2014年度:服飾文化研究会

院生代表者

  • 古田 賢

教員責任者

  • 千葉 雅也

企画目的・実施計画

本研究会は服飾(ファッション・民族衣装・コスチュームなど)を表象文化の観点から研究することを目的としている。構成員の研究領域は服飾研究のみならず、ゲーム、スポーツなど多岐にわたっており、服飾について多角的な検討が可能となる。また、服飾文化を研究テーマにしているメンバーも服飾以外の知見を得ることができ、構成員各自の研究にも成果がフィードバックされることが期待できる。これらの研究会活動によって表象文化研究に対して服飾という視点から貢献ができる。加えて、構成員の半分以上が1回生であり、様々な学問分野に授業以外で触れることができる利点もあるという理由から企画した。
研究会活動は月に1回のペースで計10数回行う。構成員の研究関心に沿った研究発表を行い、ディスカッションを通じてメンバーの知見を高め、自身の研究分野とファッションを結び付けたテーマを設定する。最終的には2015年2月頃に研究報告発表会を開催し、学内および学外から参加者を募り、各自が研究成果を公表することを目標とした。

活動内容

初回はアクロス編集室『ストリートファッション 1945-1995―若者スタイルの50年史―』(1995)、城一夫・渡辺直樹『日本のファッション―明治・大正・昭和・平成―』(2007)、渡辺明日香『ストリートファッション論―日本のファッションの可能性を考える―』(2011)などを用いて日本の服飾文化を紹介した。次に各自の関心を探るため、代表者以外のメンバーが発表を行い、その発表内容を考慮して代表者は研究会活動を行うにあたり、ゲームやスポーツなどとファッションを関係付けたテーマを毎回設定してディスカッションを行った。目標としていた年度末の研究会発表では、外部からの参加者も招き、先端研内で行った。

研究会発表:「服飾文化×野球×ゲーム―方法論の模索と展開―」
日時:2015年2月5日(木)14:00~17:00
場所:創思館401・402
コメンテーター:千葉 雅也
古田 賢「日本におけるコスプレ受容の拡大―1990年代を中心に考察―」
根岸 貴哉「ユニフォームの機能と制約」
枝木 妙子「型友禅における野球柄」
ショウ ガン「デジタルゲームに含まれるファッション的要素」
シン ジュヒョン「現実のファッションを装うゲームのキャラクター―リアルからゲーム、ゲームからリアル―」

成果及び今後の課題

研究会活動についてはディスカッションや研究会発表、また、そのリハーサルを含め、今年度は10回以上行うことができた。研究会発表については、各自のテーマに他メンバーの研究領域からの知見を加えることができ、研究会の企画段階から想定していた「服飾について多角的な検討」を行うことができた。本研究会は来年度の継続も考えており、次回の研究会発表は規模を拡大し、今回以上に参加者を募りたい。
今後の課題として、今年度はディスカッションを中心としたため、研究会発表の準備にあてる時間が少なかったため、継続した場合は研究会発表に向けての発表を中心に行いたい。

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