International Open Workshop Media Design in East Asia/東アジア・メディアデザイン研究会 公開国際ワークショップ

Media Design Transcend Time and Space
時空を超越したメディアデザイン


プログラム

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日時・場所

日時:2021年2月23日(火)13:50〜18:30(UTC+9)/北京時間12:50〜17:30
場所:Zoom Room 13:20-

言語:英語、中国語(日本語通訳あり)

主催

日本・立命館大学大学院先端総合学術研究科 院生プロジェクト「東亜メディア・デザイン研究会」
中国・ハルピン師範大学メディア学院(Harbin Normal University Institute of Media)

Program

  • 13:50-14:00 Greeting 開場挨拶
    Commentator: Prof. Yumi Kim Takenaka 竹中悠美(表象領域教授)
    Moderators: Xian Zhang 張憲(立命館大学大学院先端総合学術研究科表象領域)
  • 14:00-15:30 Prof. Hui Wang 王絵
    “中东铁路上的交融——20世纪上半叶东西洋艺术在哈尔滨的传播与影响”
    15:30-15:45 Discussion
  • 15:45-15:50 Break

  • 15:50-16:50 Prof. Qingfa Yang 楊清髪
    “Cover Girl: The Most Beautiful Consumer Goods”
    16:50-17:05 Discussion
  • 17:05-17:10 Break

  • 17:10-18:10 Prof. Yiping Zhang 張宜平
    “Emancipation of Creativity in A.I. Age: How Artificial and Data Intelligence Empowers Digital Media Design”
    18:10-18:25 Discussion
  • 18:30 Closing

お問い合わせ先

張憲(E-mail: luridglow[at]gmail.com)
※atを@に変更してください

ポスト世俗化の時代からみた社会のありよう: デイヴィッド・ライアン『ジーザス・イン・ディズニーランド』刊行企画


プログラム

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日時・場所

日時:2021年3月4日(木) 14:00-16:45 (開場 13:50)
プラットフォーム:Zoom(オンライン)
参加費無料・事前予約制

主催者

立命館大学先端総合学術研究科2020年度院生プロジェクト・思想の思想研究会

企画趣旨

ポストモダンの時代においてディズニーは、多文化多種族共生やジェンダーをめぐるさまざまな問題をベースにした作品を発表していった。そしてそのことは、個々の多種多様な価値観の尊重と結びつくことで、これからの生き方の構想を示している。
他方で、ディズニーランドは消費社会下で作られたテーマパークであり、個人の主体性な選択の一つのなかで、人々を惹きつける場となっている。
デイヴィッド・ライアンは、この状況を宗教的観点から検討することで、ポスト世俗化の新たな可能性について探求した。
本企画は、ライアンの著書『ジーザス・イン・ディズニーランド』の訳者を招いて、ライアンの思想や議論の射程を探る試みである。

プログラム

  • 第一部
  • オープニング
    訳者一同(大畑・小泉・芳賀・渡辺)による報告
    コメント(箱田)
    小休憩

  • 第二部
  • コメント(清水)
    質疑応答
    全体討議
    クロージング

報告者

大畑凛(大阪府立大学)
小泉空(大阪大学)
芳賀達彦(大阪府立大学)
渡辺翔平(大阪府立大学)

コメンテーター

清水知子(筑波大学)
箱田徹(天理大学)

司会

安田智博(立命館大学)

登録方法について

登録方法:Google Form
https://forms.gle/62CwoM2SJEMeGH8N7
2021年3月2日(火)までに、ご登録下さい。
Zoomの回線の都合上、先着80名までとなります。
大変恐縮ですが、定員に達した場合は、受付は終了となります。
→ご登録いただけたら、参加に必要なURLを、前日の午後にお送りします。
※登録の際に注意していただきたい点
トラブルが生じるおそれがあるため、当日Zoomをご利用される際のお名前と、申込でご登録されるお名前を同じものにして下さい。
Google Formから返信が必ずあります。返信がない場合は下記の問い合わせ先まで、ご連絡下さい。

その他注意していただきたい点

必ず、ビデオとマイクをオフにして下さい。
※Zoomのご利用が初めての方は、事前に接続テストができます。 https://zoom.us/test
手話通訳が必要な方は、表示方法を「スピーカービュー」ではなく「ギャラリービュー」とすることをお勧めいたします。
※参加者のビデオの右肩にある「…」(設定ボタン)で「ビデオオフの参加者を非表示」にしていただくと、ビデオがオンの状態にある「発表者」の画面と「手話通訳者」の画面が大きく表示されます。
※スピーカービューやギャラリービューに切り替えて、見やすい方法でご視聴ください。
視聴者の機材や通信環境により、映像や音声の乱れ、停止等が起こる場合があります。特にWi-Fi/無線LAN環境で視聴される方はご注意下さい。
携帯電話回線での視聴は推奨しません。やむを得ずスマートフォン等で視聴される場合はデータ通信の上限にご注意下さい。

お問い合わせ先

dement0794[at]gmail.com(安田)
※atを@に変更

報告者プロフィール

大畑凜(おおはた・りん)
大阪府立大学大学院博士後期課程。著書に『軍事的暴力を問う――旅する痛み』(共著、青弓社、2018年)、論文に「責任と原則――戦後責任論争の現在」(『福音と世界』2020年9月号)、「人質の思想――森崎和江における筑豊時代と「自由」をめぐって」(『社会思想史研究』44号、2020年)等。

小泉空(こいずみ・そら)
大阪大学大学院博士後期課程。論文に「はかなきものたちのために――ジャン・ボードリヤールの68年論」(『年報カルチュラル・スタディーズ』Vol. 8、2020年)、「居住不可能なところに住むこと――ヴィリリオの空間論」(『人間社会学研究集録』12号、2017年)等。

芳賀達彦(はが・たつひこ)
大阪府立大学大学院博士後期課程。論文に「警察と顔役――大阪市内闇市の組織化に関する考察」(『人間社会学研究集録』2018年13号)。訳書にデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』(共訳、岩波書店、2020年)等。

渡辺翔平(わたなべ・しょうへい)
大阪府立大学大学院博士後期課程。論文に「『アスペルガー』と改善の物語――素人専門家による自閉症スペクトラム障害の描写の一例」(『人間社会学研究集録』15号、2020年)等。

コメンテーター プロフィール

清水知子(しみず・ともこ)
筑波大学人文社会系准教授。専門は文化理論、メディア文化論。著書に『文化と暴力ー揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『ディズニーと動物ー王国の魔法をとく』(筑摩選書)、訳書にデイヴィッド・ライアン『911以後の監視』(明石書店)、ジュディス・バトラー『アセンブリー行為遂行性・複数性・政治』(共訳、青土社)、A.ネグリ/M.ハート『叛逆ーマルチチュードの民主主義宣言』(共訳、NHKブックス)等。

箱田徹(はこだ・てつ)
天理大学人間学部総合教育研究センター 准教授。著書に『フーコーの闘争――〈統治する主体〉の誕生』(慶應義塾大学出版会)。訳書にユルゲン・ハーバーマス/チャールズ・テイラー/ジュディス・バトラー/コーネル・ウェスト/クレイグ・カルフーン 著, エドゥアルド・メンディエッタ/ジョナサン・ヴァンアントヴェルペン 編『公共圏に挑戦する宗教──ポスト世俗化時代における共棲のために』(共訳、岩波書店)等。

オンラインシンポジウム「東日本大震災。百年経ったら―記憶・継承・忘却―」


プログラム

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企画趣旨

本シンポジウムは、東日本大震災直後の福島市でおこなわれた《プロジェクトFUKUSHIMA!》の映像記録を、制作に関わった大友・藤井両氏とともに10年後の現在に見直し、「災害/緊急事態とアート」という喫緊の課題、さらに「出来事とアート」という普遍的な問題を思考します。
なぜなら、放射能であれパンデミックであれ、人びとを生物としての生へと縮減しようとする諸力への抵抗であり、その抵抗が残す爪痕がアートだからです。
しかし、10年前の東日本大震災を現在のコロナ禍と重ね合わせるとき、「災後」という視点からの相対化、つまり出来事と時間という歴史をめぐる問題を明示的に導入する必要性に私たちは思い至りました。
そこで、この映像作品の宛先である「100年後の未来」を起点にメディア研究者とともに振り返ることで、震災から10年を経た現在を見直し、災害の記憶・継承、そして忘却をめぐってアーティストと研究者が討論を行います。アートに関する議論と同時に、メディアを通じて何が継承され何が忘却されるかの集合的記憶の力学も扱うことで、新たな視界が開かれるでしょう。
それは、生物としての生に縮減されない生存のあり方と技法を発明することでもあるはずです。

日時・場所

日時:2021年3月17日(水) 14:30開場 15:00開始 18:00終了予定
詳細はこちら:https://www.ritsumei-arsvi.org/news/news-3484/
お申し込みはこちらから:https://bit.ly/2ZkEUS9

会場:オンライン(zoom)
参加費:無料 
*情報保障が必要な方のために文字通訳が入ります

主催等

主催:立命館大学東日本大震災シンポジウム実行委員会2021
共催:立命館大学生存学研究所
後援:立命館大学大学院先端総合学術研究科
協力:DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space

司会

美馬達哉      立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授
マーティン・ロート 立命館大学大学院先端総合学術研究科 准教授
有馬恵子      立命館大学大学院先端総合学術研究科 博士課程

プログラム

  • 15:00- 第1部
  • 大友良英・藤井光対談 「災害/緊急事態とアート――東日本大震災から10年を経て」

  • 16:05- 第2部 講演
  • 水出幸輝 「災害の来し方、行く末」
    飯田豊 「コミュニティメディアの考古学――初期ビデオアート、CATV、災害の記録」
    藤井光 「想起の技術」

  • 17:30- 第3部 全体討議と質疑応答
  • 18:00- 終了予定
2020年度 SOGI研究会 公開研究会「性・アート・リレーションシップ」

SOGI研究会 公開研究会「性・アート・リレーションシップ」

SOGI研究会ポスター2020年度

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1980年代から90年代にかけて日本でも、HIV感染者に対する偏見的な報道などエイズをめぐる社会問題がつぎつぎと現われていた。そうした社会状況の中、京都市左京区で芸術家集団「ダムタイプ」によるパフォーマンス・アート《S/N》(1994年初演)が創作された。本作品が創作された社会的文脈や、作品の詳細な分析を通じて明らかになったことは《S/N》はエイズをめぐる問題を契機として他者とのコミュニケーションの在り方の変革を試みてきたのではないか、ということだ。

また、 《S/N》 はアイデンティティをめぐるアートでもあると竹田氏は分析する(『生きられるアート』)。《S/N》 におけるパフォーマティヴなコミュニケーションはアイデンティティの変化可能性を示唆する。《S/N》 という「生を発明しつづける」まさに「生きられるアート」を通じて、カミングアウト、アイデンティティやコミュニティの可能性について竹田氏の講演をもとに議論していくことにしたい。

 

開催日時 2021年2月13日(土) 14:30~17:00(開場14:00)
開催形態 オンライン開催(Zoom利用)
参加無料・事前予約制

スケジュール

14時00分 開場
14時30分~14時40分 挨拶、研究会の主旨
14時40分~15時40分 講演(50分+10分質問)
15時40分~16時00分 休憩(20分)
16時00分~16時30分 院生(長島、欧陽)の発表
16時30分~17時00分 ディスカッション (約30分)

講演者:竹田恵子(お茶の水女子大学 グローバルリーダーシップ研究所)
講演:「生アート《S/N》・アイデンティティ・コミュニティ」
お問い合わせ先:gr0371ri[at]ed.ritsumei.ac.jp (欧陽)(※atを@に変更)

 

竹田先生のご著書『生きられる「アート」パフォーマンス・アート《S/N》とアイデンティティ』(2020年、ナカニシヤ出版)に事前にお目通しいただくと、より理解が深まるかと思います。