACANT(東京)、2012年8月4日。
・(講演)千葉雅也「「人間」以後の批評」、於:映画美学校(東京)、2012年11月28日。
・(コメント)樫村晴香の講演「ラオスにて──この20年の思想を思想化する」に対して(司会:天田城介、コメント:小泉義之・千葉雅也)、立命館大学・生存学研究センター主宰、於:立命館大学・衣笠(京都)、2013年1月8日。
・(講演)千葉雅也「ラカンの「性別化の式」をめぐる存在論的解釈の検討」、大阪大学・最先端ときめき研究推進事業「バイオサイエンスの時代における人間の未来」主宰、第33回ときめき☆セミナー(司会:檜垣立哉)、於:大阪大学・吹田(大阪)、2013年1月21日
・(討議)蘆田裕史・井上雅人・千葉雅也「ファッションの外野が自由に語るコムデギャルソン論──研究者編」、於:心斎橋スタンダードブックストア(大阪)、2013年2月6日。
・(講演)千葉雅也「ギャル男から存在論へ──分離について 第1回」、於:ゲンロンカフェ(東京)、2013年2月22日。
・(シンポジウム)宇野常寛・大野光明・千葉雅也・西田亮介「アカデミズムの使い方──越境する知と多様化するキャリアパス」、立命館大学大学院先端総合学術研究科主宰、於:立命館大学・衣笠(京都)、2013年2月24日。
・(講演)千葉雅也「ギャル男から存在論へ──分離について 第2回」、於:ゲンロンカフェ(東京)、2013年3月22日。
・(討議)大谷能生・千葉雅也・速水健朗・矢野利裕「ジャニーズ文化論──ジャニーズ顔の哲学」、於:朝日カルチャーセンター新宿(東京)、2013年3月23日。

学会活動など

・表象文化論学会企画委員

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