まちの居場所シンポジウム —カタストロフィ後の回復力と可塑性—

第9回先端総合学術研究科国際コンファレンス『まちの居場所シンポジウム —カタストロフィ後の回復力と可塑性—』

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 デリダは「匿名の到来者」を身分や資格を問わず歓待することを、「無条件の歓待」と呼んだ。「まちの居場所」は、人々を既存のさまざまな制度の物理的・精神的な囲い込みから「逃し続ける運動」(例えば、一時避難所)としても注目される。
 現実には、「まちの居場所」は、さまざまな地域で、さまざまな姿で自主的に生まれた。高齢者の社会的孤立を防ぐ場として、困難を抱える若者支援の場として、地域生活を活性化する場として、生まれ、育まれ、変化を遂げ、つながりあっている。本企画の目的は、カタストロフィ後の回復力(Resilience)と可塑性(Plasticity)という視点から、異なる関心をもつ人々が集い、交流する場としての「まちの居場所」の役割と意義を再考することにある。
 今回、国内の気鋭の研究者にくわえて、英国スコットランドのアバーディーン大学よりRitu Vij博士を迎え、国際カンファレンスとしてこの企画を開催することになった。同博士は、2日間の会期全てに参加し、2日目に特別講演を行う予定である。

本企画のオーガナイザーである、デュムシェル教授と後藤教授による開催報告(英語/PDF)→【こちら】
本企画で招聘したDr. Ritu Vijからの開催後のコメント(英語/PDF)→【こちら】

日時

2013年2月20日(水)13:00〜18:40
2013年2月21日(木)9:00〜18:00

会場

立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

プログラム

2013年2月20日(水)

13:00-13:20
Words of Welcome

Chair:ポール・デュムシェル Prof. Paul Dumouchel〔先端総合学術研究科教授〕・Prof. Reiko Gotoh 後藤玲子〔先端総合学術研究科教授〕
◇西成彦 Prof. Masahiko Nishi〔立命館大学生存学研究センター・センター長/先端総合学術研究科教授〕
◇加國尚志 Prof. Takashi Kakuni〔立命館大学国際平和ミュージアム副館長〕

13:20-15:35
Session1:【特別講演 Invited lectures】グローバル社会における「まちの居場所」Places of Sociality in Global Society

13:20-13:55, break, 14:05-14:40, 14:40-15:15, 15:15-15:35 discussion
Chair:阿部真大 Prof. Masahiro Abe〔甲南大学准教授〕
◇丹羽國子 Kuniko Niwa〔まちの学び舎ハルハウス代表/元佛教大学教授〕
◇延藤安弘 Prof. Yasuhiro Endo〔まちの縁側育み隊代表理事/元愛知産業大学教授〕「まちの縁側育み隊のいまとこれから Machino-engawa Now and Future」(仮)
◇上野千鶴子 Prof. Chizuko Ueno〔先端総合学術研究科特別招聘教授〕「おひとりさまと選択縁 Individuality and Social Bond」(仮)

15:45-17:35

Session2:若手研究者公募発表2本 Submitted Papers

15:45-16:05+10(comment)+15(Discussion)
Chair:安部彰 Prof.Akira Abe〔立命館大学生存学研究センター特別招聘准教授〕
◇太田乃輔 OTA Daisuke〔立命館大学大学院先端総合学術研究科〕 「ワークショップと町の居場所 ——NPO京都カラスマ大学の実践事例——」Workshop and Places of Sociality—A Practical Case of NPO Kyoto Karasuma University–
◇児嶋きよみ Kiyomi Kojima〔立命館大学大学院先端総合学術研究科〕「異なる文化との出会いと共生の道を切り開く試み-亀岡市のGlobal Sessionを中心に-」A project to open up a new vista of the encounter and living close together with different culture-Focused Global Session in Kameoka-
コメント Lecture & Comment:阿部真大 Prof. Masahiro Abe〔甲南大学准教授〕

16:30-17:15+10(comment)+10(Discussion)
【「まちの居場所」運営者達の饗宴 Reports by Practitioners】
〈新大宮みんなの基地〉木村響子代表 Kyoko Kimura、〈男の居場所の会〉岸本裕次代表 Hiroji Kishimoto、〈やゑさん家〉内藤寛子
Chair:萩原三義 Mitsuyoshi Hagihara〔つながるKYOTOプロジェクト副理事長/相生鍼灸院長〕
コメント Lecture & Comment:昆布山良則〔(公社)長寿社会文化協会(WAC)全国コミュニティカフェ・ネットワーク事務局〕

17:55-18:40

Session3:【特別講演 Invited lecture】

17 :45-18 :15+20(comment)+10(Discussion)
Chair:小泉義之 Prof. Yoshiyuki Koizumi〔先端総合学術研究科教授〕
◇酒井隆史 Prof. Takashi Sakai〔大阪府立大学准教授〕「居場所としての通天閣 The Tsutenkaku Tower (in Osaka) as Places of Sociality」(仮)

2013年2月21日(木)

9:00-12:20
Session4:【招待講演 Invited Lectures】「まちの居場所の宴 The Conviviality of Places of Sociality」

9:10-45, 9:45-10:20, 10:20-10:35 (Discussions)
Chair:宮脇昇 Prof. Noboru Miyawaki〔立命館大学政策科学部政策科学科教授〕
◇坂倉杏介 Kyosuke Sakakura〔慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所特任講師〕「居場所における〈生きがい〉と〈つながり〉の生成メカニズム」
◇椋野美智子 Prof. Michiko Mukuno〔大分大学教授〕

10:55-11:30, 11:30-12:05, 12:05-12:20 (Discussions)
◇田中康裕 Yasuhiro Tanaka〔清水建設株式界者技術研究所研究員 Institute of Technology, Shimizu Cooperation〕
◇藤本健太郎 Prof. Kentaro Fujimoto〔静岡県立大学准教授〕「孤立社会からつながる社会へ~静岡における居場所づくりの取り組み」

13:30-14:50
Session5:若手研究者公募発表2本 Submitted Papers

13:30-13:50+10(comment)+15(Discussion)
Chair:堀田義太郎 Prof. Yoshitarou Hotta〔立命館大学生存学研究センター特別招聘准教授〕
◇白田幸治 Koji Shirata 〔立命館大学大学院先端総合学術研究科〕「制度はピアを分断するか?————精神障害者セルフヘルプグループおよび福祉施設運営の経験から」Do Institutionalizations Break the Relationship as Peers ? : Critical Thoughts on Self-Help Group and the Social Welfare Facility for Mentally Disordered Persons
◇北村健太郎 Kentaro Kitamura〔立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員Post Doctoral Fellow at Ritsumeikan University)「日本の血友病患者会/コミュニティの回復力と可塑性」Resilience and Plasticity of Hemophilia Community in Japan〕
コメント Lecture & Comment:平本毅 Takeshi Hiramoto〔京都大学経営管理研究部附属経営研究センター研究員〕

【特別報告Reports by Practitioners】14:15-14:30+10(comment) +10(Discussion)
◇小辻寿規 Hisanori Kotsuji〔つながるKYOTOプロジェクト代表/日本学術振興会特別研究員DC2〕「京都の居場所」
コメント Lecture & Comment:平本毅 Takeshi Hiramoto〔京都大学経営管理研究部附属経営研究センター研究員〕

15:05-16:05

Session6:【招待講演 Invited Lecture】

15:05-15:45+10 (Comment)+10 (Discussion)
Chair:児玉聡 Prof. Satoshi Kodama〔京都大学大学院文学研究科准教授〕
◇Dr. Ritu Vij〔Politics and International Relations, School of Social Science, University of Aberdeen〕“Spaces/Places of Sociality in Zones of Abandonment”
コメント Comment:Prof. Masaki Sakiyama 崎山政毅 〔国際言語文化研究所所長/文学部教授〕

16:20-18:00

総合討論 General Discussion

10×4+discussion
Chair:吉田寛 Prof. Hiroshi Yoshida〔先端総合学術研究科准教授〕
問題提起 Raising Questions & Ideas:「まちの居場所」をどう読むか? How should we understand “places of sociality”?
◇Prof. Paul Dumouchel〔先端総合学術研究科教授〕“Conclusion to Social Bonds and Freedom”
◇天田城介 Prof. Josuke Amada〔先端総合学術研究科准教授〕/立岩真也 Prof. Shin’ya Tateiwa〔先端総合学術研究科教授〕/後藤玲子 Prof. Reiko Gotoh〔先端総合学術研究科教授〕

総括 Summary

◇松原洋子 Prof. Yoko Matsubara〔先端総合学術研究科教授・研究科長〕

Closing Remarks 閉会の辞

◇Prof. Paul Dumouchel ポール・デュムシェル 〔先端総合学術研究科教授〕、Prof. Reiko Gotoh 後藤玲子〔先端総合学術研究科教授〕

参加費

無料

参加申込み

参加申込アドレス: machi.ibasyo★gmail.com (★→@)

  • 要申込(先着順)
  • E-mailで参加申し込みをされる場合、件名を「まちの居場所参加希望」とし、本文に氏名・所属・職名・連絡先、2/20(1日目)2/21(2日目)それぞれの出欠等をご記入ください。両日とも定員になり次第締切ります。

主催・共催・後援

主催

立命館大学生存学研究センター、立命館大学大学院先端総合学術研究科、つながるKYOTOプロジェクト

共催

立命館大学国際言語文化研究所・研究所重点研究プロジェクト「カタストロフィと正義」、立命館大学地域社会研究会、立命館大学まちの居場所研究会、つながる左京

後援

京都市、京都府

問い合わせ

問い合わせアドレス: machi.ibasyo★gmail.com (★→@)

立命館大学生存学研究センター事務局
住所:〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
電話番号:075-465-8475
FAX:075-465-8245

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