2014年度:生命倫理研究会

院生代表者

  • 住田 安希子

教員責任者

  • 小泉 義之

企画目的・実施計画

 本研究会は、人の生命(生死)をめぐる問題に関する先行研究を取り上げ、倫理的観点から検討することを目的としている。研究活動をはじめて7年目になった今年度は、学会発表やジャーナルへの投稿を目標にし、各々の研究を進捗させる一つの拠点として研究会を位置づけ活動を行なっていったとともに、博論執筆中のメンバーの研究発表を合わせて積極的に実施した。こうした他者との議論を通じて、新たな方法論が展開されることも考えられる。ここに、本研究会の存在意義があるといえよう。 

活動内容

◆日時、場所:2014年8月25日、14:30-17:30、学而館202
内容:鍾宜錚「台湾における『終末期退院』の慣行から捉えた治療中止の法と倫理」
西沢いづみ「住民との医療実践に取り組んだ医療者たちの役割?―京都・白峯診療所設立から堀川病院の初期活動までを対象に」
小西真理子「ケアの倫理に内在する自立主義―共依存概念を媒介にして―」
◆日時、場所:2014年10月20日、12:00-16:30、アカデメイア21、3階会議室
内容:鍾宜錚「台湾における終末期医療の議論と『自然死』の法制化?―終末期退院の慣行から安寧緩和医療法へ」
利光惠子「戦後日本における障害者への強制不妊手術に関する研究」
由井秀樹「日本における不妊医療研究の系譜」
小門穂「生殖補助医療規制の構築における『子どもを持ちたいという欲望』」
◆日時、場所:2015年3月26日、14:00-18:00、学而館202
内容:坂井めぐみ「戦中・戦後の日本における脊髄損傷の医療史」
篠原真紀子「『障害児』担当教師が実践した『私の教育課程』から見えてくる一人一人と集団形成―オリジナル作成の『教育課程表』と実践実感を綴った『私の教育方針』より―」
安田智博「イリイチの『脱学校の社会』について」

年度総括

 今年度は計3回の研究会を行なった。その内容は主に各自の研究の進捗状況を発表し、議論し、その後の学会発表や論文執筆に有用な視座が与えられた。研究会で他者の発表を聞くことで、参加者も刺激を得ることができた。
 今後も引き続き参加者が相互に刺激を与え合い、各々の研究を進捗させる一つの拠点として研究会を位置づけていきたい。

構成メンバー

住田安希子(代表者)
鍾宜錚
徳山貴子
馬場久理子
西沢いづみ
坂井めぐみ
伊藤岳史
※本研究科院生のみ記載 

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