SOGI研究会(2021年度)

院生代表者

  • OUYANG Shanshan

教員責任者

  • 立岩 真也

概要

【目的】
SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)とは、性的指向とジェンダー・アイデンティティのことを意味する。本研究会はSOGIの視点で幅広い課題を検討することを目指している。2021年度研究会の目的は、クィア理論、フェミニズムにとって重要な文献であるGender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity (Butler, 1990)を精読した上で、ディサビリティ・スタディーズと交差する検討を行う。また、社会問題を着目し、これからの研究課題を検討することである。

【内容と方法】
本研究会の内容および方法は3つの活動で構成される。
①読書会を開催し、『ジェンダー・トラブル』を精読し、関連文献・論文の輪読を行うことを活動の基本とする。その場、担当メンバーがレジュメを作って発表する。
②外部講演会や外部の研究会に参加し、その場で得た知識と自分なりの感想などを研究会で検討する。
③読書会で検討したテキストの著者を招きして公開研究会を行う。

【意義】
本プロジェクトは、多様な専門領域とSOGIの接点を探ることによって、クィア理論、ディサビリティ・スタディーズに関心を持つメンバーは各自の研究を進捗させると考える。

活動内容

1)文献の講読
今年度は8回分けて、Butler, Judith, 1990, Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity, Routledge. (=竹村和子訳, 1999,『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの攪乱』青土社). を講読し、議論を行った。
日時: 2021年4月25日、5月30日、6月27日、8月1日、9月4日、10月17日、11月21日、2022年1月16日
場所: Zoom(オンライン)

2)公開研究会の開催
①2022年2月13日に、「バトラーの議論を引き受けて」と題して、公開研究会を開催した。これまでのバトラーの議論を参照しつつ、バトラーの理論を踏まえたフェミニスト現象学や文学分析との結びつけに焦点を当てて議論をした。講演は羽生有希氏「フェミニスト現象学の継承としての『ジェンダー・トラブル』」である。院生発表は、メンバーである森祐香里「〈肉体〉を思考する場としての文学 ―第二次世界大戦直後日本における肉体文学研究から」であり、その後、参加者を含めた総合討論を行った。
文献閲読:
羽生有希,2019,「来たりし、来たるべきフェミニスト哲学――フェミニスト現象学とジェンダー・パフォーマティヴィティ」『現代思想総特集 ジュディス・バトラー』47(3):130-144.

②2022年2月25日に、「バトラー・政治・身体」と題して、公開研究会を開催した。ジュディス・バトラーの『ジェンダー・トラブル』は1990年に出版されたが、今もなお、議論を巻き起こし、クィア理論に限らずさまざまな分野に影響を及ぼし続けている。講演の五十嵐舞氏は、911以降のアメリカ社会問題をバトラーの議論に結びつけ検討し、そして日本の性差別とジェンダー問題を提示した。その後、参加者を含めた総合討論を行った。
文献閲読:
五十嵐舞,2019,「複数の『わたし』による連帯――ジュディス・バトラーの集合の政治と差異」『現代思想総特集 ジュディス・バトラー』47(3): 225-234.
――――,2021,「ままならない身体、ままならない情動――ジュディス・バトラーの『パフォーマンスティヴィティ』と『プレカリティ』」『帝国のヴェール――人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界』164-170.

構成メンバー

OUYANG Shanshan
SHEN CHIN
長島 史織
QU Honglin
宮内 沙也佳
勝又 栄政
森祐 香里

活動歴

2020年度の活動はコチラ
2019年度の活動はコチラ

メディアからの発信 2021年度
  • 本研究科院生の平安名萌恵さんの研究が、沖縄タイムスで紹介されました。
    「『ゆいまーるにもジェンダー格差がある』シングルマザーの生活史を聞き取る女性研究者」(沖縄タイムス+プラス 2022年2月28日
  • 本研究科の美馬達哉教授が参加した鼎談の抄録が、立命館大学広報課のオウンドメディアshiRUtoに掲載されました。
    「そもそも、コミュニケーションとはなんだろう?3人の教授と、その本質を探る」(shiRUto 2022年2月24日
  • 本研究科の松原洋子教授のコメントが下記新聞に掲載されました。
    「旧優生保護法『違憲』、国に初の賠償命令 大阪高裁」(日本経済新聞 2022年2月22日
    「中絶『配偶者の同意』要件、産婦人科医7割『撤廃すべき』」(読売新聞オンライン 2022年2月20日
    「強制不妊 救済制度に『NO』…大阪高裁 国に初の賠償命令」(読売新聞オンライン 2022年3月9日
  • 本研究科院生の枝木妙子さんの研究とコメントが、朝日新聞で紹介されました。
    〈サザエさんをさがして〉「もんぺ 現代に見いだす新たな魅力」(朝日新聞デジタル 2022年2月12日、朝刊、週末be・3面)

  • 本研究科の岸政彦教授の研究に関するインタビュー記事が、朝日新聞に掲載されました。
    朝日新聞デジタル 2022年2月2日
  • 本研究科の岸政彦教授の著書『リリアン』の織田作之助賞受賞に関連したコメントが、毎日新聞の「ひと」欄で紹介されました。
    毎日新聞デジタル 2022年1月13日
  • 本研究科の松原洋子教授のコメントが下記新聞に掲載されました。
    〈多事奏論〉「出生前検査 女性が『選択』できる社会か」(朝日新聞デジタル 2021年12月1日
  • 本研究科の小泉義之教授の共著書『狂い咲く、フーコー』が、下記新聞の書評欄で紹介されました。
    週刊読書人 2021年11月26日号(評者:近藤和敬)
    読書人ウェブ 11月29日
  • 本研究科の千葉雅也教授の共著書『ライティングの哲学』が、下記雑誌の書評欄で紹介されました。
    『週刊新潮』12月2日号(評者:綿野恵太)
  • 本研究科の千葉雅也教授が、下記番組に出演しました。
    NHK「ラジオ深夜便」2021年11月24日(水)23:05-4:00
  • 本研究科の小泉義之教授の著書『災厄と性愛』『闘争と統治』が、下記新聞の書評欄で紹介されました。
    週刊読書人 2021年11月12日号(評者:大野光明)
    週刊読書人ウェブ 11月15日
  • 本研究科の岸政彦教授が編著『東京の生活史』の出版に関連して下記雑誌のインタビュー記事で紹介されました。
    「150人が150人に「生活史」を聞く…途方もないプロジェクトが生まれた理由」(現代ビジネス 2021年10月31日
    「東京“だから”語られる話ではなく、東京“で”生きる人たちの物語」(ダ・ヴィンチジュース 2021年12月13日
  • 本研究科の美馬達哉教授のコメントが、下記新聞に掲載されました。
    「検証 コロナ時代」(京都新聞 2021年10月19日夕刊4面)
  • 本研究科院生の栗川治さんの研究が本学HPで紹介されました。
    「障害があっても、やりたいことは諦めない~障害のある教員の社会運動史を明らかに~」(【+Rな人】2021年10月13日
  • 本研究科修了生の天畠大輔さんが、著書『〈弱さ〉を〈強み〉に』(岩波書店、2021)の出版に関連して下記番組に出演されました。
    NHK「ハートネットTV」2021年10月12日[Eテレ]20:00-20:30
  • 本研究科の後藤基行講師の研究が、毎日新聞で紹介されました。
    〈京の人今日の人〉「コロナ禍での差別の実態を研究 立命館大院講師 後藤基行さん 精神医療史、多角的に」(毎日新聞デジタル 2021年10月9日
  • 本研究科の小川さやか教授が、下記番組に出演しました。
    NHK「視点・論点」2021年10月5日(火)[総合]4:40-4:50
  • 本研究科の美馬達哉教授のコメントが、下記新聞に掲載されました。
    「緊急事態解除 いま何をすべきか」(京都新聞 2021年10月1日朝刊3面)
  • 本研究科の岸政彦教授が、編著『東京の生活史』の出版に関連して下記番組に出演しました。
    NHK「ETV特集」2021年9月18日(土)[Eテレ]23:00-24:00
    TBSラジオ「アシタノカレッジ」2021年9月24日(金)23:00-23:55
    TBSラジオ「荻上チキ・Session」2021年10月11日(月)15:30-17:50
    文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」2021年10月11日(月)13:00-15:30
    TBSラジオ「アフター6ジャンクション」11月24日(水)18:00-19:00
  • 本研究科の岸政彦教授のインタビュー記事が、毎日新聞(2021年9月12日朝刊1面・3面)に掲載されました。
    〈迫る〉「市井を描く社会学者」その1その2(毎日新聞デジタル)
  • 本研究科の美馬達哉教授のインタビュー記事が、朝日新聞(2021年9月11日朝刊11面)に掲載されました。
    〈公論〉「ロックダウン的な手法」(朝日新聞デジタル 2021年9月11日
  • 本研究科院生の栗川治さんと、修了生の中村雅也さんの研究が、日本経済新聞(2021年9月2日夕刊10面)で紹介されました。
    〈セカンドステージ〉「失明の元教師 研究の道へ  障害者支える社会探究」(日経電子版 2021年9月2日
  • 本研究科の岸政彦教授の編著『東京の生活史』の書評が、下記雑誌に掲載されました。
    筑摩書房『ちくま』2021年9月号 No.606webちくま 2021年9月21日(評者:山本貴光)
    東京新聞 TOKYO Web 2021年11月6日(評者:重里徹也)
  • 本研究科の千葉雅也教授が著書『オーバーヒート』の出版に関連して、下記新聞のインタビュー記事で紹介されました。
    毎日新聞デジタル 2021年8月30日
    朝日新聞デジタル 2021年9月8日(→好書好日 9月14日
  • 本研究科の小川さやか教授が、下記番組に出演しました。
    NHK「思考ガチャ!」2021年7月16日(金)[Eテレ]22:00-22:30
  • 本研究科の美馬達哉教授の単著の書評と、竹中悠美教授の編著の書評が、『立命館アジア・日本研究学術年報』第2号に掲載されました。
  • 本研究科の竹中悠美教授の寄稿文が、大阪日日新聞に掲載されました。
    「被災美術品と向き合う──石内都の新作に見る一つのかたち」(大阪日日新聞、2021年7月8日9面)
  • 本研究科の千葉雅也教授のインタビュー記事が、読売新聞の書評欄に掲載されました。
    「性的少数者の生き方 問う 芥川賞候補作『オーバーヒート』 千葉雅也さん」(読売新聞、2021年6月21日、大阪版夕刊6面)
  • 本研究科の小川さやか教授の研究が読売新聞で紹介されました。
    〈あすへの考〉「『その日暮らし』したたかに…文化人類学者・立命館大教授 小川さやか氏」(読売新聞オンライン 2021年6月6日
  • 本研究科院生の栗川治さんのコメントが毎日新聞社の点字週刊誌『点字毎日』(2021年5月30日号)に掲載されました。
    〈読書バリアフリー最前線〉「大学図書館を巡って(その1) 立命大、北大の事例から」(毎日新聞デジタル 2021年6月6日
  • 本研究科院生の平安名萌恵さんの研究が『琉球新報』(2021年5月25日朝刊〔生活〕11面)で紹介されました。
    「『ゆいまーる』にも男女格差 沖縄でシングルマザーが疎外される実態」(琉球新報デジタル 2021年5月26日
  • 本研究科の千葉雅也教授の著作「オーバーヒート」が下記新聞・雑誌の書評欄で紹介されました。
    読売新聞オンライン 2021年5月25日(評者:武田裕芸)
    『文藝』2021年秋季号(評者:山本貴光)
    『新潮』2021年10月号(評者:鈴木涼美)
    『群像』2021年10月号(評者:小泉義之)
  • 本研究科の岸政彦教授の単著『リリアン』の書評が『産経新聞』に掲載されました。
    産経ニュース 2021年5月23日(評者:重里徹也)
  • 「金城芳子基金」の助成を受賞された本研究科院生の平安名萌恵さんが沖縄県内の地方紙、沖縄タイムス(5月8日社会21面)と琉球新報(5月8日ひと・くらし21面)、琉球朝日放送でも報道されています。
  • 本研究科の岸政彦教授が、下記番組に出演しました。
    NHK大阪ラジオ「関西ワイド」 2021年5月7日(金)「旬の人・時の人」
    JFN「FUTURES ラジオ版 学問ノススメ」 2021年4月9日(金)5:30-6:00
  • 本研究科の小川さやか教授の記事が、立命館大学広報課のオウンドメディアshiRUtoに掲載されました。
    「タンザニア人零細商人の“したたかさ”に見る「シェア」の新概念」(shiRUto 2021年4月6日
  • 本研究科の立岩真也教授の単著『介助の仕事:街で暮らす/を支える』が下記新聞等の書評欄で紹介されました。
    ダ・ヴィンチニュース 2021年4月5日(評者:佐々木ののか)
    webちくま 2021年4月21日(評者:渡辺一史)
    日刊ゲンダイDIGITAL 2021年5月12日
    読売新聞オンライン 2021年7月4日(評者:柴崎友香)
  • 本研究科の小泉義之教授の編著『フーコー研究』の出版に関連した記事が下記新聞に掲載されました。
    「フーコーの思考の展開、広く深い共同研究 鼎談=小泉義之×立木康介×田中祐理子」(週刊読書人 2021年4月2日号
Core Ethics vol.17

立命館大学大学院先端総合学術研究科
『Core Ethics』Vol.17 2021年

コアエシックス17号_表紙

目次 PDF<184KB>
奥付 PDF<47KB>


論文

不気味の谷の陥落
伊藤 京平 p.1
PDF<1 MB>

労働者派遣法の制定過程と警備業における請負労働の固定化
――業界資料と国会資料から――
岩﨑 弘泰 p.11
PDF<436KB>

戦前の精神病院における同意のない侵襲性の高い治療
――1937 年の文献にみる2 つの睾丸摘出事例――
植木 是 p.25
PDF<533KB>

戦時下アニメーションの音画配合手法
王 琼海 p.37
PDF<1MB>

障害とセクシュアリティの交差についての考察
――台湾の肢体障害/男性同性愛者の経験から――
欧陽 珊珊 p.51
PDF<440KB>

「権利」をわかりやすく伝えることの難しさ
――日本における『わかりやすい障害者権利条約』の作成過程の一考察――
高 雅郁 p.65
PDF<422KB>

ベッドサイドの統治性
柏﨑 郁子 p.79
PDF<402KB>

法科学の「歪み」の発生と再構築についての科学技術社会論的分析
木村 祐子 p.103
PDF<423KB>

なおす対象とされた障害
――1960 年代に行われた脳性麻痺の治療とその体験に着目して――
小井戸 恵子 p.97
PDF<411KB>

芸術家とアイデンティティ・ワーク
――新たな演劇人研究に向けた理論的準備――
柴田 惇朗 p.117
PDF<359KB>

日本の生殖補助医療におけるカウンセリングの位置づけ
――卵子提供におけるカウンセリングを中心に――
瀧川 由美子 p.129
PDF<338KB>

処方薬依存を家族はどのように見ているのか
――薬物依存症者の家族支援の視点と課題――
谷口 俊恵 p.141
PDF<410KB>

時間の非実在性とJulian Barbour の無時間理論
椿井 真也 p.155
PDF<345KB>

表皮水疱症児を巡る家族と医療者の相互関係
――妊娠・出産・在宅移行――
戸田 真里 p.165
PDF<408KB>

聴者の主体的働きかけと技術の再配置による、
聴覚障害者―聴者コミュニケーション変容の可能性
――音声認識技術の利用検討から――
中井 良平 p.179
PDF<377KB>

飛田穂洲における「武士道野球」と「型」
根岸 貴哉 p.191
PDF<396KB>

きょうだいから見た障害者家族の変容と維持
――「中継地点」と「予防のワーク」――
藤井 梓 p.203
PDF<391KB>

逸脱集団への加入と離脱のプロセス
――ある若者の生活史から――
森 康博 p.217
PDF<430KB>

後期イヴァン・イリイチにおける主体性/統治の別のあり方について
――『テクストのぶどう畑で』のなかでの「読書」に関する考察――
安田 智博 p.231
PDF<395KB>


研究ノート

新型コロナウィルス感染症と地域コミュニティ
――京都市出町桝形商店街における語りの分析から――
有馬 恵子 p.241
PDF<4MB>

車いす使用の学校教師の困難と支援
―――合理的配慮の共通理解に向けて――
中村 雅也 p.255
PDF<1,356KB>


批評

疫病を読みなおす視点
――新型コロナウイルス禍と「戦争」の比喩――
塩野 麻子 p.201
PDF<201KB>

研究生・研修生の募集について

2021年度研究生・研修生

出願期間

  • 在籍を希望する期間が春学期・通年の場合
    2021年3月5日(金)~2021年3月12日(金)13時~17時
  • 在籍を希望する期間が秋学期の場合    
    2021年9月6日(月)~2021年9月13日(月)13時~17時
  • ※郵送の場合は、最終日消印有効とします。

出願方法

衣笠独立研究科事務室窓口へ提出、あるいは郵送

出願受付場所・時間

衣笠独立研究科事務室 17時まで

出願に関わる書類

  1. 研修生の申請にあたって
  2. 2021年度研修生・研究生出願手続要項
  3. 2021年度研修生・研究生願
  4. 研修生 誓約書 兼 個人情報の取扱いに関する同意書
  5. 研究生 誓約書 兼 個人情報の取扱いに関する同意書
2020年|立命館大学大学院 先端総合学術研究科

2020年度 行事

2020年3月

  • 29日(日) 新入生オリエンテーション(中止)

2020年4月

  • 2日(木) 入学式(中止)
  • 6日(月) 春セメスター授業開始

2020年5月

  • 27日(水) 7月入試出願開始

2020年6月

2020年7月

  • 4日(土) 7月実施入学試験 試験日
  • 18日(土) 博士論文/博士予備論文構想発表会
  • 19日(日) 博士論文/博士予備論文構想発表会
  • 21日(火) 春セメスター授業終了
  • 22日(水) 7月入試合否発表、9月入試出願開始

2020年8月

  • 1日(土) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会
  • 2日(日) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会
  • 3日(月) 『コア・エシックス』投稿原稿検討会
  • 5日(水) 9月実施入学試験 出願締切

2020年9月

  • 13日(日) 9月実施入学試験 試験日
  • 28日(月) 秋セメスター授業開始
  • 30日(水) 9月入試合否発表

2020年10月

  • 3日(土) 学位授与式(博士)
  • 6日(火) 博士論文/博士予備論文構想発表会

2020年11月

2020年12月

2021年1月

  • 13日(水) 2月実施入学試験 出願締切
  • 19日(火) 秋セメスター授業終了

2021年2月

  • 7日(日) 2月実施入学試験 試験日
  • 9日(火) 博士論文/博士予備論文構想発表会
  • 10日(水) 博士論文/博士予備論文構想発表会
  • 12日(金) 博士論文/博士予備論文構想発表会
  • 24日(水) 2月入試合否発表

2021年3月

  • 27日(土) 学位授与式(博士)
オンラインワークショップ「ロックトインを常態として生きる withコロナ社会研究プログラムの成果から」

日時・場所

3月28日(日)15:30開場 16:00開始 19:00終了予定
詳細はこちら:https://www.ritsumei-arsvi.org/news/news-3542/
お申し込みはこちらから:https://tinyurl.com/y74fv28h
会場:オンライン(zoom)
参加費:無料 
*情報保障が必要な方のために文字通訳が入ります

趣旨

 このワークショップは、「ロックトイン・シンドローム(LIS、閉じ込め症候群)」の人びとの生きられた経験を明らかにするための国際プロジェクトの一部です。
 多くの人にとって、LISというのは馴染みのない病名(症候群名)でしょう。これは、脳の障害や病気(たとえば、筋萎縮性側索硬化症(ALS))が原因となって、身体が動かず、言葉も出なくなった状態を指しています。ただし、全身が麻痺していても、五感と認識力は冒されておらず、目の動きとまばたきで意志を伝えることはできます。
 企画者の一人であり、LISとなった母を見送った経験のある川口有美子は、かつて「ALSの人の話は短く、ときに投げやりなようでもあるけれども、実は意味の生成まで相手に委ねることで最上級の理解を要求しているのだ」と述べたことがあります(『逝かない身体』)。たしかに、ここで紹介する一つ一つの語りは長くはありません。もちろん、その理由が障害にあります。
 けれども、コミュニケーションすることの「困難」は「不可能」を意味しません。聴き手が諦めない限り、短い語りも豊かで深い相互作用を生み出すことができます。それが、この国際共同研究の出発点でした。ここでは、そうした人びとが、自らの身体の状態と自らの棲まう世界をどのように経験しているかを、アンケートやインタビューで明らかにする国際共同研究の成果の一部を紹介します。
 そして、このワークショップそのものは、研究に留まらない一つの実践として、LISの人びと自身が時間をかけて一文字一文字を入力した語りを紹介し、ゆったりとしたコミュニケーションの場を生み出すことを目指しています。
 さらに、日本での調査では、コロナ禍についての問いも追加しました。そこからは、ウィズコロナ社会を生きるLISの人びとだけの経験に留まらず、「脆弱性」を有するとされてきた人びと——病者・障害者・高齢者など——の姿も見えてくるでしょう。
 コロナ禍は、外出の難しい状況の中で工夫しながら日々を過ごし、人工呼吸器の必要性を心配する生き方を、多くの人びとにとってリアルなものとしました。しかし、ここで強調したいのは、それが、ある人びとにとっては緊急事態や非常事態ですが、別の人びとにとっては生活の常態に過ぎないということです。ウィズコロナ社会での「生きるのに忙しい」生き方を指し示す先達に耳を傾けることから、始めることにしましょう。

プログラム

  • 第1部
  • 16:00~16:15 開会挨拶、趣旨説明(立命館大学生命科学部 姫野友紀子)

    16:15~16:35 「ロックトイン・シンドローム入門」(立命館大学先端総合学術研究科 美馬達哉)

    16:35~17:05 「ロックトインで経験する身体と時間」(「withコロナ社会での持続可能なケア」調査中間報告1)

    17:05~17:25 「スペインとフランスでロックトイン・シンドロームと共に生きる人々の一人称の語り:人びとは何を語るのか、“First-person narratives of people living with LIS in Spain and France: What do they talk about?”」(Rovira i Virgili University Lina Masana)(通訳あり)

    17:25~17:35 休憩(10分)

  • 第2部
  • 17:35~17:55 「ロックダウンのなかのロックトインの経験」(「withコロナ社会での持続可能なケア」調査中間報告2)

    17:55~18:55 全体討論
    ファシリテーター 川口 有美子|NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会副理事長/事務局長
    調査被験者の人びとからの追加意見と調査へのフィードバック

    指定発言 伊藤 道哉|日本ALS協会副会長、中西 正司|全国自立生活センター協議会副代表、村上靖彦|大阪大学人間科学研究科

    コメントと総括 Fernando Vidal|ICREA/Rovira i Virgili University

    18:55~19:00 閉会挨拶 立命館大学先端総合学術研究科 美馬達哉

主催等

主催:立命館大学「withコロナ社会での持続可能なケア」研究グループ
共催:立命館大学生存学研究所、NPO法人ALS/ MNDサポートセンターさくら会
後援:立命館大学先端総合学術研究科

本ワークショップは挑戦的研究(萌芽)「マイノリティアーカイブの構築・研究・発信:領域横断的ネットワークの基盤創成」(19K21620、代表:美馬達哉)の支援を受けています。
連絡先: lismimahimeno@gmail.com

「ゼロ世代」WEBコンテンツ保存プロジェクト

院生代表者

  • 向江 駿佑

教員責任者

  • 竹中 悠美

概要

 本プロジェクトは、2019年度より本学アート・リサーチセンターの「日本文化DH拠点研究拠点形成支援プログラム」の一環として継続している「「ゼロ世代」WEBコンテンツ保存プロジェクト」(ゼロプロ)を土台とし、その成果の応用の観点から異なる方向で発展させるものである。ゼロプロでは、今日のオンライン・エンタテインメントにおいて不可欠なものとなっているユーザーの創造的参加の源流を、インターネットの一般利用が普及した1995年頃から2000年代にかけての自主制作ゲーム・動画・アートなどとその批評言説にもとめ、それらのメタデータおよび現物の保存を試みてきた。その成果として現在までに約750タイトルのメタ・データベースを作成している。
院生プロジェクトとしては、①今年度さらに拡充予定の上記データベースについて国内外の研究者との共同研究の可能性を開くことと、②WEBコンテンツとしてのゲーム、動画、ドラマやアニメの歴史研究および批評に向けて、収集データの分析と応用の段階に進むための成果公開や議論の場の構築を目指すものである。①では韓国や中国でのコンテンツの収集及び研究者との交流をはかり、②では対面ないしはオンライン会議でのワークショップを開催し、得られた成果を学会等での報告やアートリサーチセンターのサーバーにアップロードするかたちで公開することを目的とする。

活動内容

 公開データの作成に向け、今年度は収集したコンテンツのメタデータ化の範囲や手法の検討を中心に、設計部分に重心をおく。疫病の蔓延により留学生メンバーの入国が大幅に遅れる見込みであることから、キャンパス閉鎖期間である春学期はZoomなどで打ち合わせを重ねつつ、各自担当国のWeb文化としてのゲーム、動画、ドラマなどにかんする資料収集をおこなう。ただし新入生の張にかんしては修士論文の構想を固めることを優先するため、今年度はコンテンツの収集については補助的な役割とし、作業手順の共有や定期ミーティングへの継続的な参加によるプロジェクトの運営方法の理解に主眼をおく。
 秋学期以降は、「ゼロ世代」の日韓それぞれの作品群とローカル・コンテクストについての研究会を開催し、双方の分析についての比較検討と統合をおこなう。また、メディア研究にかんする情報は作品現物とはことなり保存や信頼性の観点からいまだ紙媒体の参照が必須であること、本研究にかんするマルチメディアな展覧会が開催された場合には現地調査も必要となることから、国会図書館とIAMAS、ICC、および可能であれば訪問時期に開催される各種メディア芸術関連イベントの調査をおこなう。研究成果は8月と2月に開催されるアート・リサーチセンターでの報告会のほか、例年3月頃におこなわれる日本デジタルゲーム学会等、メンバーの参加する各学会での報告を予定している。

成果及び今後の課題

 上述のとおり本プロジェクトはアート・リサーチセンターの同名プロジェクトと連携していることから、8月の「ARC Day 2020」および2月の「文部科学省国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」・ 研究拠点形成支援プログラム 研究プロジェクト/2020年度成果発表会」にて成果を報告したほか、向江・森・ムンの共著で『アート・リサーチ』21号に研究ノート(「WEBコンテンツから〈ゼロ年代批評〉を逆照射する——クリエイションとジェンダーを中心に」)を投稿した(3月刊行)。さらに本プロジェクト単体での活動として、21年2月25-6日にかけて、国立国会図書館およびICCにおいてデジタルコンテンツの収集・管理・公開にかんする現地調査をおこなった。とくに前者においては、職員でデジタルアーカイブ学会の会員である井上那智氏をはじめとする関係者各位にインタビューや閉架書庫を含む館内の案内などでご協力いただいた。さらに3月には、デジタルゲーム学会において向江が報告をおこなった。今後は先送りにした中国語圏のコンテンツの追加や、システム整備の関係でペンディングされているアート・リサーチセンターのサーバー上でのデータベースの公開を実現したい。

構成メンバー

向江 駿佑
森 敬洋
ムン ゼヒ
張 芸馨

International Open Workshop Media Design in East Asia/東アジア・メディアデザイン研究会 公開国際ワークショップ

Media Design Transcend Time and Space
時空を超越したメディアデザイン


プログラム

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日時・場所

日時:2021年2月23日(火)13:50〜18:30(UTC+9)/北京時間12:50〜17:30
場所:Zoom Room 13:20-

言語:英語、中国語(日本語通訳あり)

主催

日本・立命館大学大学院先端総合学術研究科 院生プロジェクト「東亜メディア・デザイン研究会」
中国・ハルピン師範大学メディア学院(Harbin Normal University Institute of Media)

Program

  • 13:50-14:00 Greeting 開場挨拶
    Commentator: Prof. Yumi Kim Takenaka 竹中悠美(表象領域教授)
    Moderators: Xian Zhang 張憲(立命館大学大学院先端総合学術研究科表象領域)
  • 14:00-15:30 Prof. Hui Wang 王絵
    “中东铁路上的交融——20世纪上半叶东西洋艺术在哈尔滨的传播与影响”
    15:30-15:45 Discussion
  • 15:45-15:50 Break

  • 15:50-16:50 Prof. Qingfa Yang 楊清髪
    “Cover Girl: The Most Beautiful Consumer Goods”
    16:50-17:05 Discussion
  • 17:05-17:10 Break

  • 17:10-18:10 Prof. Yiping Zhang 張宜平
    “Emancipation of Creativity in A.I. Age: How Artificial and Data Intelligence Empowers Digital Media Design”
    18:10-18:25 Discussion
  • 18:30 Closing

お問い合わせ先

張憲(E-mail: luridglow[at]gmail.com)
※atを@に変更してください

ポスト世俗化の時代からみた社会のありよう: デイヴィッド・ライアン『ジーザス・イン・ディズニーランド』刊行企画


プログラム

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日時・場所

日時:2021年3月4日(木) 14:00-16:45 (開場 13:50)
プラットフォーム:Zoom(オンライン)
参加費無料・事前予約制

主催者

立命館大学先端総合学術研究科2020年度院生プロジェクト・思想の思想研究会

企画趣旨

ポストモダンの時代においてディズニーは、多文化多種族共生やジェンダーをめぐるさまざまな問題をベースにした作品を発表していった。そしてそのことは、個々の多種多様な価値観の尊重と結びつくことで、これからの生き方の構想を示している。
他方で、ディズニーランドは消費社会下で作られたテーマパークであり、個人の主体性な選択の一つのなかで、人々を惹きつける場となっている。
デイヴィッド・ライアンは、この状況を宗教的観点から検討することで、ポスト世俗化の新たな可能性について探求した。
本企画は、ライアンの著書『ジーザス・イン・ディズニーランド』の訳者を招いて、ライアンの思想や議論の射程を探る試みである。

プログラム

  • 第一部
  • オープニング
    訳者一同(大畑・小泉・芳賀・渡辺)による報告
    コメント(箱田)
    小休憩

  • 第二部
  • コメント(清水)
    質疑応答
    全体討議
    クロージング

報告者

大畑凛(大阪府立大学)
小泉空(大阪大学)
芳賀達彦(大阪府立大学)
渡辺翔平(大阪府立大学)

コメンテーター

清水知子(筑波大学)
箱田徹(天理大学)

司会

安田智博(立命館大学)

登録方法について

登録方法:Google Form
https://forms.gle/62CwoM2SJEMeGH8N7
2021年3月2日(火)までに、ご登録下さい。
Zoomの回線の都合上、先着80名までとなります。
大変恐縮ですが、定員に達した場合は、受付は終了となります。
→ご登録いただけたら、参加に必要なURLを、前日の午後にお送りします。
※登録の際に注意していただきたい点
トラブルが生じるおそれがあるため、当日Zoomをご利用される際のお名前と、申込でご登録されるお名前を同じものにして下さい。
Google Formから返信が必ずあります。返信がない場合は下記の問い合わせ先まで、ご連絡下さい。

その他注意していただきたい点

必ず、ビデオとマイクをオフにして下さい。
※Zoomのご利用が初めての方は、事前に接続テストができます。 https://zoom.us/test
手話通訳が必要な方は、表示方法を「スピーカービュー」ではなく「ギャラリービュー」とすることをお勧めいたします。
※参加者のビデオの右肩にある「…」(設定ボタン)で「ビデオオフの参加者を非表示」にしていただくと、ビデオがオンの状態にある「発表者」の画面と「手話通訳者」の画面が大きく表示されます。
※スピーカービューやギャラリービューに切り替えて、見やすい方法でご視聴ください。
視聴者の機材や通信環境により、映像や音声の乱れ、停止等が起こる場合があります。特にWi-Fi/無線LAN環境で視聴される方はご注意下さい。
携帯電話回線での視聴は推奨しません。やむを得ずスマートフォン等で視聴される場合はデータ通信の上限にご注意下さい。

お問い合わせ先

dement0794[at]gmail.com(安田)
※atを@に変更

報告者プロフィール

大畑凜(おおはた・りん)
大阪府立大学大学院博士後期課程。著書に『軍事的暴力を問う――旅する痛み』(共著、青弓社、2018年)、論文に「責任と原則――戦後責任論争の現在」(『福音と世界』2020年9月号)、「人質の思想――森崎和江における筑豊時代と「自由」をめぐって」(『社会思想史研究』44号、2020年)等。

小泉空(こいずみ・そら)
大阪大学大学院博士後期課程。論文に「はかなきものたちのために――ジャン・ボードリヤールの68年論」(『年報カルチュラル・スタディーズ』Vol. 8、2020年)、「居住不可能なところに住むこと――ヴィリリオの空間論」(『人間社会学研究集録』12号、2017年)等。

芳賀達彦(はが・たつひこ)
大阪府立大学大学院博士後期課程。論文に「警察と顔役――大阪市内闇市の組織化に関する考察」(『人間社会学研究集録』2018年13号)。訳書にデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』(共訳、岩波書店、2020年)等。

渡辺翔平(わたなべ・しょうへい)
大阪府立大学大学院博士後期課程。論文に「『アスペルガー』と改善の物語――素人専門家による自閉症スペクトラム障害の描写の一例」(『人間社会学研究集録』15号、2020年)等。

コメンテーター プロフィール

清水知子(しみず・ともこ)
筑波大学人文社会系准教授。専門は文化理論、メディア文化論。著書に『文化と暴力ー揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『ディズニーと動物ー王国の魔法をとく』(筑摩選書)、訳書にデイヴィッド・ライアン『911以後の監視』(明石書店)、ジュディス・バトラー『アセンブリー行為遂行性・複数性・政治』(共訳、青土社)、A.ネグリ/M.ハート『叛逆ーマルチチュードの民主主義宣言』(共訳、NHKブックス)等。

箱田徹(はこだ・てつ)
天理大学人間学部総合教育研究センター 准教授。著書に『フーコーの闘争――〈統治する主体〉の誕生』(慶應義塾大学出版会)。訳書にユルゲン・ハーバーマス/チャールズ・テイラー/ジュディス・バトラー/コーネル・ウェスト/クレイグ・カルフーン 著, エドゥアルド・メンディエッタ/ジョナサン・ヴァンアントヴェルペン 編『公共圏に挑戦する宗教──ポスト世俗化時代における共棲のために』(共訳、岩波書店)等。

オンラインシンポジウム「東日本大震災。百年経ったら―記憶・継承・忘却―」


プログラム

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企画趣旨

本シンポジウムは、東日本大震災直後の福島市でおこなわれた《プロジェクトFUKUSHIMA!》の映像記録を、制作に関わった大友・藤井両氏とともに10年後の現在に見直し、「災害/緊急事態とアート」という喫緊の課題、さらに「出来事とアート」という普遍的な問題を思考します。
なぜなら、放射能であれパンデミックであれ、人びとを生物としての生へと縮減しようとする諸力への抵抗であり、その抵抗が残す爪痕がアートだからです。
しかし、10年前の東日本大震災を現在のコロナ禍と重ね合わせるとき、「災後」という視点からの相対化、つまり出来事と時間という歴史をめぐる問題を明示的に導入する必要性に私たちは思い至りました。
そこで、この映像作品の宛先である「100年後の未来」を起点にメディア研究者とともに振り返ることで、震災から10年を経た現在を見直し、災害の記憶・継承、そして忘却をめぐってアーティストと研究者が討論を行います。アートに関する議論と同時に、メディアを通じて何が継承され何が忘却されるかの集合的記憶の力学も扱うことで、新たな視界が開かれるでしょう。
それは、生物としての生に縮減されない生存のあり方と技法を発明することでもあるはずです。

日時・場所

日時:2021年3月17日(水) 14:30開場 15:00開始 18:00終了予定
詳細はこちら:https://www.ritsumei-arsvi.org/news/news-3484/
お申し込みはこちらから:https://bit.ly/2ZkEUS9

会場:オンライン(zoom)
参加費:無料 
*情報保障が必要な方のために文字通訳が入ります

主催等

主催:立命館大学東日本大震災シンポジウム実行委員会2021
共催:立命館大学生存学研究所
後援:立命館大学大学院先端総合学術研究科
協力:DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space

司会

美馬達哉      立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授
マーティン・ロート 立命館大学大学院先端総合学術研究科 准教授
有馬恵子      立命館大学大学院先端総合学術研究科 博士課程

プログラム

  • 15:00- 第1部
  • 大友良英・藤井光対談 「災害/緊急事態とアート――東日本大震災から10年を経て」

  • 16:05- 第2部 講演
  • 水出幸輝 「災害の来し方、行く末」
    飯田豊 「コミュニティメディアの考古学――初期ビデオアート、CATV、災害の記録」
    藤井光 「想起の技術」

  • 17:30- 第3部 全体討議と質疑応答
  • 18:00- 終了予定