文学・教育を中心としたフランス語文献講読会

院生代表者

  • 北見 由美

教員責任者

  • 渡辺 公三

企画目的・実施計画

 研究環境の学際化及び国際化がいっそう進む今日、研究対象を相対化し、より広範かつ多量の情報を求めるのに際して、複数領域にまたがる原著文献を参照することはもはや必須となっている。本研究会は、移民大国として文化や社会をはじめ様々な面で問題を提起している現代フランスの諸相を、参加者の研究テーマのコンテクストにおいて検討するために、フランス語文献の読解における正確さと迅速さを向上させることを主たる目的とする。また、コア・エシックスをはじめ発信の機会に積極的に参加し、研究によって得られた学知を広く共有することも試みる。プロジェクト・メンバーは上記の理念を共有した上で、各自の研究テーマであるポスト・コロニアリズム以降の仏文学の役割や、そこでの教育の問題などを考究するものとする。

活動内容

 4月から、文法事項の確認と並行していくつかの文献の講読を進めた。メンバー間のフランス語能力のばらつきを早期に解消するため、学部(卒)レベルの参考書と現代フランス社会にかんする平易なテキストを中心に扱った。また、外部の元院生も参加し、視野の拡大や議論の活性化のみならず、研究に関する情報交換も行う場となった。週に一度のペースで院生のみの勉強会を開き、そこでの問題提起や読解にかんする疑問は、講師参加の際に取り上げた。6月以降、代表者の体調不良により定期的に会を開くことが困難になり、閉会に至った。

成果及び今後の課題

 短期の活動だったが、フランス語文献読解に必要な正確な諸知識、技能習得に努めた。基礎的な文法事項の確認について、いくつかの事項でその目的を達成した。今後の課題としては、この研究会でつかめた学習のペースを崩さず、引き続き個々の研究に生かせる語学力習得に務め、同様の会を再び開催できる機会を得られるよう努力することが挙げられる。

構成メンバー

北見 由美 共生領域・2012年度入学
大野 藍梨 共生領域・2006年度入学
向江 駿佑 表象領域・2015年度編入学

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