マイノリティとマジョリティのディスコミュニケーション研究会 「ただ存在するだけでいい/他者との関わりの 中に自分の生きるをつないでいく」

「ただ存在するだけでいい/他者との関わりの 中に自分の生きるをつないでいく」

 
開催日時・会場
2023年9月30日(土)14:00~16:00
会場:Zoom ※13時45分以降入室可能
※文字情報保障を行います
 

講師:福田暁子(ふくだ あきこ)氏
東京在住の盲ろう者。現在内閣府障害者政策委員会委員、東京女子大学非常勤講師(「ダイバーシティとコミュニケーション」)などを務める。コミュニケーション方法は触手話が中心。使用文字は点字。多発性硬化症のため人工呼吸器と電動車イスを使用。

<講演会の内容>
見えず聞こえない盲ろう者は他者とのコミュニケーションをどのように経験しどのように捉えているのか。通訳・介助者やヘルパー、他の障害者との関わりの中で感じることを福田氏に語ってもらう。

<プログラム>
14:00 開会挨拶 大谷いづみさん(立命館大学生存学研究所 所長)
14:05 講演 講師・福田暁子さん
テーマ「ただ存在するだけでいい/他者との関わりの中に自分の生きるをつないでいく」
質疑応答
15:55 閉会挨拶 飯田奈美子さん(立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員)

〇参加申込
9月28日(木)までに下記フォームから参加の申し込みをお願いします。
https://forms.gle/uCxxd5xrg3FhAHEQ6
登録後、ZoomのURLを後日メールにて送付いたします。

〇共催
立命館大学生存学研究所

問い合わせ:種村光太郎
gr0529kp@ed.ritsumei.ac.jp

ドミニク・ウィルキンソン教授とのラウンドテーブル

ドミニク・ウィルキンソン教授とのラウンドテーブル

 
◇開催日時
 2023年10月12日(木)16:20~18:40(最大19:00)
 
◇開催場所
 立命館大学創思館3階(303・304)+Zoom配信

会場および資料準備の都合がありますので、現地で参加される方は、10月6日(金)までに下記にお申し込みください。
https://forms.gle/uLFgcePfkmqmRfhZ7
 
▼Zoomで参加の方は、当日、以下からお入りいただけます。
https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/99556028492?pwd=Y1A1T1RZMEVvVEp4NDlJK2RLaEE4dz09
ID: 995 5602 8492  パスコード 000000

▼日本語での要約的な通訳あり

 

◇プログラム
座長 美馬達哉

第1部 “日本の終末期医療”
16:20 –
田中美穂(日本医師会総合政策研究機構主任研究員・立命館大学大学院博士後期課程学生)
“The feeling of being a burden to others at the end of life: focusing on policy and social/cultural characteristics in Japan”
「終末期における他者への負担感:日本の政策と社会・文化的特徴に着目して」
16:40 –
ディスカッション

第2部:”苦しむ子どもの倫理”
17:10 –
ウィルキンソン教授によるショートプレゼンテーション
参加者は、対象論文である下記に目を通しておいてください。
対象論文
Wilkinson, D. and Zayegh, A. (2020) Valuing life and evaluating suffering in infants with life-limiting illness. Theoretical Medicine and Bioethics 41:179-196. https://doi.org/10.1007/s11017-020-09532-x
「生命を脅かす病気を有する乳幼児における生命の価値と苦痛の評価」
参考文献
Turnham, H. and Wilkinson, D. (2022) Chapter 24 Ethical Issues and Decision Making for Children: A European Perspective, in K. Wasson, M. Kuczewski (eds.), Thorny Issues in Clinical Ethics Consultation, Philosophy and Medicine 143. https://doi.org/10.1007/978-3-030-91916-0_24
Brick C, Kahane G, Wilkinson D, et al. (2020) Worth living or worth dying? The views of the general public about allowing disabled children to die. J Med Ethics 46:7–15. https://doi:10.1136/medethics-2019-105639

17:30 –
ディスカッション
コメント
笹月桃子(西南女学院大学保健福祉学部)
高橋花子(同志社女子大学看護学部看護学科・立命館大学大学院博士後期課程学生)

18:30 –
閉会の辞
田坂さつき (立正大学文学部)
 

◇ウィルキンソン教授の略歴
ドミニク・ウィルキンソン氏はオックスフォード大学の医療倫理学教授であり、オックスフォード上廣実践倫理センターの医療倫理学部長兼副所長である。オックスフォード大学ジョン・ラドクリフ病院新生児集中治療コンサルタント。ジーザス・カレッジ・オックスフォード上級研究員。
 

◇謝辞
本会議は、科学研究費補助金・学術変革(A)「尊厳学の確立」(2023-2027)の助成を受けて開催する。
 

主催:学術変革領域A「尊厳学の確立」(領域代表者:加藤泰史)
共催:基盤B「生命操作の倫理ー生と死の自己決定をめぐって」(研究代表者:田坂さつき)、立命館大学先端総合学術研究科、立命館大学生存学研究所