研究ワークショップ「レフト・リバタリアニズム」の可能性

研究ワークショップ「レフト・リバタリアニズム」の可能性
 

日時・場所

日時:2016年11月12日(土) 13:00-18:00 
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館403・404

 
◆一般公開◆ 参加無料、申込不要
 

招聘者

ヒレル・スタイナー(マンチェスター大学名誉教授・アリゾナ大学訪問研究教授)
 
大澤 津 (北九州市立大学)
蝶名林 亮(東洋哲学研究所研究員・創価大学非常勤講師)
 

使用言語

英語(通訳なし)
 

主催

立命館大学大学院先端総合学術研究科
   

開催趣旨

 今回の企画では、自己所有権を基点とする権利論と平等論の無矛盾性を、犀利な権利論を通じて示そうとするレフト・リバタリアニズムの第一人者ことヒレル・スタイナー先生(マンチェスター大学名誉教授・アリゾナ大学訪問研究教授)をお招きし、レフト・リバタリアニズムの可能性について幅広く検討します。
 具体的には、レフト・リバタリアニズムが、グローバルに広がる格差や遺伝が関わってくる不平等といった、今日において先鋭的に問われている問題にどのように応答しうるのかについて、詳しく検討します。
 

お問い合わせ

 立命館大学独立研究科事務室(〒603-8577京都市北区等持院北町56-1)
 TEL: 075-465-8348

 

「アクセス」できるって、どういうこと?
――国連障害者権利条約第9条から、すべての人のアクセシビリティを考える

先端総合学術研究科2016年度 パートナーシップ委員会企画 
「アクセス」できるって、どういうこと?――国連障害者権利条約第9条から、すべての人のアクセシビリティを考える

 

日時・場所

日時:2016年10月31日(月) 11:00-13:00 
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館303・304

 
◆一般公開◆ 参加無料、申込不要
 

招聘者

河村 宏氏(DAISYコンソーシアム理事・NPO法人支援技術開発機構副理事長)
 

主催

立命館大学大学院先端総合学術研究科
   

開催趣旨

日本は2014年、国連障害者権利条約(以下、障害者権利条約)を締結しました。2016年秋現在、締結の前提となった国内法は、すべて施行されています。

では、障害者権利条約は、障害者のためだけにあるのでしょうか?
 
障害者に対する「合理的配慮」は、「思いやり」や「親切」と何が違うのでしょうか? 
 
本企画では、障害者の知と情報へのアクセスに関する国内外での活動を長年にわたってリードしてきた河村宏氏(DAISYコンソーシアム理事長)に、障害者権利条約第9条「アクセシビリティ」を中心に、障害者権利条約と健常者社会にとっての意義を解説いただき、参加者も交えて討論を行います。
 

情報保障

なお、読み取りや聞き取りのサポートとして
■拡大資料
■資料のテキストデータ
■PCテイク(要約筆記)
■手話通訳
のご要望がございましたら、10月14日(金)までにsentan01[at]st.ritsumei.ac.jp ([at]をアットマークに変えてください)
までご連絡いただければ準備いたします。
 

お問い合わせ

 立命館大学独立研究科事務室(〒603-8577京都市北区等持院北町56-1)
 TEL: 075-465-8348

 

2023年度イベント

>2023年度 SOGI研究会 公開研究会
「プライドパレードをめぐる議論と戦略の変遷」

2023年度SOGI研究会 公開企画

【日時】
2024年2月 20日(火)13:00~16:00

【参加方法】
入退室自由、事前申し込み不要

【場所】
Microsoft Teams

【講師】
斉藤巧弥 (札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科)

【プログラム】

12:30 Teams開場
13:00~13:05 開始:挨拶、研究会の主旨、先生の紹介
13:05~14:05 斉藤先生の講演
14:05~14:25 質問時間
14:25~14:35 休憩
14:35~15:00 院生発表(OUYANG)
15:00~16:00 総合ディスカッション 

【主催】
立命館大学大学院先端総合学術研究科・院生プロジェクト「SOGI 研究会」

【お問い合わせ】
gr0371ri@ed.ritsumei.ac.jp(OUYANG)

Open Workshop: Filmed Arts in East Asian Cinema 東亞電影中的文化芸術

文学・美術・音楽・野球という文化芸術を描いた東アジアの映画をめぐってトランスナショナルな主題と表現、そして映画のメディア性を論じます。

【日時】2024年2月22日 13時~17時

【場所】立命館大学衣笠キャンパス平井嘉一郎記念図書館 シアタールーム
参加申込制

 

【講演者・講演題目】

・竹中悠美(立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授 / 研究代表者)
「日曜日の散歩者」における「七つの詩」――台湾とシュルレアリスム、 あるいは瀧口修造――

・高畑和輝(先端総合学術研究科一貫制博士課程)
武満徹の「庭」をめぐる映画音楽――『夢窓 庭との語らい』を中心に

・田之頭一知(大阪芸術大学 教授)
武満徹の音楽における想像的自然:音楽を生み出す〈隔たり〉としての〈間〉の観点から

・後山剛穀(先端総合学術研究科研究生)
賈樟柯映画における記憶の想起――『帰れない二人』を中心に

・根岸貴哉(先端総合学術研究科研究指導助手)
野球史の観点からみた『KANO――1931 海の向こうの甲子園』

・荒木慎太郎(先端総合学術研究科一貫制博士課程)
日本映画における〈不良〉の表象――ヤクザ映画との比較から

・吉田馨(大手前大学 講師)
映画にみるお伽噺の七変化――たぬき御殿今昔物語――

・ゲストコメンテーター:上倉庸敬(大阪大学 名誉教授)

 

【主催】 立命館大学アジア・日本研究所 重点プログラム
「ポストメディア時代における東アジアの文化芸術研究」ユニット

【協力】 立命館大学大学院 先端総合学術研究科

【申込方法】
以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
なお会場の定員数により、先着30名とさせていただきます。
申込フォームはこちら

第1回 立命館先進研究アカデミー(RARA)シンポジウム

地球危機の時代に、どう挑むべきか―――

異分野をつなぐ「総合知」を目指して

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【日時】
2024年1月25日(木)14:00-16:00

【企画趣旨】
立命館大学では、2030年に向けた立命館の学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」の下、次世代研究大学の実現に向けて歩みを進めています。この大志を現実のものとし、未来社会に新しい価値をもたらすべく、立命館大学のさらなる研究高度化を牽引する仕掛けとして立命館先進研究アカデミー(RARA)を設立しました。
このたび、RARAにおける活動で得られた研究成果の発信 の一環として第1回となるオンラインシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、歴史学者として知られる東京大学史料編纂所の本郷和人教授をゲストに招き、RARAフェローに任命されている先端総合学術研究科の小川さやか先生とともに時空と領域を超越し、わたしたちを取り巻く「危機」について縦横無尽に洞察します。
RARAが取り組む「総合知」の新たな挑戦として、気候変動から国内外の課題、人々の心のあり方まで、RARAが「知の結節点」となり、本郷教授らとともに過去と未来を結びつけ、学際的かつ深遠なアイデアで「危機」に対峙します。是非ご参加ください。

【登壇者】
東京大学史料編纂所・教授 本郷和人氏
立命館大学先端総合学術研究科・教授 小川さやか
立命館大学古気候学研究センター長 中川毅
(司会)理工学部ロボティクス学科・教授 岡田志麻

【オンライン視聴申込】
https://rararits01.peatix.com/

パートナーシップ委員会企画イベント 「衣笠研究科交流フォーラム:つながる院生・ひろがる研究」

2023年度 立命館大学大学院 先端総合学術研究科
パートナーシップ委員会企画イベント
「衣笠研究科交流フォーラム:つながる院生・ひろがる研究」

◇開催日時
2023年12月15日(金) 17:30~19:00(予定)

◇場所
立命館大学衣笠キャンパス諒友館食堂1階
途中入退場自由・申込不要

◇企画趣旨
立命館大学大学院学生育成目標では院生の分野横断的な研究交流・協力が推進されており、とりわけ先端総合学術研究科では「プロジェクト型大学院」のもと研究・教育が実施されています。しかしながら、コロナ禍を経た現在、院生同士や教員とのオープンな場での交流機会が減少しています。そこで本企画では文学研究科、法学研究科、映像研究科、社会学研究科、国際関係研究科、先端総合学術研究科の6研究科から総勢24名の院生が、それぞれの研究科と個人の研究を紹介し、会場参加者との対話・交流を行います。他研究科にある近接領域や、他分野との出会いの中で参加者のディシプリンを確立・再考する機会を提供いたします。

※ポスターセッションとは
発表者が伝えたいことを一枚の大判ポスターにまとめて掲示し、来場者に対面で説明する形式の研究イベントです。

◇主催
立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会

「食の文化変容研究会」日韓の食文化比較 ボクらは同じものを食べている

【日時】
2024年1月14日(日) 15時00分~17時30分

【概要】
本研究会では「伝統の創造」というワードから、一見伝統と考えているものも必ずしも実はそうでもないことについて学んできました。それは食においてもそうです。皆さんが普段当たり前に食べているものもそういうものが多いです。これらについて学んだうえで本研究会では八田靖史様をお招きして、日韓の食の事例から普段当たり前に食べているものに関して、改めて再考する機会を持ちたいと今回企画しました。

【講師】
八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)

プロフィール

慶尚北道、および慶尚北道栄州(ヨンジユ)市広報大使。ハングル能力検定協会理事。1999年より韓国に留学し、韓国料理の魅力にどっぷりとハマる。韓国料理の魅力を伝えるべく、2001年より雑誌、新聞、WEBで執筆活動を開始。トークイベントや講演のほか、韓国グルメツアーのプロデュースも行っている。

【場所】:立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館講義室

【主催】:立命館大学大学院先端総合学術研究科「食の文化変容研究会」

【参加方法】参加費無料 *要事前申込制

お申し込みはこちらから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScr7DFrn1xzGCu4fJ8ZvolmupMcnJk2ZRkAFE0y5xG7D4M4jA/viewform

【お問い合わせ先】
gr0263px@ed.ritsumei.ac.jp(今里)
または
X(Twitter)今里個人アカウント @imari_busanにDM

2023年度 院生プロジェクト SOGI研究会 公開研究会

「Bear Study&Queer Geography」

2023年度 SOGI研究会 公開研究会

【日時】
2023年12月9日(土)17:00~20:00

【参加方法】
入退室自由、事前申し込みなし

【場所】
Microsoft Teams
ここをクリックして会議に参加してください

Meeting ID: 476 405 256 903
Passwords: pG2YH8

【Speaker】
Dr. Nicholas McGlynn (University of Brighton, UK)

Dr.McGlynn is a senior lecturer in Geography, School of Applied Sciences. Centre for Spatial, Environmental and Cultural Politics, Centre for Transforming Sexuality and Gender. His current research concentrates on the geographies of the GBQ men’s Bear subculture.
https://research.brighton.ac.uk/en/persons/nicholas-mcglynn

【Programs】
17:00~17:05 Start: Introduction of the Speaker
17:05~18:05 Lecture by Dr. Nicholas McGlynn and Q&A Session
18:05~18:20 Break times
18:20~19:20 Graduate Students’ Presentations
(Sayaka MIYAUCHI/Shanshan OUYANG)
19:00~20:00 General Discussion

【主催】
立命館大学大学院先端総合学術研究科・院生プロジェクト「SOGI 研究会」

【お問い合わせ】
gr0371ri@ed.ritsumei.ac.jp(OUYANG)

立命館大学「少数者と教育」研究会 特別講演会

開催日時:2023年12月2日(土曜日)10:00-12:00

開催場所:オンライン開催(ZOOM)

講師:石川憲彦先生(精神科医)

講演テーマ:「就学闘争を振り返って——医療現場で感じたこと——」

対象者:本テーマにご関心のある皆さま

参加費:無料(事前登録制)

参加方法
:以下の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/GqGsSsezmzaJG2nY8
申込締切:2023年12月1日(金曜日)10:00まで

情報保障について
テキストによる文字情報保障を予定しています。

合理的配慮について
上記情報保障以外の合理的配慮をご要望の際、視覚障害等の理由で申し込みフォームからの申込みが難しい場合、問い合わせ先までご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。

問い合わせ先:「少数者と教育」研究会 事務局

メール
gr0529kp@ed.ritsumei.ac.jp (代表:種村光太郎宛て)

主催:「少数者と教育」研究会
共催:立命館大学生存学研究所
※本研究会は、「公益財団法人 生存科学研究所」の研究助成を受けています。

大学院ウィーク企画

チラシ(UDフォント版/デザイン版)

大学院ウイーク企画UDフォント版

大学院ウイーク企画デザイン版

    • 2023年11月10日(金) 19:00-20:30
      トークイベント (Zoom配信) 「過去、未来、大学院のいまを語る」

先端研(先端総合学術研究科)は2003年に、学部から独立した一貫制の大学院としてスタートし、領域を横断する「プロジェクト型」研究を進めてきました。
しかし、その実態は?
プロジェクト型研究でどんなスキルが学べるのか、ディシプリンを超えた協同は難しくないのか、大学院で博士になるメリットや現在の状況は……
20周年を迎えた先端研の教員がすべて答えます。次世代研究大学での学びと研究についてのスリリングな意見交換をお楽しみに。

    • ご参加はこちら → Zoom

ミーティングID: 947 2926 3263
◆多くの方が参加できるよう、接続するデバイスは1つでお願いします。

公開ワークショップ「東アジア美術の家領域における表と奥」

【日時】
2023. 11. 16(木)13:00~18:00

【会場】
立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階 研究会室1

【言語】
日本語発表(英語要旨あり)と英語発表(和訳原稿あり)

【概要】
立命館大学アート・リサーチセンターの研究プロジェクト「ARCデータベースを活用した家庭内視覚文化研究」は、Public Sphere(公共圏)に並置するDomestic Sphereとして、住居、家庭、家族、家系を含む東アジアの〈家〉の領域に関わる芸術と視覚文化の研究を目的としています。今回の公開ワークショップはテーマを「表と奥」とし、「表面」と「奥行き」という空間表現の問題や、外部に開かれた「表」と内部で閉ざされた「奥」と持つ〈家〉の物理的、社会的、そして心理的な二重構造に注目して、各自の研究を発表するとともに、海外から招聘したゲストスピーカーの講演も含めて、オープンな議論を行います。

【プログラム】
13:00-13:05 開会の挨拶 
Opening Remarks
赤間亮 Ryo Akama
立命館大学アート・リサーセンターセンター長
Director of The Art Research Center, Ritsumeikan University

13:05-13:40 趣旨説明、絵の中の窓─空間の枠付と装飾性から
Keynote, Windows in Pictures : On the Framing of Space and the Decorativeness
竹中悠美 Yumi Kim Takenaka
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授/プロジェクト代表者
Professor, Graduate School of Core Ethics and Frontier Sciences,Ritsumeikan University / Project Leader

13:45-14:25 長江家旧蔵写真資料にみる「内」と「外」の二重性
The Duality of “Inside” and “Outside” Seen in the Nagae Family’s Photographs
高橋千晶 Chiaki Takahashi
同志社大学文学部嘱託講師
Lecturer, Faculty of Letters, Doshisha University

14:30-15:10 近代歌舞伎における家族の群像―豊臣家終幕の錯乱と正気
Family Portraits in Modern Kabuki : Sanity and Insanity at the Downfall of the Toyotomi Family
嶋津麻穂 Maho Shimazu
立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程/NEXT学生フェロー
Doctoral Student at Graduate School of Core Ethics and Frontier Sciences,
Ritsumeikan University / NEXT Student Fellow

15:10-15:30 休憩 Tea Break

15:30-16:10 屛風の中の内なる世界:韓休墓の墓室壁画における論理
The Inner World inside the Folding Screen : A Study on the Underling Logic of Tomb Chamber Murals in Han Xiu’s Mu (韓休墓)
西林孝浩 Takahiro Nishibayashi
立命館大学大学院文学研究科教授
Professor, Graduate School of Letters, Ritsumeikan University

16:15-17:45 招聘講演、幸福と繁栄への願い――ベルリン美術館のチェッコリ屏風における本と物をめぐる研究
Invited Lecture, Dreaming of Happiness and Fertility : A Study on Books and Objects on the Chaekgeori Folding Screen in the Berlin Museum
ジョンヒ・リー=カリッシュ Jeong-hee Lee-Kalisch
ベルリン自由大学歴史文化学部美術史研究所名誉教授
Professor Emeritus, Institute of Art History, Department of History and
Cultural Studies, Freie Universität Berlin

17:45-18:00 ディスカッション Discussion

18:00 閉会 Closing

 

【主催】
立命館大学アート・リサーチセンター研究拠点形成支援プログラム
「ARCデータベースを活用した家庭内視覚文化研究」

【共催】
立命館大学大学院先端総合学術研究科

MMD研究会「失語症が生じた後の生活と実際」

この度、MMD研究会では、2023年度公開研究会を行いますので、お知らせいたします。
今回は、失語症の当事者であるオオノ キョウコさん、森本 祐治(モリモト ユウジ)さんより、「失語症が生じた後の生活と実際」というテーマでご講演をいただきます。

〇日程・内容
日時: 2023年11月26日(日)10:00~11:30
会場: Zoom(9:45以降入室可能)
*なお、研究会の内容は、記録のため録音・録画させていただきます。
*情報保障として、文字情報保障を行います(希望者にだけ文字情報保障の画面が表示できるよう対応します。申し込みフォームで希望をお知らせください。)。

10:00 開会挨拶 大谷いづみさん(立命館大学生存学研究所 所長)
10:07 失語症サロンペチカの紹介と説明 澤岡友輝さん(司会・MMD研究会 院生代表者)
テーマ「失語症が生じた後の生活と実際」
10:10 オオノ キョウコさんと司会の対話
10:40 森本 祐治さんと司会の対話
11:10 休憩
11:15 質疑応答
11:25 閉会挨拶 飯田奈美子さん(立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員)

〇講師プロフィール
オオノ キョウコ氏
70歳代女性。失語症発症から10年。言いたい言葉の出にくさ、また特に文字を書いたり読んだりすることの困難感がある。大学の授業等で失語症当事者として話すこともある。

森本 祐治(モリモト ユウジ)氏
60歳代男性。失語症の発症は61歳。病院事務職として約1年前から職場復帰している。

〇参加申込
11月23日(木)までに、下記フォームから参加の申し込みをお願いします。興味のある方であれば所属等は問わず、どなたでもご参加いただけます。
https://forms.gle/9YzLVgzLFw45AzNQ7

*ZoomURLは、後日メールにて送付させていただきます。
なんらかの理由でフォームからの参加申し込みが難しい場合や、当日の参加ができない場合のアーカイブ視聴を希望される場合、下記の問い合わせ先に連絡いただけますと幸いです。
アーカイブ視聴の場合、動画はYouTubeに限定公開し、2週間後に削除する予定です。
動画のURLは、流出などないよう取扱いに十分ご注意ください。

主催:立命館大学大学院先端総合学術研究科院生プロジェクト MMD研究会
共催:立命館大学 生存学研究所
協力:八王子失語症サロンペチカ

現代フランス思想研究会「ドゥルーズ+ガタリのマイナー文学的戦略から問う人文知の『出口』」

フランス現代思想研究会
<開催日時・会場>
【第一弾:思想編】

2023年11月5日(日)13:00~16:00(開場:12:30)
会場:立命館大学 衣笠キャンパス 究論館 プレゼンテーションルーム
ゲスト講師:小林卓也氏(ソトのガクエン代表)
講演「知と実践を(再び)結びつけるもの ——ドゥルーズ+ガタリ『カフカ』的マニエリズムから」

【第二弾:創作編】
2023年11月25日(土)13:00~16:00(開場:12:30)
会場:立命館大学 衣笠キャンパス 究論館 プレゼンテーションルーム
ゲスト講師:髙橋耕平氏(アーティスト)
講演「切断のあとで ——2000年代の自作をめぐって」

<公開研究会のコンセプト>
【第一弾:思想編】

冷戦が終焉した以降の世界では、人文知は実践的な価値を見失い、現代ではもはや役に立たない単なる「知識」に落ちぶれてしまったと言っても過言ではないでしょう。そのような現代的な状況の中で、それでも人文系を志してしまった者は、このような時代の変化に応じてサバイバルする方法を模索しなければなりません。

つまり、私たち大学院生は、「博士論文を書く」という目標をクリアするだけにとどまらず、「その研究内容を社会にどのように還元するか」を考えることが求められているわけです。

そのような時代状況の要請に応えるのはもちろんのことですが、さらに私たちが所属しているのは一般的な大学院ではなく、「先端総合学術研究科」です。したがって、一般的な大学で行われているような、研究テーマとなる分野の専門的かつ最新=「先端」の情報に精通するだけでなく、情報を領域横断的=「総合」的に判断する能力を鍛え、さらにそこから新たなフロンティア=「出口」(D+G『カフカ』でキーワードとなる語です)を開拓し、社会的な実践を思考することが、ここ、「先端」「総合」学術研究科では求められているわけです。

では、そのような「出口」を見出すにはどうしたら良いのか。
今回の公開研究会第一弾では、ドゥルーズ研究者として現在は京都産業大学で教鞭を執りつつも、その「ソト」で、私塾「ソトのガクエン」を運営している小林卓也さんをお呼びし、自身の「出口」である私塾の活動と、研究の関係性についてお話ししていただきます。その上で全体討議として、これまでに研究会で行った『カフカ』の議論をもとに、「自身の研究成果を社会的に役立つ形でどのように活用していくのか」という問題を、さらに深掘りします。

【第二弾:創作編】
ドゥルーズとガタリは『カフカ』において、カフカの創作について議論しており、特に、(例えばラカンにおける「ファルス」のような)特権的な意味作用から逃走すること、つまりは、(芸術)作品に対して一つの固定的な解釈を生み出そうとするあらゆる試みを妨害することがひとつのテーマになっています。

ドゥルーズとガタリによれば、カフカ作品というのは、例えば「カフカ=不条理文学」といったレッテルを貼り、一義的に解釈することを求めているのではないと言います。そうではなく、カフカ作品が私たちに提案しているのは、むしろ「解釈」という凝り固まった意味作用の結びつきをほどき、新たな「地図」を見つけ出す実験をしている(=「マイナー文学」と呼ばれます)と言うのです。

このドゥルーズとガタリのカフカ読解から、本研究会で議論になったのは、カフカのような「一義的な解釈や意味作用からの逃走」という実践は、カフカ以外であればどのようなものが当たるのか? また、この戦略というのは実際にはどのように応用可能か?ということです。ここでは特に、時間芸術である映像作品に着目し、議論しました。

そこで、今回の公開研究会第二弾では、京都を拠点に活動するアーティストの高橋耕平さん(映像を反復・複製することから発生するズレをテーマにした作品で知られる)をお呼びし、高橋さんのご自身の作品や、創作活動のプロセス等についてレクチャーをしていただきます。その上で、これまでの研究会で行ってきた『カフカ』の議論をまとめて発表し、カフカ以外の「マイナー文学的戦略」として、現代ではどのような「創作」が可能なのか、実際の芸術実践の側面から探ります。

〇参加申込
イベント当日までに下記フォームから参加の申し込みをお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScnFb2lQ05x98syHyLMMB6_6Da-GkAVkbbSAVz1C_MPdZGA4Q/viewform

〇主催
立命館大学大学院 先端総合学術研究科 「フランス現代思想研究会」
問い合わせ:北村公人
gr0583pr@ed.ritsumei.ac.jp

先端総合学術研究科 ホームカミングデー2023

ホームカミングデー2023チラシ
日時:2023年7月23日(日) 16:00~17:30
場所:創思館カンファレンスルーム

ZOOM配信あり
二人の修了生をお招きして、博士号取得後のキャリアチェンジ等についてお話ししていただきました。
会場・オンライン合わせて、50名弱の院生と修了生が参加し、活発な質疑応答も行われました。

◆田野葉月さん<表象領域出身>
滋賀県立美術館主任学芸員

講演:「美術館学芸員としての15年間」
<略歴>
2009年立命館大学大学院先端総合学術研究科修了(表象領域)。
2009年4月より2021年3月まで島根県立美術館にて学芸員として勤務。
2021年4月より滋賀県立美術館にて学芸員勤務、現在に至る。
小茂田青樹展など日本画の展覧会を手がけ、また近代版画のコレクションも担当。
◆永田美江子さん<共生領域出身>
日本大学短期大学部(三島校舎)ビジネス教養学科教授
講演:「先端研に愛を込めて~社会人院生が先端研で学んだこと~」
<略歴>
日本大学短期大学部ビジネス教養学科教授。京都市生まれ。立命館大学大学院先端学術研究科修了。
立命館大学文学部史学科西洋史学卒業後、ホテルのコンシェルジュ、経営コンサルタント会社、平安女学院国際観光学部教授を経て現職。

ホームカミングデー2023の様子
ホームカミングデー2023の様子

〈院生プロジェクト2023スタートアップ報告会〉
2023年度に採択された院生プロジェクトがそれぞれブースを出し、活動内容や今後の予定について報告しました。
院生プロジェクト2023スタートアップ報告会の様子
院生プロジェクト2023スタートアップ報告会の様子

2023年度に採択された院生プロジェクトがそれぞれブースを出し、活動内容や今後の予定について報告しました。
正規のメンバーでなくとも参加は可能ですので、一緒に研究する仲間を見つける参考にしてください。

各プロジェクトの資料は  >>こちら 

ホームカミングデー2023の様子 会場には先端研修了生の著作も展示しました。

 

院生プロジェクト「マルチモーダル人類学先端研究会」主催
Anthro-film Laboratory 49
交渉するマルチモーダル人類学 ― 映像とテクストの〈あいだ〉、人類学知と先住民知の〈あいだ〉

日時:2023年7月9日 13:00-17:50
第1部:映像上映 (開場12:30) 13:00-14:00
第2部:ディスカッション 14:30-17:50
会場:立命館大学衣笠キャンパス 充光館シアター型教室(JK001)
〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町56−1
https://goo.gl/maps/QFZXrxDPTEv2w1vS6
予約:https://forms.gle/Mt2mWpM1DqJk224VA(応募多数の場合は先着)

ブックローンチ・国際シンポジウム CAPTURE JAPAN 1952年以後の日本 その視覚文化とグローバルな想像力

2023年 5月27日(土)13:00~
会 場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
言 語:日本語・英語
◆同時通訳あり(Zoomに接続可能なデバイスとイヤフォンをご持参ください。Free-Wifiの提供はございません)

企画:竹中悠美、マルコ・ボーア
共催:立命館大学大学院先端総合学術研究科
立命館大学アジア・日本研究所重点研究プログラム「東アジアの文化芸術研究」ユニット
助成:JSPS科研費 JP17K02300

公開シンポジウム 装いから知る花街今昔

公開シンポジウム 装いから知る花街(かがい)今昔

「装いから知る花街今昔」フライヤー画像

日時・場所

日時:2016年11月6日(日) 13:00-16:00 開場12:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

◆一般公開◆ 参加無料、申込不要、定員50名〔先着順〕

ゲストスピーカー

南 登美子 (京都美容文化クラブ会長、有職美容師)

パネリスト

溝縁 ひろし (日本写真家協会会員、フォトハウス・ぶち)
加藤 政洋 (立命館大学文学部、准教授)
田中 圭子 (東京都教育委員会、学芸員)

司会

松田 有紀子 (国立民族学博物館、日本学術振興会特別研究員PD)

主催

科学研究費助成事業特別研究員奨励費
「花街の担い手コミュニティの日常的実践に関する歴史人類学的研究」(代表:松田有紀子)

共催

立命館大学大学院先端総合学術研究科

開催趣旨

 京都が誇る「伝統」の象徴と謳われる舞妓(まいこ)、芸妓(げいこ)。そしてその営業の場である花街。近世から現在にいたるまで、移り変わる時代に合わせて、花街で生きる人々は自らのあり方を変容させながら存続してきました。2020年の東京オリンピック開催が間近に迫り、日本の文化が取りざたされる昨今、京都という都市に今も息づく花街の「伝統」に、国内外からの関心が集まっています。
 本シンポジウムでは、この様な現状をふまえ、変容し続ける花街における「伝統」の核心について装いという視点から迫ります。その上で、どのような形でもって「伝統」を次世代に継承するかという問題について、一般の参加者を交えて検討します。

 第一部では、「花街の昔を振り返る―装いという視点から」と題して、戦前から昭和40年代までの花街の習俗を記録した絵画や写真をとりあげます。京都、とりわけ祇園町の舞妓や芸妓たちを被写体として撮影を続けてこられた写真家の溝縁ひろし氏、都市空間における花街の機能について研究されている文化・社会地理学者の加藤政洋氏、美術史の観点から京美人の表象を研究されている田中圭子氏に、それぞれの知見からご発表いただくとともに、祇園町の美容師として数十年にわたって舞妓たちを間近で支えてこられた南登美子先生のお話から、高度経済成長期を経て今もなお変容し続ける花街のいとなみを振り返ります。
 また第二部では、上記の登壇者を中心に、「花街の今と、次世代への『伝統』の継承」というテーマを掲げ、舞妓、芸妓を支える人々を取り巻く状況の変化から花街の今と未来について考えるパネルディスカッションを催します。

プログラム

 13:00-13:15 開会あいさつ、ゲストスピーカーおよびパネリスト紹介

第一部 上映会「花街の昔を振り返る―装いという視点から」

 13:15-13:30 解説「絵画のなかの舞妓、芸妓」田中圭子
 13:30-13:45 解説「高度経済成長期前における祇園の風景」溝縁ひろし
 13:45-14:00 解説「昭和35年祇園祭の《ねりもの》~縄手通りの光景~」加藤政洋
 14:00-14:20 講演「装いから振り返る祇園町のいとなみ」南登美子

 14:20-14:35 休憩

第二部 パネルディスカッション「花街の今と、次世代につなぐ『伝統』」

 14:35-14:40 コメント 田中圭子
 14:40-14:45 コメント 溝縁ひろし
 14:45-14:50 コメント 加藤政洋
 14:50-15:55 コメント 南登美子
 14:50-15:30 質疑応答
 15:30-15:45 総括 松田有紀子
 15:55-16:00 閉会あいさつ

*敬称略

お問い合わせ

 立命館大学独立研究科事務室(〒603-8577京都市北区等持院北町56-1)
 TEL: 075-465-8348