SOGI研究会(2020年度)

院生代表者

  • OUYANG Shanshan

教員責任者

  • 立岩 真也

概要

【目的】SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)とは、性的指向とジェンダー・アイデンティティのことを意味する。本研究会はSOGIの視点で幅広い課題を検討することを目指している。2020年度研究会の目的は、ジェンダー、性愛規範と健常主義を批判する焦点を置き、フェミニズム、クィア理論とディサビリティ・スタディーズの交差する理論的な検討を行う。先行研究(英文献を中心に)を学習した上で、日本の社会問題を着目し、これからの研究課題を検討することである。
【内容と方法】本研究会の内容および方法は3つの活動で構成される。
①読書会を開催し、フェミニズム、クィア理論、ディサビリティ・スタディーズの交差に関する文献・論文の輪読を行うことを活動の基本とする。その場、担当メンバーがレジュメを作って発表する。
②外部講演会や外部の研究会に参加し、その場で得た知識と自分なりの感想などを研究会で検討する。
③読書会で検討したテキストの著者を招きして公開研究会を行う。
【意義】本プロジェクトは、多様な専門領域とSOGIの接点を探ることによって、性的マイノリティ研究に関心を持つメンバーは各自の研究を進捗させると考える。また、プロジェクトを通じて、英語力の向上、学年・専門領域・国を超えた交流が国際的な研究視野の形成に促進する。

活動内容

1)文献の講読
春学期に4回、秋学期5回に分けて、毎回メンバー2名を担当し、以下の論文または文献を章ごとで議論を行った。
① 井芹真紀子,2013,「フレキシブルな身体–クィア・ネガティヴィティと強制的な健常的身体性」『論叢クィア』6:37-57.
② McRuer,Robert,2006,“Introduction,”Crip Theory: Cultural Signs of Queerness and Disability, New York University Press,1-31.
③ Kafer,Alison,2013,“Introduction,”Feminist,Queer,Crip, Indiana University Press,1-24.
④ 竹田恵子,2020,『生きられる「アート」』ナカニシヤ出版.

2)学習会と公開研究会の開催
①2021年2月13日に、「「性・アート・リレーションシップ」」と題して、公開研究会を開催した。講演は竹田恵子氏「生アート《S/N》・アイデンティティ・コミュニティ」である。院生発表は、メンバーである長島詩織「DSM-5における性機能不全批判序論――アセクシュアルを通じて正常な性を問い」、OUYANG Shanshan「残酷児(Disabled Queer)であるアクティビストの活動に関する考察――ラジオ・コミュニケーションを中心に」であり、その後、来場者を含めた総合討論を行った。
②2019年2月25日に、「SOGIと宗教を考える」と題して、公開研究会を開催した。講演は朝香知己氏「クィアとキリスト教神学」である. 院生発表は、メンバーであるOUYANG Shanshan「台湾における性的マイノリティ運動と宗教団体の諸関係に関する考察」であり、その後、堀江有里氏のコメントと総合ディスカッションを行った。

成果及び今後の課題

 今年度は、SOGIとディサビリティ・スタディーズ、クィア研究に関連する議論ができた。公開研究会を通じて、アート、または宗教という視点を考察することによって幅広い勉強ができた。今後、コロナで従来の研究会と異なる運営の試みを見直し、次年度はより良い研究会活動を継続していくことを望んでいる。

構成メンバー

OUYANG Shanshan
SHEN CHIN
長島 史織
QU Honglin
LIU Xinyue
LIU Ke
岸本 玲奈
岡本 亜矢子
飯島 万裕

活動歴

2019年度の活動はコチラ

「音楽と社会」研究会(2020年度)

院生代表者

  • 西澤 忠志

教員責任者

  • 千葉 雅也

概要

 本研究会の目的は、音楽と社会の相関に着目し、音楽学、美学や社会学、人類学等の知見を参照しながら音楽・文化研究が行えるよう、様々な分野で前提となる知識、概念、そして方法論を多様なバックグラウンドを持つ参加メンバー間の議論から身に付けることである。音楽研究において、対象となる作曲家や作品を社会とのかかわりの中で考察することは今や当然のこととなり、様々な学問分野を融合する視点をもって研究することが必要となっている。こうした研究の動向を踏まえ、参加メンバー各自の研究における視野を広げることに主眼をおいている。
上記の目的を達成するため、本研究会は音楽と社会の相関に着目する本研究会の趣旨に基づき、広く文化に関する研究の文献講読を行う。特定の学問分野に限定することなく文献を講読するためには、概念の基本的な理解だけではなく、学問分野による用語の使われ方の差異にも留意し、理解することが不可欠である。古典的文献と近年の研究書を講読することで、既存の方法論や近年の研究手法についての知見を深め、そうした様々な方法を音楽研究へ適用しうる可能性を考慮に入れて議論する。そのことによって各自の研究課題を深め、音楽を含めた文化研究への視野を広げられることが本研究会の意義である。

活動内容

 次の6冊の基礎的な文献を講読し、メンバー間で議論した。春学期に4回、秋学期に5回の研究会を、オンライン上で実施した。

①テオドール・アドルノ『模範像なしに』
研究会 1:2020年5月5日(火)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:「好ましからざるもののすすめ」、「今日の機能主義」、「悪用されたバロック」、「芸術と諸芸術」
総括  :現代芸術に対するアドルノの態度、現代芸術のマネージメント、そして芸術と諸芸術の境界線についてのみならず、アドルノ哲学におけるイデオロギーや思想的背景についての知見が得られた。

②粟谷佳司,太田健二編『表現文化の社会学入門』
研究会 2:2020年6月21日(日)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:第2章「「ホンモノ」らしさをめぐる議論――ベンヤミン、アドルノ、ボードリヤール」、第5章「メディア、テクノロジーと文化――マクルーハンから文化研究の諸相」
研究会 3:2020年7月12日(日)14時00分~17時00分(前半)(オンライン上で実施)
講読箇所:第6章「戦後日本の文化研究――鶴見俊輔と吉本隆明の文化論」、第12章「大阪万博をめぐる表現文化」
総括  :芸術や大衆文化を含む様々な表現文化を社会学的理論に基づいて研究する手法について学び、理論を応用して研究を深める方法とその限界や問題点について議論した。

③ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』
研究会 3:2020年7月12日(日)14時00分~17時00分(後半)(オンライン上で実施)
講読箇所:第1章「近代と観察者の問題」
研究会 4:2020年8月15日(土)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:第2章「カメラ・オブスキュラとその主体」、第3章「主観的視覚と五感の分離」
研究会 5:2020年9月27日(日)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:第4章「観察者の技法」、第5章「視覚的=幻想的(ヴィジョナリー)抽象化」
総括  :歴史的な系譜を辿りながら観察者とその身体にフォーカスをあてた視覚の近代化と、その歴史研究における身体の扱い方について学んだ。聴覚をめぐる歴史的議論の現状について確認した。

④マルク・オジェ『非‐場所:スーパーモダニティの人類学に向けて』
研究会 6:2020年11月1日(日)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:「プロローグ」、「場所から非‐場所へ」
総括  :「場」と「空間」の概念の整理し、オジェのいう「非-場所」概念を確認した。そのうえで、現代のアイデンティティの諸相をオジェの主張をもとに議論した。

⑤原克『騒音の文明史:ノイズ都市論』
研究会 7:2020年12月12日(土)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:第7章「騒音と静寂の権力論」、第8章「都市の交響楽」
総括  :明治期における音楽、雑音、静寂、騒音を含む「音」の秩序や、「音」の扱われ方を中心に議論し、明治期においても音に関する立場は江戸時代を踏襲していたことを確認した。その上で、日本とイギリスなどの諸外国との「騒音」めぐる反応の違いを通じ、音に関する国ごとの感性的な違いを議論した。

⑥ジェイムズ・クリフォード『文化の窮状:20世紀の民族誌学、文学、芸術』
研究会 8:2021年2月7日(日)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:第1章「民族誌的権威について」、第3章「民族誌的自己成型」
研究会 9:2021年3月14日(日)14時00分~17時00分(オンライン上で実施)
講読箇所:10章「芸術と文化の収集について」
総括  :芸術=文化システムという従来の西洋中心主義的な姿勢から脱却し、ある文化を現在における別のコンテクストに置き換えることで、文化的な混淆性をとらえるという、人類学の新たな取り組みや手法について学んだ。

成果及び今後の課題

 今年度は、コロナ禍の中でオンラインでの開催になったが、学外に所属する参加者でも参加しやすいという利点があり、構成メンバーを越えて他大学の院生等も含め多くの参加があった。過年度の活動でも研究フォーラムなどを企画することで他大学の院生等も交えて議論する機会を創出してきたが、継続的な参加が難しいという課題があった。オンラインでの研究会の設定によって幅広い議論に発展したことから、今後の研究会の運営にオンラインを継続して取り入れていくことも検討したい。
今年度は文献講読のみの活動であったが、人文科学の幅広い分野の文献を講読することができ、音楽への応用可能性を含めて議論することができた。本研究会の議論を、メンバー各自の研究課題を広い視野で研究するための素地として、今後の研究に生かしていきたい。

構成メンバー

西澤 忠志
SHIN Juhyung
松本 昂也
森 敬洋
Wang Qionghai

活動歴

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2019年|立命館大学大学院 先端総合学術研究科

2019年度 行事

2019年3月

  • 31日(日) 新入生・在学生合同オリエンテーション

2019年4月

  • 2日(火) 入学式 
  • 8日(月) 春セメスター授業開始

2019年5月

2019年6月

2019年7月

  • 7日(日) 7月実施入学試験 試験日
  • 19日(金) 9月入試出願開始
  • 20日(土) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 春セメスター
  • 21日(日) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 春セメスター、オープン交流会
  • 22日(月) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 春セメスター、春セメスター授業終了
  • 24日(水) 7月入試合否発表

2019年8月

  • 2日(金) 9月実施入学試験 出願締切
  • 3日(土) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会
  • 4日(日) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会
  • 5日(月) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会

2019年9月

  • 8日(日) 9月実施入学試験 試験日
  • 25日(水) 9月入試合否発表
  • 26日(木) 秋セメスター授業開始

2019年10月

  • 1日(火)  秋季構想発表会
  • 5日(土) 学位授与式(博士)

2019年11月

2019年12月

  • 13日(金) 2月実施入学試験 出願開始

2020年1月

  • 10日(金) 2月実施入学試験 出願締切
  • 20日(月) 秋セメスター授業終了

2020年2月

  • 2日(日) 2月実施入学試験 試験日
  • 13日(木) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 秋セメスター
  • 14日(金) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 秋セメスター
  • 15日(土) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 秋セメスター
  • 16日(日) 2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 秋セメスター
  • 19日(水) 2月入試合否発表

2020年3月

  • 28日(土) 学位授与式(博士)
Core Ethics vol.16

立命館大学大学院先端総合学術研究科
『Core Ethics』Vol.16 2020年

コアエシックス16号_表紙

目次 PDF<150KB>
奥付 PDF<114KB>


論文

原民喜作品における原爆の記憶
――二つの「死」に注目して――
後山 剛毅 p.1
PDF<463KB>

地域の主体とは誰なのか
――変わりゆく沖縄県那覇市栄町市場の事例から――
有馬 恵子 p.13
PDF<503KB>

鼻の帰還
――視覚の半透明性とヴァーチャリティ――
伊藤 京平 p.25
PDF<452KB>

あたらしい公衆衛生
――健康寿命と人生の最終段階――
柏﨑 郁子 p.35
PDF<391KB>

「障害者」の主体形成に見るアイデンティティ・ポリティクス
北島 加奈子 p.47
PDF<364KB>

「病弱な障害者」の就労における勤務軽減をめぐる闘争
――心臓に障害のある中学校教員免職事件を事例として――
栗川 治 p.59
PDF<421KB>

精神障害者が働き続ける「社会的事業所」とはどのような場なのか
――一般就労でもなく、福祉的就労でもなく――
駒澤 真由美 p.71
PDF<455KB>

パーソナル・リカバリーと就労支援に関する一考察
――「精神障害者として生きる」当事者のライフストーリーから――
駒澤 真由美 p.83
PDF<469KB>

戦前期日本の通俗医学書における結核の発病予防をめぐる言説
塩野 麻子 p.97
PDF<3,484KB>

胃ろうの医療実践上の位置づけの変容
――胃ろうを推進したある医療者に注目して――
杉島 優子 p.109
PDF<426KB>

心理学分野の自閉症スペクトラム障害研究における障害観の変化と揺らぎ
髙木 美歩 p.121
PDF<369KB>

「痛くないガーゼ」を求めて
――表皮水疱症友の会の軌跡――
戸田 真里 p.133
PDF<414KB>

ホラー映画における「驚愕」のタイプ論
――『インシディアス』における「驚愕」シーンの分析を中心として――
西川 秀伸 p.145
PDF<375KB>

視覚に障がいのある妊産婦に対するケアのあり方
――当事者の視点から――
平田 恭子 p.157
PDF<491KB>

保健を目的にした医薬品が普及した当初の社会的位置づけの再検証
松枝 亜希子 p.169
PDF<558KB>

地方団体が生活保護政策に関する発言力を獲得した過程
――2006年「新たなセーフティネット検討会」まで――
三輪 佳子 p.181
PDF<479KB>

分析心理学における「社会的」という意味の形成
――カール・グスタフ・ユングとエーリッヒ・ノイマンの論考から――
森 敬洋 p.195
PDF<370KB>

ある暴力団離脱者の生活史
――暴力団への加入と離脱におけるインフォーマルな関係性に着目して――
森 康博 p.207
PDF<425KB>

非正規市場における正規版ゲームタイトル翻訳に関する考察
――任天堂とソニーの事例――
梁 宇熹 p.221
PDF<2MB>


批評

武岡暢著『生き延びる都市――新宿歌舞伎町の社会学』(新曜社 2017年)
有馬 恵子 p.235
PDF<170KB>

千葉雅也:2017年度業績一覧

書いたもの

■著書
・千葉雅也『勉強の哲学─来るべきバカのために』文藝春秋、2017年4月。
・千葉雅也『動きすぎてはいけない─ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』河出文庫、2017年9月。
・千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』文春e-book、2017年12月。
・『文藝春秋オピニオン 2018年の論点100』、千葉雅也「『論点』は「社会人を知るためのガイドマップだ」(インタビュー)、文藝春秋、2018年1月。
・千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』文藝春秋、2018年1月。

■論文・批評など出版されたもの
・千葉雅也・松本卓也・小泉義之・柵瀨宏平「精神分析的人間の後で─脚立的超越性とイディオたちの革命」(討議)、『表象』11、14-53頁、2017年4月。
・千葉雅也・増田聡「「ラディカル・ラーニング」のすすめ─東大・京大で今一番売れている本『勉強の哲学』をめぐって』(対談)、『週刊読書人』、2017年6月16日。
・千葉雅也「著者に聞く 勉強の哲学」(インタビュー)、『Voice』473、174-178頁、2017年7月。
・荒木経惟・千葉雅也「荒木経惟インタビュー」(聞き手)、『美術手帖』69(1056)、62-75頁、2017年8月。
・國分功一郎・千葉雅也「コミュニケーションにおける闇と超越」(対談)、『現代思想』45(15)、53-69頁、2017年8月。
・國分功一郎・千葉雅也「真の「勉強」とは?」(対談)、『文學界』71(8)、178-191頁、2017年8月。
・千葉雅也「同調圧力から逸脱しつつ、生き延びていくための「言葉と勉強」」(インタビュー)、『看護教育』58(8)、640-646頁、2017年8月。
・千葉雅也・北大路翼「哲学者・千葉雅也×俳人・北大路翼対談」(対談)、TOCANA、2017年8月。
・浅田彰・東浩紀・千葉雅也「ポスト・トゥルース時代の現代思想」(鼎談)、『新潮』114(8)、119-151頁、2017年8月。
・千葉雅也「禁煙ファシズムから身体のコミュニズムへ─屋内全面禁煙化批判」、『Voice』477、201-207頁、2017年9月。
・栗野宏文・千葉雅也「自分らしくあるために。」(対談)、『BRUTUS』38(18)、付録「STUDIO BRUTUS」、7-10頁、2017年9月。
・千葉雅也・池田剛介「洒落と仮固定の制作論─千葉雅也『勉強の哲学』をめぐって」(インタビュー)、芸術論の新たな転回02、REALKYOTO、2017年9月。
・山極壽一・千葉雅也「勉強にはやっぱり「哲学」が必要だ」(対談)、『文藝春秋』95(9)、298-306頁、2017年9月。
・千葉雅也「既存の環境に対して新たな可能性を見出す「深い」勉強」(インタビュー)、『第三文明』694、84-86頁、2017年10月。
・千葉雅也・村田沙耶香・村岡正剛「来たるべきエロス」(鼎談)、『STUDIO VOICE』411、20-37頁、2017年10月。
・千葉雅也・マキタスポーツ「ノリ・ツッコミという過激な勉強法」(対談)、『中央公論』131(11)、158-165頁、2017年11月。
・千葉雅也「ラディカルな有限性──思弁的実在論の一〇年とその後」、『現代思想』46(1)、98-111頁、2018年1月。
・千葉雅也、「自己検閲から自由になる」、『KAJIMA』(社内報)702、30頁、2018年2月。
・千葉雅也「七月一六日(日)~七月二二日(土)」、創る人52人の「激動2017」日記リレー、『新潮』105(3)、54-46頁、2017年2月。
・千葉雅也「本質主義 vs.相対主義に対する第三の道」、『本』43(2)、22-23頁、2018年2月。
・千葉雅也「哲学に現代の不安を託す」、『朝日新聞』2018年3月13日、34面。
・千葉雅也「NEWS1 「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た」、『文藝春秋』96(3)、566-567頁、2018年3月。
・千葉雅也「始まりについて」(詩)、『現代詩手帖』61(3)、34-35頁、2018年3月。

話したこと

■学会発表
・Masaya Chiba, “RIZAP, The Otherness of Coaching,” East Asian Media Ecologies, Radcliffe Institute for advanced study, Harvard University, May 4-5, 2017.
・千葉雅也「他者、イメージ、偶然性─青山拓央『時間と自由意志』について」、京都現代哲学コロキアム「Afree, Be Free! ─青山拓央『時間と自由意志』合評会」、キャンパスプラザ京都、2017年8月5日。
・Masaya Chiba, “Asignifying Rupture and Radical Finitude,” Shinso Ito Center for Japanese Religions and Culture, University of Southern California, Los Angeles, January 16,2018.
・千葉雅也「「自己への配慮」を促す他者の他者性─フーコー『主体の解釈学』、『自己と他者の統治』、『真理の勇気』における有限性の機能」、共同研究「フーコー研究─人文科学の再批判と新展開」第五回例会、京都大学人文科学研究所、2018年3月17日。

■講演・対談など
・ワークショップ「新しい実在論」、エリー・デューリングの講演 “Hypertime: an inquiry into time in itself”に対するコメンテーター、科学研究費補助金・基盤研究(B)「ベルクソン『物質と記憶』の総合的研究─国際協働を型とする西洋哲学研究の確立」、法政大学市ヶ谷キャンパス、2017年4月29日。
・「勉強の哲学」講演会、東京大学駒場キャンパス、2017年5月25日。
・『勉強の哲学』に関するコメント、猫町倶楽部・名古屋アウトプット勉強会、ウインクあいち、2017年5月26日。
・『勉強の哲学』刊行記念講演会、紀伊國屋書店梅田本店、2017年6月2日。
・千葉雅也・佐々木敦「メイキング・オブ・勉強の哲学─どう考えてどう書いたか」、代官山蔦屋書店、2017年07月13日。
・千葉雅也・羽田圭介「メタとベタの勉強論─「勉強の哲学」をめぐって」、文春トークライブ第19回、文藝春秋西館地下ホール、2017年9月16日。
・千葉雅也・東浩紀「モノに魂は宿るか─実在論の最前線」、ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #5、ボルボスタジオ青山、2018年3月25日。

その他の活動

・審査員、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2018、2017年8月11日。
・審査員、デザインレビュー2018、福岡大学、2018年3月10-11日。

千葉雅也:2018年度業績一覧

書いたもの(論文その他)

著書
・千葉雅也・小泉義之ほか『思弁的実在論と現代について——千葉雅也対談集』青土社、2018年7月。
・千葉雅也『意味がない無意味』河出書房新社、2018年10月。
・千葉雅也・二村ヒトシ・柴田英里『欲望会議──「超」ポリコレ宣言』KADOKAWA、2018年12月。
・檜垣立哉・小泉義之編『ドゥルーズの21世紀』、千葉雅也「儀礼・戦争機械・自閉症——ルジャンドルからドゥルーズ+ガタリへ」、河出書房新社、2019年1月。

論文・批評など出版されたもの

・千葉雅也、マルクス・ガブリエル「「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって」(対談)、『ニュクス』5、304-319頁、2018年9月。
・千葉雅也「深夜の東京郊外で」、『ユリイカ』50(12)、2018年9月。
・千葉雅也「平成最後のクィア・セオリー」、『新潮』115(12)、124-141頁、2018年11月。
・千葉雅也「「過剰で不愉快な同性愛者」の批評性」(インタビュー)、『yomyom』53、146-149頁、2018年11月。
・千葉雅也「くだらない企画に内包されたLGBTと国家の大きな問題」(インタビュー)、『中央公論』132(12)、113-119頁、2018年12月。
・小泉義之・千葉雅也・仲山ひふみ「思弁的実在論「以後」とトランプ時代の諸問題」(討議)、『現代思想』47(1)、8-33頁、2019年1月。
・千葉雅也・三浦瑠麗「欲望と排除の構造——『新潮45』騒動で露わになった「お座敷論者」の欺瞞」(対談)、『Voice』(493)、102-113頁、2019年1月。
・千葉雅也「家族より友達があなたのピンチを救ってくれる」(インタビュー)、『PRESIDENT』2019.3.4、68-69頁、2019年2月。
・千葉雅也「平成の身体」、『文學界』73(3)、196-206頁、2019年3月。
・千葉雅也「「いき」こそ新しい時代のセクシーだ!」(インタビュー)、『VOGUE JAPAN』236、156-159頁、2019年4月。

学会発表など

・千葉雅也「接続過剰と歴史性——小倉拓也『カオスに抗する闘い』への質問」、DG-Lab、クロスパル高槻、2019年2月9日。

講演・対談など

・浅田彰・千葉雅也・菅付雅信「これからの世界、これからの教養」、梅田蔦屋書店、2018年4月22日。
・西垣通・千葉雅也「AIはわれわれを幸せにするのか?」、青山ブックセンター本店、2018年5月10日。
・千葉雅也「文化講演会 「勉強」を「哲学」する!?」、河合塾京都校、2018年6月2日。
・千葉雅也「千葉雅也氏講演会 勉強の哲学」、関東学院高等学校、2018年9月20日。
・千葉雅也・増田美佳「書くことと体」、mimacul 公開講座第五回、京都芸術センター、2018年10月7日。
・千葉雅也「公開講座 勉強の哲学」、デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス、2018年10月12日。
・千葉雅也・浅田彰「「制作の哲学」序説」、京都造形芸術大学、2018年10月22日。
・立岩真也・千葉雅也・小泉義之「勉強する、研究する——立岩真也と千葉雅也における「読み書きそろばん」」、2018年度大学院ウィーク企画、ステーションコンファレンス東京、2018年11月11日。
・千葉雅也・松本卓也「思弁的実在論と精神分析──現代の思想・病理・芸術をめぐって」、京都大学、2018年11月29日。
・千葉雅也「仕事=作品の哲学」、代官山未来音楽塾、2018年11月30日。
・千葉雅也・入不二基義「『意味がない無意味』(河出書房新社)刊行記念 「現実と身体」、青山ブックセンター本店、2018年12月1日。
・千葉雅也・佐々木敦「『意味がない無意味』の無意味と意味」、SCOOL、2018年12月29日。
・千葉雅也「『勉強の哲学』の狙いと構造」、立命館大学日本文学会、2018年度国語教育ゼミナール冬季大会、2019年1月19日。
・千葉雅也・蘆田裕史「現代ファッションの地平」、京都近代美術館「「ドレス・コード?」展 プレ・セミナー」、京都近代美術館、2019年3月16日。
・柴田英里・千葉雅也・二村ヒトシ「『欲望会議』刊行記念イベント」、ゲンロンカフェ、2019年1月31日。
・千葉雅也・三浦瑠麗・東浩紀「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記念イベント」、ゲンロンカフェ、2019年3月9日
・佐々木敦・千葉雅也「千葉雅也についての批評を執筆せよ」、批評再生塾、ゲンロンカフェ、2019年2月15日。

その他の活動

・ラジオ日本「真夜中のハーリー&レイス」出演、2019年2月10日。
・審査員、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2018、2019年3月16日。

竹中 悠美:2018年度業績一覧

書いたもの

・(解説パネル)竹中悠美「はじめに ─スロージャーナリズムとしての「ヤズディの祈り」展─ / Forward —A photo exhibition as Slow Journalism—」、「おわりに ─平和ミュージアムでのヤズディたちとの出会い─ / Afterword ─Encounters with the Yazidis at a Museum for World Peace─」、「立命館大学国際平和ミュージアム 2018年度春季特別展ヤズディの祈り 林典子写真展」2018年4月14日-7月16日、立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
・(解説)竹中悠美「ここが見どころ:『いのちの画室』で後ろめたさを抱きしめる」、『立命館大学国際平和ミュージアムだより』第26巻第1号、2018年8月3日発行、10頁
・(共著)竹中悠美『エリア・スタディーズ171 ルクセンブルクを知るための50章』(田原憲和、木原紗織編)明石書店、2018年12月、担当「第43章 近現代美術─芸術家サークルから、EUの文化都市へ─」、「コラム12 歴史的建造物と美術」、255-262頁
・(展評)竹中悠美「美術いま関西で:生と死の記憶ざわめく空間 回顧展『クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime』」、『大阪日日新聞』2019年3月12日18面

話したこと

・(対談)竹中悠美「ヤズディの祈り:林典子写真展」オープニングイベント 林典子氏との対談、2018年4月14日於立命館大学国際平和ミュージアム1階ロビー
・(研究報告)竹中悠美「植田正治の構成的風景と土門拳のリアリズム風景」、立命館大学国際言語文化研究所重点研究プログラム「風景・空間の表象、記憶、歴史」研究例会、立命館大学、2018年8月2日
・(司会)「東アジア・メディアデザイン研究会 公開ワークショップ」、特別講演:Prof. Yiping Zhang 
“Brave New World – the aesthetical and ethical dilemma of digital design”、「先端研院生プロジェクト「東アジア・メディアデザイン研究会」+アジア日本研究推進プログラム「『アジア芸術学』の創成」、2018年12月14日、立命館大学衣笠キャンパス
・(発表者紹介)ライスボールセミナー、枝木妙子「戦中期の新聞・婦人雑誌におけるファッションとしてのモンペ」、2018年11月20日、立命館大学衣笠キャンパス
・(コメント)立命館大学国際言語文化研究所重点研究プログラム「風景・空間の表象、記憶、歴史」研究例会、2018年4月27日、立命館大学衣笠キャンパス
・(研究報告)竹中悠美「雪の重み ─濱谷浩の〈風土写真〉にいたる日本の雪景画の変遷─」、立命館大学国際言語文化研究所重点研究プログラム「風景・空間の表象、記憶、歴史」研究例会、立命館大学、2019年2月25日

海外調査

・上海(龍美術館西岸、上海美術院「融合的視界─亜欧経典版画国際フォーラム」参加、上海博物館)2018年6月15日-17日
・光州(光州ビエンナーレ)、釜山(釜山ビエンナーレ、古隠写真美術館)、2018年9月14日-17日
・台北(Light Box、台北ビエンナーレ、故宮博物院)、台南(奇美博物館、台南市美術館、文化資産保存研究中心での「藝鄉—2019臺灣近現代美術國際學術研討會」参加、)、2019年1月25日-29日

学会活動・社会活動

・所属学会:美学会、民族藝術学会、美術史学会、日本美術教育学会、アジア藝術学会、文芸学研究会、International Association for Aesthetics(国際美学連盟)
・民族藝術学会会計監事
・立命館大学国際平和ミュージアム平和教育研究センター運営委員
・立命館大学国際平和ミュージアム展示セクター長
・美学会論文査読委員

西 成彦:2018年度業績一覧

書いたもの(論文その他)

雑誌論文

2018.09.15「アメリカ文学とは何か~北米文学の現在~」、『ケベック研究』第10号、75-76

その他、活字になったもの

2018.07.07 姜信子『現代説経集』への書評、『西日本新聞』朝刊
2018.10.31 「2017年度国際言語文化研究所連続講座:越境する民――接触/排除〔第1回〕パイレーツ・モダニティ――海賊、奴隷、資本主義――はじめに」、『立命館言語文化研究』30巻1号(3-4)
2018.10.31 「2017年度国際言語文化研究所連続講座:越境する民――接触/排除〔第3回〕コンタクト・ゾーンとしての上海:文学・メディアから浮かび上がる対立の諸相――コメント」、『立命館言語文化研究』30巻1号(85-88)
2019.02.28 「『戦争と性暴力の比較史へ向けて』刊行記念シンポ」(趣旨説明・司会・応答)、『立命館言語文化研究』30巻3号
2019.02.05 「読売文学賞人びと②」讀賣新聞(朝刊)
2019.02.20 「受賞の言葉」、第70回読売文学賞受賞者の栞、読売新聞社
2019.02.27 読売文学賞・随筆紀行賞受賞記事、朝日新聞(夕刊)
2019.03.19 読売文学賞・随筆紀行賞受賞記事、京都新聞(朝刊)他、共同通信系地方紙

講演ほか、話したこと

2018.07.14 「戦後日本でだれが〈異邦人〉だったのか」――〈フォーラム:引揚げとは何か?/主として文学にとって〉(パネリスト)、植民地文化学会、於:早稲田大学三号館(東京都新宿区)
2018.07.21 「『戦争と性暴力の比較史へ向けて』刊行記念シンポ」(司会・応答)、於:創思館カンファレンスルーム
2018.09.20 「パネル:動物と文学」(司会)、世界文学語圏横断ネットワーク・第9回研究集会、末川記念会館大講義室
2018.09.29 「ミニシンポジウム:『世界イディッシュ短篇選』とその周辺」(司会)、日本比較文学会関西支部例会、於:京都外国語大学
2018.11.18 「処刑人、犠牲者、傍観者――三つのジェノサイドの現場で」Kaci, ofiary i obserwatorzy scen ludobójstwa、国際シンポジウム「ポーランドと日本における第二次世界大戦の記憶/ホロコーストと原爆を起点とする比較的アプローチ」、於:ウィンクあいち(名古屋市)
2019.02.16 「イディッシュ文学夕べ〈第一夜〉シュテットルから世界へ――イディッシュ文学の世界性」(講師)、於:居留守文庫(大阪市阿倍野区)
2019.02.20 「第70回読売文学賞授賞式」(受賞の挨拶)、於:東京帝国ホテル
2019.03.02 「立命館大学シンポジウム:いま問い直す、宮沢賢治と動物」於:平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム及び創思館303/4
2019.03.08 「企画セッション:ブエノスアイレス1936――国際ペンクラブ大会」(コメンテータ)、世界文学語圏横断ネットワーク・第10回研究集会、於:津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス【1日目】3月8日(金曜日)
2019.03.18 「語りのなかに人間の尊厳を聴く」(発表)、東アジア和解と平和の声・日本支部・研究会〈テーマ:歴史と尊厳〉、京都大学総合人間学部12:00-12:50 運営会議(関係者のみ、1F多目的ルーム)
13:00-15:00 企画セッション「ブエノスアイレス1936-国際PENクラブ大会」(SA302)
司会:土肥秀行 コメンテーター:西 成彦

2019.03.23 「世界文学に刻まれた言語戦争の爪痕」――〈宮沢賢治学会イーハトーブセンター・2018年度春季セミナー:まんつ・エナさん!/宮沢賢治と方言――宮沢賢治の刻した言葉〉、於:宮沢賢治イーハトーブ館(岩手県花巻市)

学会活動

日本比較文学会理事、同会長(2015.06.14より)
ICLA(国際比較文学会)会員、日本台湾学会会員、植民地文化学会会員、宮沢賢治学会会員

小川さやか:2018年度業績一覧

書いたこと(論文その他)

査読あり論文
・「序にかえて―現代的な消費の人類学の構築に向けて(特集:現代消費文化を捉える人類学的視点の探求」『文化人類学』(日本文化人類学会)第83巻1号:47-57.

査読なし論文・小論
・「香港の華麗なる全身商売人(特集:Self-Fashioning from Asiaあらかじめ決められない流儀(スタイル)へ)」『STUDIO VOICE』Vol.414: 130-131。2019年3月。
・「緩慢な移動を可能にする海賊システム―中国・香港におけるアフリカ系交易人を事例に」『環太平洋文明研究』3号:122-133、2019年3月。
・「タンザニアの気づいてもらえる仕組み」『公研』11月号:14-15。2018年12月。
・「「他動力」―香港のタンザニア人たちの多動力」『現代思想』11月号:148-158、2018年12月。
・「自生的秩序のつくりかた―香港のタンザニア人によるSNSを通じた交易(特集アナキズムとキリスト教)」『福音と世界』73(10):24-29、2018年10月。
・「ついでの親切が築き上げるセーフティネット」『作業療法ジャーナル』52(11):1107 、2018年9月。
・「後ろめたくないお金は実現可能か」『仕事文脈』(タバブックス)12巻:10-15、2018年5月。
・「香港在住のタンザニア人による中古車ビジネス」『中古品の国際貿易(中間報告書)』2018年4月、pp. 83-101。

連載原稿
・「チョンキンマンションのボスは知っている 最終回 チョンキンマンションのボスは知っている」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている-第11回 人生は商機とともに」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第10回 昼間のビジネス、夜のビジネス」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている―第9回成功する者、転落する者」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第8回 商売は後からついてくる―「その人らしさ」でつながるネットワーク」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第7回 シェアリング経済を支える「TRUST」『Web春秋』
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第6回 客はブローカーのもの、それ以外はみんなのもの」『Web春秋』約9000字
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第5回 ビジネスに必須なのは「信頼の欠如」」『Web春秋』約9000字
・「チョンキンマンションのボスは知っている―香港のアングラ経済と日本の未来 第4回「ついで」が構築するセーフティネット」『Web春秋』約9000字

書評・インタビュー記事等
・(書評)「上半期の収穫」『週刊読書人』7月27日号。
・(広報記事)「香港の地下経済で見た最先端のエコノミーシステム」『RADIANT』9号: 10-11.
・(インタビュー記事)「文化人類学者・小川さやかさんに聞く。 タンザニア流、「借り」を回し合う経済」ソトコト(木楽舎)11月号、2018年12月
・(インタビュー記事)「文化人類学とはどんな学問?研究内容や学び方などを解説」『スタディサプリ』(https://shingakunet.com/gakumon/a1040/)。
・(講演原稿)「タンザニアの青少年たちの生き方から学ぶ、「現在」をたくましく生きぬくためのヒント」『東進タイムズ学部研究会ダイジェスト号』vol5:56-59.
・(冊子)小川さやか・椿昇・白くま先生, 「ずる賢いのは悪い事?―文化人類学と芸術から学ぶ不確実な世界でのサヴァイバル」, 『中学生まるびぃアートスクール記録集』, 金沢21世紀美術館,2019年。

話したこと(講演その他)

・(鼎談)大澤聡×岸政彦×小川さやか「『対話的教養』――分野横断を越えた知的基盤とは何か」『パートナーシップ委員会』立命館大学、京都府京都市、2019年1月27日。
・(招待講演)“”Sharing economy” and “Platform-civil society” among Tanzanians in Hong Kong”、経済発展研究会、一橋大学経済研究所、東京都国立市、2019年1月25日。
・(鼎談)小川さやか×椿昇×白くま先生「ずる賢いのは悪い事?―文化人類学と芸術から学ぶ不確実な世界でのサヴァイバル」金沢21世紀美術館アートスクール「魔法のコスチューム」特別企画こたつ座談会、金沢21世紀美術館、石川県金沢市、2019年1月5日。
・(シンポジウム)「趣旨説明」文化人類学会一般公開シンポジウム「現在・未来の経済社会に向けた人類学的知の再構築―ブロックチェーンからシェアリング経済まで―」、立命館大学、京都府京都市、2018年12月23日。
・(招待講演)「研究するための狡知―フィールドワークから論文化まで」「フィールドワーカーのための課題解決のフレームワーク」関西学院大学、兵庫県神戸市、2018年12月8日。
・(鼎談)松尾匡×小川さやか×岸政彦「楽しい反緊縮」、先端研公式イベント、マテリアル京都、京都府京都市、2018年11月30日。
・(招待講演)「未来の人類社会のあり方―タンザニア商人の生き方に学ぶ」世界思想社教学社 創業70周年記念パーティ、京都ホテルオークラ、京都府京都市、2018年11月10日。
・(招待講演)「信頼とずる賢さ-タンザニアにおける異質な他者とともに生きる技法」平成30年度滋賀県更生保護事業関係者顕彰式典、ピアザ淡海、滋賀県大津市、2018年10月24日。
・(招待講演)“When the auto-ethnography of anthropologist intersect with the auto-ethnography of investigator: A case study of SNS of Tanzanians in Hong Kong”, Seoul National University、Seoul, Korea, 2018年9月18日。
・(招待講演)“The Logic of “Open reciprocity” : Case study on the Sharing Economy and “Platform-liked Civil Society” among Tanzanians in Hong Kong”, Department of Anthropology, Yonsei University, Seoul, Korea,2018年9月17日。
・(招待講演)「香港に乗り出したタンザニア人によるシェアリング経済」京都精華大学主催『連続講座 現代アフリカのパワーと可能性を知る~ビジネスの視点から~』、新丸の内ビル、東京都千代田区、2018年8月10日。
・(特別講師)「その日暮らしの人類学―不確実な世界を生き抜く知恵と共同性」東進ゼミナール主催『大学学部研究会』、TKPガーデン品川、東京都港区、2018年8月10日。
・(国際学会)「自動翻訳ツールにできないこと―自言語による人類学の可能性」韓国文化人類学会2018年春季大会、国立ソウル大学、韓国、2018年6月9日。
・(国内学会)「被調査者のオートエスノグラフィーの参与する事―SNSで紡がれる香港在住のタンザニア人たちのライフヒストリーを事例に」日本文化人類学会第52回学術大会、弘前大学、弘前市、2018年6月2日。
・(パネリスト)「自分の言語で人類学すること」『日本文化人類学会・韓国文化人類学会共催連続セッション』日本文化人類学会第52回学術大会、弘前大学、弘前市、2018年6月2日。
・(招待講演)「タンザニアにおけるオルタナティブな路上空間の創出」56設計社主催『誰のものでもある場所の現在―アフリカ、ジャカルタ、京都から考える』、出町柳文化センター、京都府京都市、2018年4月29日。
・(コメンテーター)「松村圭一郎氏「アフリカの「分配のモラリティ」を語るということ」を受けて」京都人類学研究会4月例会、京都大学、京都府京都市、2018年4月27日。
・(招待講演)「その日暮らしの生き方と働き方」千葉県生産性本部主催『トップマネジメントクラブ』4月例会、京成ホテルミラマーレ、千葉県千葉市、2018年4月18日。

学会における主な活動(所属学会・現在務める委員等)

(所属学会)日本アフリカ学会,日本文化人類学会,関西社会学会
(編集委員等)京都大学人文科学研究所紀要『コンタクト・ゾーン』編集委員

海外出張等

  2018年5月、2019年2月および3月に香港においてフィールド調査を実施し、タンザニア人組合の活動、交易のシステム、および移民や難民の権利とそれに関わる問題等に関して明らかにした。

美馬 達哉:2018年度業績一覧

書いたもの(論文その他)

単著論文(日本語)

■ 「リスクで物事を考える」、桐光学園、ちくまプリマー新書編集部編『学ぶということ続・中学生からの大学講義1』ちくまプリマー新書、2018年5月、p.p.127-150.
■ 「リスクの名の下に」、科学技術社会論学会編、科学技術社会論研究 第15号「科学技術社会論の批判的展望」、玉川大学出版部、2018年11月、p.p.66-77.
■ 「伝染病と防疫」、社会思想史学会編『社会思想史事典』丸善出版、2019年1月、p.p.742-3.
■ 「ストレスチェックと生権力」、福音と世界、新教出版社、2019年2月、p.p.18-23.
■ 井上洋一、石坂友司、中田大貴、美馬達哉、新倉貴仁、西山哲郎「報告 第5回 奈良女子大学 オリンピック公開シンポジウム『科学技術が変えるオリンピックの現在と未来』」奈良女子大学スポーツ科学研究 20巻1号 p.p.14-52
■ 「リスク論再考」、TASC Monthly No.519、2019年3月1日 p.p.20-32
■ 「優生学的想像力——津島佑子『狩りの時代』を読む」、坪井秀人編『戦後日本を読みかえる第4巻 ジェンダーと生政治』臨川書店、2019年3月 p.p.3-36

■ 「医療社会学の冒険1 病気は意味として扱われる」
医学のあゆみ 265巻3号、医歯薬出版株式会社、p.p.245-9.
■ 「医療社会学の冒険2 イメージとしての自閉症」
医学のあゆみ 265巻7号、医歯薬出版株式会社、p.p.617-21.
■ 「医療社会学の冒険3 全面的官僚制化の現場にて」
医学のあゆみ 265巻11号、医歯薬出版株式会社、p.p.982-6.
■ 「医療社会学の冒険4 悪の心理学実験」
医学のあゆみ 266巻6,7号、医歯薬出版株式会社、p.p.565-9.
■ 「医療社会学の冒険5 臓器移植とカニバリスム」
医学のあゆみ 266巻11号、医歯薬出版株式会社、p.p.881-5.
■ 「医療社会学の冒険6 認知症、ある視点」
医学のあゆみ 267巻3号、医歯薬出版株式会社、p.p.256-60.
■ 「医療社会学の冒険7 安楽死の淵源」
医学のあゆみ 267巻7号、医歯薬出版株式会社、p.p.556-60.
■ 「医療社会学の冒険8 スティグマをやり過ごす」
医学のあゆみ 267巻11,12号、医歯薬出版株式会社、p.p.863-7.
■ 「医療社会学の冒険9 スペアパーツを生きる」
医学のあゆみ 268巻4号、医歯薬出版株式会社、p.p.299-303.
■ 「医療社会学の冒険10 アサイラムの中・外・後」
医学のあゆみ 268巻7号、医歯薬出版株式会社、p.p.604-8.
■ 「医療社会学の冒険11 医療と殺人」
医学のあゆみ 268巻11号、医歯薬出版株式会社、p.p.958-62.

共著論文(英語)

■ Yamaguchi T, *Satow T, Komuro T, Mima T. (2019) Transcranial Direct Current Stimulation Improves Pusher Phenomenon. Case Rep Neurol 11:61–65. (査読有)
https://doi.org/10.1159/000497284
■ Nojima I, Watanabe T, Goyda T, Sugata H, Ikeda T, *Mima T. (2019) Transcranial static magnetic stimulation over the primary motor cortex alters sequential implicit motor learning. Neurosci Lett 696:33-37. (査読有)
https://doi.org/10.1016/j.neulet.2018.12.010
■ *Koganemaru S, Mikami Y, Maezawa H, Matsuhashi, M, Ikeda S, Ikoma K., Mima T. (2018) Anodal transcranial patterned stimulation of the motor cortex during gait can induce activity-dependent corticospinal plasticity to alter human gait. PLoS ONE 13(12): e0208691(査読有)
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0208691
■ *Koganemaru S, Mikami Y, Maezawa H, Ikeda S, Ikoma K, Mima T. (2018) Neurofeedback Control of the Human GABAergic System Using Non-invasive Brain Stimulation. Neuroscience. 380:38-48.(査読有)
https://doi.org/10.1016/j.neuroscience.2018.03.051

ウェブ寄稿

■ 「「ピロリ菌=悪玉菌」は証明されたか?いま本当に分かっていること 「除菌」は必要に応じて行うべきだ」2018.4.21
現代ビジネス(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55256)
■ 「マライア・キャリー「双極性障害」告白から見える精神医学の風景 「病気の売り込み」とは何か?」2018.5.13
現代ビジネス(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55557)
■ 「沖縄、愛知と相次いで発生「大人のはしか流行」とは何だったのか? 病原体と人間のあまりに複雑な歴史」2018.7.1
現代ビジネス(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56293)
■ 「日本でよく使われる「認知症薬」が海外で何度も論争を呼ぶワケ 最大の理由は、その歴史にある」2018.8.19
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57061)
■ 「精神疾患ではなくなった「トランスジェンダー」この大変化の意味 LGBTの「T」の歴史から」2018.10.6
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57813)
■ 「ゲームのやりすぎは本当に「精神障害」なのだろうか? eスポーツとカジノ解禁の時代に」2018.11.9
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58321)
■ 「二人で一つの身体を共有する「結合双生児」はどう生きているのか 切り離しの「成功」は美談なのか…?」2018.12.12
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58885)
■ 「「良い死」で死にたい…賛否両論の「安楽死」いま何が問題か 日本は「安楽死後進国」なのだろうか」2019.1.9
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59301)
■ 「突然心臓が…あのアイドルも苦しむ「パニック障害」とは一体何か それは「発明」された病気だった」2019.2.6
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59719)
■ 「殺人か医療行為か…「透析中止事件」から私たちが考えるべきこと 透析中止と安楽死のあいだ」2019.3.27
現代ビジネス(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63674)

■ 「N-1人の君へ ニューロエシックスとAIをめぐる書簡」2018.8.8
Rad-It21ホームページ(https://rad-it21.com/ai/mima20180808/)

書評

■ 「私の一冊 精神障害者でなく『狂気』当事者 アントナン・アルトー『ヴァン・ゴッホ』」日本医事新報4921号67頁(2018.8.18)
■ 「絶望の虚妄なること・・・・・・」パブリッシャーズ・レビュー No. 28(2018.9.15)(1)
(エイドリアン・オーウェン、柴田裕之訳『生存する意識 植物状態の患者と対話する』みすず書房、2018)

話したこと(講演その他)

■ 「中枢性生体磁気介入と末梢刺激のカップリングによる神経可塑性」
シンポジウム「A New Clinical Application of Biomagnetism: Static Magnetic Stimulation」第33回日本生体磁気学会 広島市、2018年6月15日
■ 「Comparison of Dynamic and Static Transcranial Magnetic Stimulation in Human」, The 1st International Workshop for Static Magnetic Stimulation, 立命館大学朱雀キャンパス308号室、2018年6月17日
■ 「在宅介護における認知症ケア」ニチイ学院(我孫子GH)、2018年6月20日
■ 「非侵襲的脳刺激法と神経可塑性」第3回LORETA café and第2回関西Transcranial Electrical Stimulation Forum 大塚製薬大阪支店、2018年6月30日
■ 「在宅介護における認知症ケア」ニチイ学院(長原GH)、2018年7月20日
■ 「オシレーションの研究とてんかん」第14回日本てんかん学会近畿地方会 大阪大学中之島センター、2018年7月29日
■ “Prolegomena to Placebo-logy”8th French Japanese International Bioethics Conference, Johoku Campus Media Center, Ehime University, 2018年8月3日
■ 「リスク論再考」JT主催談話会 JT本社ビル(東京)、2018年9月11日
■ 「生を治める術 抵抗の限界を横断する」国際シンポジウム「歴史における移動」 北京第二外国語学院(北京)、2018年9月15日
■ 「リスク論から考える」2018年度THE TEAMプログラム 三谷産業本社ビル(東京)、2018年11月16日
■ 「心臓移植言説 世界初と日本初の間で」第30回日本生命倫理学会年次大会 公募シンポジウム「『和田心臓移植』に生命倫理学はどう向き合ったか 50年後における課題をめぐって」 京都学歴彩館(京都)、2018年12月8日
■ 「発振操作による動的ネットワークの再組織化」新学術領域オシロロジー領域会議、一橋講堂(東京)、2018年12月15日
■ 「脳刺激のアップデート 交流刺激と静磁場刺激のリハ応用」九州大学医学研究科臨床神経生理学、九州大学、福岡市、2019年2月5日
■ 「The use of closed-loop patterned DCS for the reconstruction of human gait」Special Seminar, IfADo – Leibniz-Institut für Arbeitsforschung an der TU Dortmund (IfaDO).2019年2月19日
■ 「個人から社会までをリスク社会論で読み解く」SFCフォーラム 第140回 霞山会館(東京)、2019年3月8日

学会における主な活動(所属学会・現在務める委員等)

【所属学会】
■日本保健医療社会学会
■日本生命倫理学会
■日本神経学会
■日本神経科学会
■日本臨床神経生理学会
■日本リハビリテーション学会
■Society for Neuroscience

【学会での活動】
■日本生命倫理学会・評議員
■日本臨床神経生理学会・代議員
■日本生体磁気学会・理事

関連企画・研究会

  • 2019年2月2日(土)午後2時30分〜
    立命館大学 朱雀キャンパス 5階 大講義室
    安楽死のリアル 一つではない「良い死」
  • 人生の最期に「安らかに」かつ「楽に」死ぬことが安楽死であると言えるならどれほど簡単なことだろうか?
    一人ひとりの生存が互いに違っているように、一人ひとりの安らかさも楽さも「良い死」も違った顔をもっている。それだけでも十分に問題は複雑だ。さらに、安楽死は一人での個人的な死ではあり得ず、かつて「安死術」や「慈悲殺」とも呼ばれたとおり、医療者や周囲の人びととの関わり合いの中で作られる「社会的な死」でもある。
    安楽死直前の家族団らんでの晩餐、ターミナル患者の安楽死ツーリズム、うつ症状と自傷で苦しむ精神障害者の安楽死、安楽死を選ばなかったことを喜ぶ癌サバイバーなど、スイス、オランダ、ベルギー、スペイン、米国、日本での取材を重ねてきたジャーナリストの宮下洋一さんを迎え、安楽死・尊厳死・自殺幇助の現状と課題を徹底討論。

    登壇する人びと
    宮下洋一:ジャーナリスト、バルセロナ在住。ウエスト・バージニア州立大学外国語学部卒。スペイン・バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールでジャーナリズム修士。著書に『安楽死を遂げるまで』(第40回講談社ノンフィクション賞)、『卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』(第21回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞)など。
    安藤泰至:鳥取大学医学部准教授。京都大学文学部哲学科卒。専門は宗教学・生命倫理・死生学。編著書に『「いのちの思想」を掘り起こす-生命倫理の再生に向けて』、『シリーズ生命倫理学4 終末期医療』など。
    大谷いづみ(立命館大学産業社会学部現代社会学科、生存学研究センター)
    立岩真也(立命館大学先端総合学術研究科、生存学研究センター)
    司会 美馬達哉(立命館大学先端総合学術研究科、生存学研究センター)
    参加費無料・当日参加可能です
    プログラム(予定)

    14時30分
    美馬達哉 趣旨説明
    14時40分〜15時20分
    安藤泰至先生 ご講演
    15時30分〜16時30分
    宮下洋一先生 ご講演
    16時40分〜18時
    コメントと総合討論
    立岩真也
    大谷いづみ

    主催:立命館大学 生存学研究センター
    後援:立命館大学 先端総合学術研究科

  • 公開シンポジウム 第1回 
    マイノリティ・アーカイブズの構築・研究・発信
  • 立命館大学生存学研究センターは「障老病異」を基軸として、当事者の活動に関する資料のアーカイブ化と研究交流・社会連携活動を実施してきました。そこから展開して、アーカイブをめぐる技術的・著作権法的問題から立場性・倫理の問題まで議論するシンポジウム「マイノリティ・アーカイブズの構築・研究・発信」を開催いたします。広くマイノリティの視点からアーカイブ研究の新しい方向性―管理・保存の技術に留まらない人文社会科学的な問題化―を目指しています。皆さんのご参加をお待ちしています。

    2018.12.1土 10 : 30-18 : 45
    立命館大学 衣笠キャンパス 創思館1 階 カンファレンスルーム
    アクセス(http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/)
    参加費無料 当日参加可能
    * 資料準備などの都合上、可能な限り、参加される方は下記メールアドレスに事前にお名前と人数をご一報ください。
    * 情報アクセス保障については、11 月20 日までにご連絡ください。
    PROGRAM
    10:00 開場
    10:30 – 10:50 立岩 真也 立命館大学・先端総合学術研究科教授 生存学研究センター・センター長
    立命館大学生存学研究センターによるアーカイヴィング
    10:50 ‒ 11:15 安岡 健一 大阪大学
    「声」を継ぐ:飯田市歴史研究所でのオーラルヒストリーから
    11:15 ‒ 11:40 塚原 東吾 神戸大学
    過去の災害をどう探るか?:古気候記録の収集・分析と市民科学の試み
    11:40 ‒ 12:00 総合討論
    12:00 ‒ 13:30 書庫内覧・ポスターセッション・成果物展示・軽食

    たもつ・つたえる
    13:30 ‒ 13:55 長坂俊成 一般社団法人協働プラットフォーム代表理事/ 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
    311まるごとアーカイブ~当事者によるアーカイブと支援~
    13:55 ‒ 14:20 谷合佳代子 公益財団法人大阪社会運動協会 エル・ライブラリー/大阪産業労働資料館館長
    エル・ライブラリーのアーカイブズ―収集から活用まで
    14:20 ‒ 14:45 高木 恒一 立教大学・社会学部 教授 立教大学共生社会研究センター副センター長   
    立教大学共生社会研究センターの経験から
    14:45 ‒ 15:05 総合討論
    15:05 ‒ 15:15 休憩
    15:15 ‒ 15:40 藤吉 圭二 追手門学院大学・社会学部
    アーカイブズ―アカウンタビリティを越えて―
    15:40 ‒ 16:05 青山 薫 神戸大学・国際文化学研究科
    UK質的データアーカイブの設立経緯とその後
    16:05 ‒ 16:30 宮脇 正晴 立命館大学・法学部
    孤児作品と著作権
    16:30 ‒ 16:50 総合討論
    16:50 ‒ 17:00 休憩

    つかう・いかす
    17:00 ‒ 17:25 田中 聡 立命館大学文学部 地域研究学域 京都学専攻
    京都地域資料のアーカイブ構築
    17:25 ‒ 17:50 利光 恵子 立命館大学 生存学研究センター 客員研究員
    優生保護法のもとでの強制不妊手術と公文書
    17:50 ‒ 18:15 河村 宏 NPO法人支援技術開発機構副理事長
    アーカイブのアクセシビリティとインクルーシブな社会
    18:15 ‒ 18:35 総合討論
    18:35 ‒ 18:45 閉会の挨拶

    主催:立命館大学 生存学研究センター