2014年度:フィクションとリアルにおけるテクノロジー研究会

院生代表者

  • 荒木 慎太郎

教員責任者

  • 吉田 寛

企画目的・実施計画

本研究会の目的は映画・マンガ・アニメなど様々な作品と現実世界に存在するフィクションに着目し、その技術や役割に注目し比較検討することにある。映画中に見られる未来の技術の「ハイテクノロジー」と、現在の現実世界・映画中の技術における「ハイテクノロジー」とは大きく異なる。また、映画中に登場したデバイスの中には、バック・トゥー・ザ・フューチャーに登場したコンピュータに接続可能なメガネの様に現在のGoogle GlassやOculus Riftの様な技術の前身の技術と言えるほど酷似しているものも存在する。各時代、様々な媒体のフィクションに登場する技術を比較検討し、その特徴・傾向に関する理解を深めながら「フィクションとテクノロジー」の様々な相互関係を考える。

活動内容

第1回研究会:2014年6月27日
東京ビッグサイトで行われた商業展示会「3D&バーチャルリアリティ展」に参加し、現在の最新技術に対する見識を深め、情報収集を行った。

第2回研究会:2014年7月2日
 「3D&バーチャルリアリティ展」で収集した専門技術を分類し、リストを作成。今後の活動方針の検討を行った。

第3回研究会:2014年9月3日
リアルとフィクションにおけるテクノロジーを比較するにあたり、80年代、90年代、00年代、に製作されたSF映画作品の「作中年代」「作品の内容」を調べ、リストを作成。今後の方針についての協議を行った。

第4回研究会:2014年10月15日
80年代、90年代、00年代に製作されたSF映画作品のジャンル、内容の分類を分担して行った。
第5回研究会:2015年3月
作中年代が2030年±10年の作品、アンドロイドやロボットなどのハイテクノロジーが描かれている作品を抽出し比較検討を行った。

成果及び今後の課題

本年度は研究会の立ち上げ年度ということで、各メンバーの興味関心を話し合い、研究会としての方針を固め、映画などのフィクションに見られるテクノロジーと現実世界における技術や理論を比較し、その差異や共通項を見出すこととした。3D&バーチャルリアリティ展に参加し、現実の技術力を確認し、1980年代から2000年代までの映画中に見られるテクノロジー描写をまとめ、それらと現実の技術を比較検討した。
今後は引き続き商業展示会に参加し、現実の技術の動向を追いながら、さらに幅広い検討を行いたいと考えている。また、本年度が研究会の立ち上げ年度ということで、メンバーとの連絡や連携において不備があった。次年度は今年度の反省をふまえた上で計画的に研究会を運営していきたい。

構成メンバー

荒木 慎太郎   先端総合学術研究科 表象領域
伊藤 京平    先端総合学術研究科 表象領域
伊藤 岳史    先端総合学術研究科 生命領域
モリ・カイネイ  先端総合学術研究科 共生領域

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