2006年度

2007/3/24~2007/3/25 先端国際コンファレンス「社会主義と多文化主義」


2007/1/26 先端総合学術研究科シンポジウム
「近現代史の問い――アラン・コルバン教授を迎えて」


2006/10/27
パートナーシップ委員会共催 ハラスメント防止研修(第1回)
「キャンパス・ハラスメントとは何か」
(非公開)


2006/4/19 ジャン=リュック・ナンシー講演討論会
於:立命館大学創思館カンファレンスルーム 16:30~19:00

2005年度

2006/3/22
ポール・デュムシェルPROJECT国際学術研究会(先端研・言文研共催)
「多文化主義、そのヴァラエティ」


2005/10/28~2005/10/30
国際カンファレンス”倫理・経済・法~不正義に抗して”
於:立命館大学衣笠キャンパス


2005/7/25
第2回京都国際コンファレンス「倫理・経済・法~不正義に抗して」関連講座

於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館プロジェクト研究会室407


2005/7/19 「知の潮流を創る」パート⑤ 公開研究会
公共・生命・共生・表象を問う ―先端総合学術研究科スタッフ、リレー講義


2005/7/5 「知の潮流を創る」パート⑤ 公開研究会
公共・生命・共生・表象を問う ―先端総合学術研究科スタッフ、リレー講義

2004年度

2005/1/7 特別公開講義:「アメリカは世界に何をもたらすのか」
寺島実郎(三井物産戦略研究所長、日本総合研究所理事長)
「アジアダイナミズムと21世紀の日米関係」
於:立命館大学


2004/10/7~2004/10/8 国際言語文化研究所・先端総合学術研究科共催
朗読会とシンポジウム「エクソフォニー――異言語への欲望」

チラシ


2004/6/11 同時代人としての宮沢賢治と知里幸恵(シンポジウムⅣ)
17:30~19:45 司会:西成彦(先端総合学術研究科)
パネラー:秋枝美保(比治山大学)/坪井秀人(名古屋大学)
池澤夏樹(作家)


2004/5/30
国語学とアイヌ語学の分岐点―近代知京助と知里幸恵(シンポジウムⅢ)

12:00~16:00 司会:西成彦(先端総合学術研究科)
パネラー:丸山隆司(藤女子大学)/安田敏朗(一橋大学)
佐藤奈奈(先端総合学術研究科・院生)


2004/5/23 先住民の権利と法(シンポジウムⅡ)
13:00~17:30 司会:崎山政毅(文学部)
パネラー:太田昌国(民族問題研究科)ほか
2004/5/22
伝統は近代を変えることができるか―「野生の思考」の挑戦(シンポジウムⅠ)

13:00~17:30 司会:渡辺公三(先端総合学術研究科)
パネラー:池田和信(民族学博物館)/大村敬一(大阪大学)
小長谷有紀(民俗学博物館)

2003年度

2004/1/20 立命館大学大学院先端総合学術研究科開設記念
公開講演会/公開研究会「知の潮流を創る パート3」第4回
ジャック・ランシエール「沈黙の言葉――文学の政治」


2003/12/17 立命館大学大学院先端総合学術研究科開設記念
公開講演会/公開研究会「知の潮流を創る パート3」第2回


2003/12/07 立命館大学大学院先端総合学術研究科開設記念
公開講演会/公開研究会「知の潮流を創る パート3」

2003/6/2 立命館大学大学院先端総合学術研究科開設記念国際シンポジウム
「21世紀の公共性に向けて――セン理論の理論的・実践的展開」

2002年度

2002/10/16 エチエンヌ・バリバール講演会
「市民性の政治に向けて(暴力とグローバリゼーション)」

16:30~18:30 末川会館ホール 国際言語文化研究所と共催
→『現代思想』30-15(2002-12):16-27に掲載


2002/11/13 ミッシェル・ヴィヴィオルカ講演会
於:立命館大学衣笠キャンパス


2002/11/20 連続講演会1
講演者:松原洋子「争点としての生命──テクノバイオポリティクスの現在」
コメンテーター:小泉義之・遠藤彰 16:30~18:30
於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム


2002/11/28 ドゥルシラ・コーネル
(Cornell, Drucilla)講演会

「フェミニズムのナショナルな限界」
コメンテーター:竹村和子(お茶の水女子大学) 司会:松原洋子
於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム 14:00~17:00


2002/12/04 連続講演会2
講演者:西成彦「擬人法の未来」
コメンテーター:渡辺 公三 16:30~18:30
於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム


2002/12/11 連続講演会3
講演者:後藤玲子「正義とケア──個別性に配慮した<公共的ルール>の構築に向けて」
コメンテーター:西川 長夫・立岩 真也 16:30~18:30
於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/headline/topics/2002/12/chigotou.htm


2002/12/18 連続講演会4
対談:上村雅之×細井浩一「ファミコンとは何だったのか──ディジタルな表象文化の成立」
於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム

2001年度

2001/12/18 国際学術シンポジウム「21世紀的知の構築に向けて」
危機的市民社会に倫理はなりたちうるか?

マーサ・ヌスバウム「女性と人間開発」
ジョルジュ・アガンベン「内戦と民主主義」
西成彦:予告(『Core Ethics』no.2より)
報告(『Core Ethics』no.3より)
岡野八代「生の豊かさだけでなくその脆さを伝えてくれる<哲学>」
(『Core Ethics』no.3より)
江川ひかり「知の潮流を創りあげていくために」(『Core Ethics』no.3より)

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 先端総合学術研究科先端総合学術専攻は、自らのテーマ・領域の専門的・国際的でかつ最新の情報を収集し総合的に判断する能力をもち、同時にプロジェクトを通じて新しい研究領域を切り開いていくような次世代の研究者を育成することを目的としています。そのため、修了時点において学生が身につけるべき能力(教育目標)として、下記の5点を定めています。

(1)<今>に取り組む能力
  世界の様々な動向にリアルタイムで対応しうる、研ぎ澄まされた感受性とレスポンス能力を有する。
(2)<歴史>を考える能力
  世界の新たな兆候を、歴史的な視点を踏まえて、人間にとって基本的で普遍的な問いとして提起 
  し、回答する能力を有する。
(3)<連携>して<活動>できる能力
  こうした問いと回答を、研究者をはじめ、様々な活動をしている市民や専門家などとの共同作業と連
  携のなかで展開しうる能力を有する。
(4)<発信>する能力
  獲得された研究成果を、旧来のメディアだけでなく、多様な媒体(電子媒体、映像媒体)を通して、 
  広く内外に有効に発信する能力を有する。
(5)<次世代>の研究を切り開く
  新たに創出される研究のあり方をシステムにまで高めて、次世代に継承する能力を有する。

 先端総合学術研究科は、大学院生が博士論文を追求していく中で、学際的で国際的な知の生産を意識したプロジェクト研究に積極的に参加することを通じて研究者養成教育をおこないます。その過程では、ディシプリンを基礎とした既存研究科と建設的な緊張関係を保持しつつ、新たな研究領域創出をリードし、大学院生に新しい研究に向かう選択肢を提供することを目標としています。こうした目標を実現するために、先端総合学術研究科では①「核心としての倫理(コア・エシックス)」を基軸として、②人文科学、社会科学、自然科学の3分野を横断する先端的で総合的なテーマ設定をもった、③オープンな研究者ネットワーク構築と多様な成果獲得を目指すプロジェクト研究を活用した、④時代的要請に応えうる柔軟な構造をそなえた、新たな大学院教育システムを設計しています。一貫制大学院である先端総合学術研究科は、入学後から課程修了までの5年間にわたり、研究科の教育目標・人材育成目的に即して体系的かつ系統的な研究者養成教育を展開しています。この養成を経て学位取得のためには、上記のような能力を備えていることを求めています。
 これらの能力の獲得は、本課程の教育課程で規定されている所定単位の修得、論文基準にもとづく博士学位論文審査および最終試験の合格により、その達成とみなし、学位として博士(学術)を授与します。

《論文評価基準》
 博士学位論文は、専攻分野の研究者として優れた研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識が認められるものでなければなりません。さらに、先端総合学術研究科の博士学位論文として、相応の質・量、内容・水準を備えたものでなければなりません。分野や主題によっても異なりますが、一般的には、以下の項目が評価の対象となります。

(1)形式的要件:適切な分量と同時に全国学会の学会誌等に準じた形式であること
(2)問題設定と研究テーマの妥当性・独自性
(3)研究の意義・適切性
(4)論文の体系性・全体構成
(5)先行研究の調査・既存研究との関連性
(6)理論的分析の明確性・論理的一貫性
(7)方法論的妥当性・体系性
(8)論述の適切性・厳密性・緻密性
(9)論旨・主張の整合性と一貫性
(10)表現・表記法の適切さ
(11)独創性・先進性

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 先端総合学術研究科先端総合学術専攻は、研究科の教育目標達成のため、下記のような教育課程を編成します。
学際的で国際的な知の生産を意識したプロジェクト研究に大学院生が積極的に参加することによって研究者養成教育をおこなう先端総合学術研究科は、ディシプリンを基礎とした既存研究科と建設的な緊張関係を保持しつつ、新たな研究領域創出をリードし、大学院生に新しい研究に向かう選択肢を提供していきます。こうした目標を実現するために、先端総合学術研究科では、①「核心としての倫理(コア・エシックス)」を基軸として、②人文科学、社会科学、自然科学の3分野を横断する先端的で総合的なテーマ設定をもった、③オープンな研究者ネットワーク構築と多様な成果獲得を目指すプロジェクト研究を活用した、④時代的要請に応えうる柔軟な構造をそなえた、新たな大学院教育システムを設計しています。
一貫制大学院である先端総合学術研究科は、入学後から課程修了までの5年間にわたり、上記の教育目標・人材育成目標に即して体系的かつ系統的な研究者養成教育を実践しており、下記の共通的カリキュラムに基づいて教育を展開しています。
大きくは、1年次・2年次での基礎教育と、3年次以降の研究者養成教育に分かれます。「基礎講読科目」(演習)、「応用講読科目」(演習)、「主題別科目」(講義)、「サポート科目」(スキル養成)、「プロジェクト科目(演習)の5分野に分かれており、研究者養成教育は「情報生産プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」から構成されています。大学院生は、原則として2年次に「博士予備論文」を提出し、審査に合格した後、3年次から「情報生産プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」を履修することになります。3年次以降の大学院生は「情報生産プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」の履修の中で博士論文執筆の指導を受け、原則として5年次に博士学位論文を提出し審査を受けることになるものとして設定しています。「超領域実践プロジェクト」は先端総合学術研究科の教員が関わるプロジェクト研究に、学内の各研究所とも連携しつつ、大学院生が実践的に参加するものとなっています。
また、先端総合学術研究科は、①「複数指導・共同指導体制」をとっており、領域横断的な授業科目履修のほか、各大学院生は指導教員3名のうち、少なくとも1名は他領域の教員とすることが推奨されており、そのような複数指導・共同指導体制のもとでプロジェクトと連動して教育が展開されています。加えて、②「プロジェクト型教育研究システム」として、「超領域実践プロジェクト」に代表されるように多様なプロジェクト群と教育研究が一体的に運営されているため、基幹的な教育研究がプロジェクトベースで展開されています。更には、③「体系的な連動型カリキュラム設計」としているため、大学院生自らが継続的・発展的にプロジェクトを運営することが可能となっています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 先端総合学術研究科先端総合学術専攻は、「プロジェクト型大学院」としての教育研究体制のもと、従来のディシプリンの枠組みを超えた複数の分野と果敢に連携し共同する試みを展開するため、世界の動向に一歩先んじつつ、これからの時代に必要とされる新しい人材を、さまざまな分野に向けて輩出することを目的にしています。このように、専門的でかつ最新の情報に精通するだけでなく、必要な情報を収集し総合的に評価する能力、明確な判断の上に立って一定のプロジェクトを立ち上げ、問題解決の方向を人的なネットワークと協力関係を構築しつつ切り拓いていく力が本研究科において育成しようとする研究者の能力であり、そのためにも自身のテーマと問いを自らの力で徹底的に思考することができる人材を求めています。

人材育成目的・3つのポリシー

先端総合学術研究科における人材育成目的と3つのポリシー

人材育成目的

 先端総合学術研究科先端総合学術専攻は、現代の諸科学分野に共有された主題群を学際的で国際的な知の生産を意識した「プロジェクト研究」によって追求することを通じて、新たな研究領域の創出を担う先端的で総合的な知の探求者、制作者としての次世代の研究者を養成することを目的としています。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)【求める学生像】

以上