西成彦 2004年度 業績一覧

著書
◇『〔新編〕森のゲリラ 宮澤賢治』(平凡社,5月)
◇『耳の悦楽 / ラフカディオ・ハーンと女たち』(紀伊國屋書店,8月――平成16年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)

翻訳
◇『トランス=アトランティック』(W・ゴンブローヴィッチ作,国書刊行会,9月)

エッセイ
◇「読者へのメッセージ:『〔新編〕森のゲリラ 宮沢賢治』」(『週刊読書人』8月6日号)
◇「21世紀を読む:戦争の悲惨知る世界通」(『毎日新聞』東京版9月12日夕刊他)
◇「本が生まれるところ / 著者インタビュー」(『i feel』No.26,紀伊國屋書店,9月)
◇「盲者と文芸 / ハーンからアルトーへ」(『国文学』10月号,没後百年ラフカディオ・ハーン特集,学燈社,10月)
◇「カリブ海ディアスポラ――バベルの崩壊後の言語状況」(『カリブの嵐』鷹書房弓プレス,10月)
◇「非国民作家のディアスポラ」解説(『フェルディドゥルケ』平凡社,12月)
◇「座談会:文学の破壊神ゴンブローヴィッチ」(『文学界』2005年新年号)
◇「不在の作家たちとの架空の対話」(『図書』2005年3月号,岩波書店)
◇「『三四郎』の下層」(『労働のジェンダー化』平凡社,3月)

書評
◇鵜飼哲『応答する力』(『図書新聞』5月8日号)
◇平川祐弘『ラフカディオ・ハーン』(『熊本日日新聞』6月20日朝刊)

口頭発表ほか
◇04/24 講演「アイヌと日本文学――宮沢賢治とその時代」(土曜講座「特集:先住民のあらわれ」,末川記念会館ホール)
◇05/29 津島佑子講演会・司会「知里幸恵と女性文学」(衣笠総合研究機構主催,以学館1号ホール)
◇05/30 シンポ司会「国語学とアイヌ学の分岐点――金田一京助と知里幸恵」(言文研・先端研共催,知里幸恵展関連企画シンポジウムIII,アカデメイア21立命)
◇06/11 シンポ司会「同時代人としての知里幸恵と宮沢賢治」(言文研・人文学会共催,知里幸恵展関連企画シンポジウムIV,創思館カンファレンスルーム)
◇08/07 発表「ブラジル移民を描いた文学」(「文学史を読みかえる」研究会,京都精華大学)
◇09/18 講演「耳の悦楽」(熊本近代文学館主催,熊本県立図書館)
◇09/29 シンポ・基調講演「西洋人の神道発見」「海と信仰 / 水際に立つラフカディオ・ハーン」(大手前大学)
◇10/03 シンポ・パネラー「冒険する劇言語」(演劇計画2004,京都芸術センター)
◇10/07 シンポ・パネラー「エクソフォニー――異言語への欲望」(言文研・先端研共催,末川記念会館ホール)
◇10/14 シンポ・パネラー「トリン・ミンハの新作を見る」(東京外国語大学)
◇11/26 連続講座「国民国家と多文化社会第15シリーズ:日本人の海外進出とディアスポラ〔4〕ハワイ / 新しい感性の出現」司会(言文研主催,末川記念会館ホール)
◇11/28 シンポ・パネラー「ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ生誕100年・東京会議」 (東京外国語大学・ポーランド大使館共催,東京両国シアターX)
◇01/07 発表「日系南米移民の創作活動と翻訳活動」(日本比較文学会関西支部例会,大手前大学)
◇01/21 シンポ司会「ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ生誕100年・京都会議」(言文研冬季企画,アカデメイア立命21)
◇01/27 シンポ・パネラー「グローバリゼーションと〈翻訳〉」(東京外国語大学COEプロジェクト)
◇03/16 発話「ホワイト・ディアスポラを考える」(一橋大学COEプロジェクト)

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