Core Ethics vol.17

立命館大学大学院先端総合学術研究科
『Core Ethics』Vol.17 2021年

コアエシックス17号_表紙

目次 PDF<184KB>
奥付 PDF<47KB>


論文

不気味の谷の陥落
伊藤 京平 p.1
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労働者派遣法の制定過程と警備業における請負労働の固定化
――業界資料と国会資料から――
岩﨑 弘泰 p.11
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戦前の精神病院における同意のない侵襲性の高い治療
――1937 年の文献にみる2 つの睾丸摘出事例――
植木 是 p.25
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戦時下アニメーションの音画配合手法
王 琼海 p.37
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障害とセクシュアリティの交差についての考察
――台湾の肢体障害/男性同性愛者の経験から――
欧陽 珊珊 p.51
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「権利」をわかりやすく伝えることの難しさ
――日本における『わかりやすい障害者権利条約』の作成過程の一考察――
高 雅郁 p.65
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ベッドサイドの統治性
柏﨑 郁子 p.79
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法科学の「歪み」の発生と再構築についての科学技術社会論的分析
木村 祐子 p.103
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なおす対象とされた障害
――1960 年代に行われた脳性麻痺の治療とその体験に着目して――
小井戸 恵子 p.97
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芸術家とアイデンティティ・ワーク
――新たな演劇人研究に向けた理論的準備――
柴田 惇朗 p.117
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日本の生殖補助医療におけるカウンセリングの位置づけ
――卵子提供におけるカウンセリングを中心に――
瀧川 由美子 p.129
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処方薬依存を家族はどのように見ているのか
――薬物依存症者の家族支援の視点と課題――
谷口 俊恵 p.141
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時間の非実在性とJulian Barbour の無時間理論
椿井 真也 p.155
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表皮水疱症児を巡る家族と医療者の相互関係
――妊娠・出産・在宅移行――
戸田 真里 p.165
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聴者の主体的働きかけと技術の再配置による、
聴覚障害者―聴者コミュニケーション変容の可能性
――音声認識技術の利用検討から――
中井 良平 p.179
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飛田穂洲における「武士道野球」と「型」
根岸 貴哉 p.191
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きょうだいから見た障害者家族の変容と維持
――「中継地点」と「予防のワーク」――
藤井 梓 p.203
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逸脱集団への加入と離脱のプロセス
――ある若者の生活史から――
森 康博 p.217
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後期イヴァン・イリイチにおける主体性/統治の別のあり方について
――『テクストのぶどう畑で』のなかでの「読書」に関する考察――
安田 智博 p.231
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研究ノート

新型コロナウィルス感染症と地域コミュニティ
――京都市出町桝形商店街における語りの分析から――
有馬 恵子 p.241
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車いす使用の学校教師の困難と支援
―――合理的配慮の共通理解に向けて――
中村 雅也 p.255
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批評

疫病を読みなおす視点
――新型コロナウイルス禍と「戦争」の比喩――
塩野 麻子 p.201
PDF<201KB>

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