千葉 雅也:2020年度業績一覧

著書

・『一等星の詩 最果タヒ展オフィシャルブック』、千葉雅也、「詩とは何か」sou nice
publishing、34-39頁、2020年 8月
・伊藤邦武ほか編『世界哲学史8』、千葉雅也「第三章 ポストモダン、あるいはポスト構造主義の論理と倫理」ちくま新書、73-100頁、2020年 8月
・千葉雅也、『ツイッター哲学——別のしかたで』河出文庫、2020年11月
・小泉義之ほか編『フーコー研究』、千葉雅也「生き様のパレーシア」478-482頁、2021年3月

論文・批評など出版されたもの

・千葉雅也、「思索のノート 日常からの探究」、『信濃毎日新聞』、連載:全12回、2020年4月
・千葉雅也、「マジックミラー」『書肆侃侃房ことばと』(1)、7-18頁、2020年4月
・千葉雅也「[インタビュー]千葉雅也が語る、自己破壊としての勉強と痛みとの共存 「生きることは、プリミティブな刺激を快楽に変換すること」」、『Real Sound』、2020年4月。
・千葉雅也「本当のシンプルとは? 7人の専門家たちによる思考レッスン」(分担執筆)、『VOGUE CHANGE』、2020年 5月。
・千葉雅也「仕事の脱構築」、『Omni-management』29(6)、8-13頁、2020年 6月。
・千葉雅也「人間はそもそも不要不急を本質にしている動物」、『BNL(Business Network Lab)』、2020年 6月。
・千葉雅也「[インタビュー]哲学者が考えていること(5)ネットは哲学 千葉雅也
が見た「接続過剰」社会」、『日本経済新聞』、2020年 6月。
・千葉雅也「しもつけ随想」、『下野新聞』、連載:全5回、2020年7月。
・千葉雅也「非常時の日記」、『文學界』74(7)、173-184頁、2020年7月。
・千葉雅也「制作と生活――坂口恭平『自分の薬をつくる』書評」、晶文社note、2020年
7月。
・千葉雅也、國分功一郎、村上靖彦、熊谷晋一郎、松本卓也「ロビンソン・クルーソーは無人島で誰に最初に出会うのか——統合失調症から自閉症へ」、『精神看護』 23(1)、36-53頁、2020年1月。
・千葉雅也、佐々木敦「「デッドライン」を越えた、その先」、『読書人』(3325)、2020年1月31日。
・千葉雅也「雑書(ざつがき)ノートの頃」、『中央公論』、134(2)、116-120頁、2020年2月。
・千葉雅也、岸政彦、西成彦「学問と文学の間で」、『新潮』117(3)、169-180頁、2020年3月。

その他研究活動

・[討議]今夜もオーバーナイト! vol.02、オンライン、2020年 5月
・[討議]『ことばと』創刊記念オンラインイベント、オンライン、2020年 5月
・[審査員]トーキョーフロントラインフォトアワード2020、2020年 7月
・[討議]動きすぎてはいけない〜UENOYESを哲学する、オンライン、2020年11月
・[討議]研究をデザインする——三人の方法、オンライン(先端総合学術研究科)2020年11月
・[審査員]第3回笹井宏之賞、2020年11月
・[ラジオ出演]Hip-Hop~自分らしく居られる場所~、文化放送、2020年11月
・[テレビ出演]”ぼっちユーチューバー” パーカーさん 人気の理由は・・・、 おはよう関西(NHK)、2020年12月
・[討議]帰ってきた 「欲望会議」! 2020年、〈人類の移行期〉の欲望論、オンライン、2020年12月
・[対談]ポストトゥルースと批評の現在——リー・マッキンタイア『ポストトゥルース』をきっかけに、浄土複合、2020年12月
・[討議]コロナと大学──流行から一年経って見えるもの、オンライン(先端総合学術研究科)、2021年 1月
・東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 2020年度卒業制作講評、オンライン、2021年 1月

2021年度大学院ウィーク関連企画

2021年度 先端総合学術研究科大学院ウィーク

先端研では大学院ウィークに合わせていくつかの企画を開催します。先端研の多様な研究の一端を垣間見ることができるよい機会になるのではないでしょうか。

*先端総合学術研究科進学説明会の日程はこちら

大学院ウィーク企画

 

大学院ウィーク中の見学可能な授業一覧

*これらの授業はすべて、本学学生以外の参加も可能です。お気軽にご参加ください。
2021年度大学院ウィークの授業見学は、対面により開催いたします。

  • 11月8日(月) 2時限目 表象論史 マーティン・ロート (創思館SO303・304)
  • 11月9日(火) 2時限目 表象論Ⅱ 竹中悠美 (創思館SO303・304)
  • 11月10日(水) 3時限目 応用講読演習VIII 千葉雅也 (創思館SO312)
  • 11月12日(金) 5・6時限目 特殊講義I 立岩真也 (創思館SO303・304)
  • 11月15日(月) 2時限目 表象論史 マーティン・ロート (創思館SO303・304)
  • 11月16日(火) 2時限目 表象論Ⅱ 竹中悠美 (創思館SO303・304)
  • 11月17日(水) 3時限目 応用講読演習VIII 千葉雅也 (創思館SO312)
人間の「過剰さ」を再考する

2021年度大学院ウィーク企画
2021年度大学院ウィーク企画として、下記のイベントを開催いたします。
多数のご来場をお待ちしております。

トークイベント

「人間の「過剰さ」を再考する」

小川さやか 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
千葉雅也  立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
小西真理子 大阪大学大学院文学研究科准教授

日時・場所

2021年11月16日(火) 16:30-18:30
開催方法:Zoomによるオンライン配信

◆一般公開◆ 参加無料、要事前申し込み(定員200名) 

※参加にあたっては事前申込が必要です。
申込受付期間:2021年10月25日(月)~11月15日(月)

開催趣旨

人間は他の動物と違って、本能による一定の行動の規定性をはみ出して、物事を多元的に取り扱い、必ずしも一定の限界に収まらないような過剰で無駄なエネルギーの発露を様々な形で行う。そもそも言語とは、そのような「過剰さ」の一例ではないか。文化や社会のあらゆる面、人間関係のあらゆる複雑な展開が、人間の「過剰さ」の表現ではないか。今日、ある種の「正しさ」の観点からの様々な規制が強まっている中で、もう一度「本来的に過剰なものとしての人間」を捉え直すという必要性が生じている(しかしまたその「正しさ」の要請も「過剰さ」に由来するわけである)。

お申し込み・お問い合わせ

参加をご希望の方は、 こちらの申し込みフォームにご記入ください。
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