公開シンポジウム 装いから知る花街今昔

公開シンポジウム 装いから知る花街(かがい)今昔

「装いから知る花街今昔」フライヤー画像

日時・場所

日時:2016年11月6日(日) 13:00-16:00 開場12:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

◆一般公開◆ 参加無料、申込不要、定員50名〔先着順〕

ゲストスピーカー

南 登美子 (京都美容文化クラブ会長、有職美容師)

パネリスト

溝縁 ひろし (日本写真家協会会員、フォトハウス・ぶち)
加藤 政洋 (立命館大学文学部、准教授)
田中 圭子 (東京都教育委員会、学芸員)

司会

松田 有紀子 (国立民族学博物館、日本学術振興会特別研究員PD)

主催

科学研究費助成事業特別研究員奨励費
「花街の担い手コミュニティの日常的実践に関する歴史人類学的研究」(代表:松田有紀子)

共催

立命館大学大学院先端総合学術研究科

開催趣旨

 京都が誇る「伝統」の象徴と謳われる舞妓(まいこ)、芸妓(げいこ)。そしてその営業の場である花街。近世から現在にいたるまで、移り変わる時代に合わせて、花街で生きる人々は自らのあり方を変容させながら存続してきました。2020年の東京オリンピック開催が間近に迫り、日本の文化が取りざたされる昨今、京都という都市に今も息づく花街の「伝統」に、国内外からの関心が集まっています。
 本シンポジウムでは、この様な現状をふまえ、変容し続ける花街における「伝統」の核心について装いという視点から迫ります。その上で、どのような形でもって「伝統」を次世代に継承するかという問題について、一般の参加者を交えて検討します。

 第一部では、「花街の昔を振り返る―装いという視点から」と題して、戦前から昭和40年代までの花街の習俗を記録した絵画や写真をとりあげます。京都、とりわけ祇園町の舞妓や芸妓たちを被写体として撮影を続けてこられた写真家の溝縁ひろし氏、都市空間における花街の機能について研究されている文化・社会地理学者の加藤政洋氏、美術史の観点から京美人の表象を研究されている田中圭子氏に、それぞれの知見からご発表いただくとともに、祇園町の美容師として数十年にわたって舞妓たちを間近で支えてこられた南登美子先生のお話から、高度経済成長期を経て今もなお変容し続ける花街のいとなみを振り返ります。
 また第二部では、上記の登壇者を中心に、「花街の今と、次世代への『伝統』の継承」というテーマを掲げ、舞妓、芸妓を支える人々を取り巻く状況の変化から花街の今と未来について考えるパネルディスカッションを催します。

プログラム

 13:00-13:15 開会あいさつ、ゲストスピーカーおよびパネリスト紹介

第一部 上映会「花街の昔を振り返る―装いという視点から」

 13:15-13:30 解説「絵画のなかの舞妓、芸妓」田中圭子
 13:30-13:45 解説「高度経済成長期前における祇園の風景」溝縁ひろし
 13:45-14:00 解説「昭和35年祇園祭の《ねりもの》~縄手通りの光景~」加藤政洋
 14:00-14:20 講演「装いから振り返る祇園町のいとなみ」南登美子

 14:20-14:35 休憩

第二部 パネルディスカッション「花街の今と、次世代につなぐ『伝統』」

 14:35-14:40 コメント 田中圭子
 14:40-14:45 コメント 溝縁ひろし
 14:45-14:50 コメント 加藤政洋
 14:50-15:55 コメント 南登美子
 14:50-15:30 質疑応答
 15:30-15:45 総括 松田有紀子
 15:55-16:00 閉会あいさつ

*敬称略

お問い合わせ

 立命館大学独立研究科事務室(〒603-8577京都市北区等持院北町56-1)
 TEL: 075-465-8348





2016年度先端総合学術研究科 オープン交流会

オープン交流会チラシ画像

2016年度先端総合学術研究科 オープン交流会では、第一線の研究者として活躍する先端研の修了生たちからご自身の現在の研究の状況について、お話しいただきます。どなたのご参加も歓迎いたします。「研究の先端にふれる、自分の未来がみえる。」

日時・場所

  • 2016年7月24日(日) 15:30~18:30
  • 衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム

講演スケジュール

  • 15:30-   萩原 由加里
    (立命館大学ほか 非常勤講師・表象領域 2009年修了)
    「基礎資料を作る――アニメーション研究における実証史学の重要性」
  • 16:10-  櫻井 浩子
    (大阪大学 大学院 情報科学研究科 特任研究員・生命領域 2010年修了)
    「重症新生児の治療方針を考える」
  • 17:00-  倉本 知明
    (台湾・高雄文藻外国語学院 助理教授・共生領域 2011年修了)
    「現代台湾における俳句式新詩の受容と展開」
  • 17:40-  小林 勇人
    (日本福祉大学 社会福祉学部 准教授・ 公共領域 2008年修了
    「生活保護改革の未来――ワークフェアVS.ベーシックインカム?」)





メディアからの発信 2016年度
  • 本研究科修了生の由井秀樹さんと吉田一史美さんの研究が、立命館の研究活動報で紹介されました。
    「数の問題の前に考えたい」立命館大学『RADIANT』Issue #4:少子高齢化 2017年2月27日
  • 本研究科の千葉雅也准教授について、AERA 2016年12月5日号の「現代の肖像」において紹介されました。
    AERA 2016年12月5日号(朝日新聞出版)
  • 本研究科在学生の小林宗之が、下記番組に出演しました
    MBS毎日放送 マツコの知らない世界 2016年10月18日(火) 20時57分~22時00分  
    「「マツコの知らない号外の世界」…1万7千枚号外を集めた男 小林宗之さん 」
    http://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
  • 本研究科の小川さやか准教授が、下記番組に出演しました
    NHK Eテレ 「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」 2016年9/18(日)[17日深夜] 0:00-1:00 
    「都市と地方 ”見えない分断線”とは?」
    http://www4.nhk.or.jp/jirenma/
  • 本研究科の松原洋子教授が、下記番組に出演しました
    NHK Eテレ ハートネットTV 2016年7/6(水)20:00-20:29 (再放送)7月13日(水)
    シリーズ 障害のある女性 第2回 本当は産みたかった-強制不妊手術・54年目の証言-
    http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2016-07/06.html
  • 上野千鶴子教授の著書『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版、2015年)の書評が、『図書新聞』に取り上げられました(評者:大野秀樹〔社会医療法人財団大和会常務理事・杏林大学名誉教授〕)(2016/04)
2015年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 前期

2015年度 博士論文/博士予備論文構想発表会 前期

先端研では、毎年7月に、博士予備論文(修士論文に相当)・博士論文の構想発表会を行なっています。
2015年度は、昨年に引き続き大々的な企画として開催いたします。構想発表会は、プロジェクト型教育・学際的研究を推進する先端研ならではの、多様な関心をもつ院生・教員・研究者らが集う貴重な機会です。ぜひこの場に参加して、先端研の魅力を体感してみてください。
期間中は、下記のオープン交流会、ランチョン交流会、コーヒーブレーク、院生・修了生の著書紹介などを行ないます。多くの関係者と交流できるチャンスですので、積極的に活用してください。

開催概要

日時 2015年7月26日(日)
2014年7月27日(月)
会場 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

本研究科構想発表会の3つの魅力

  1. ランチョン交流会(無料)

    2日とも別メニューにて実施します。コーヒーブレイクともども、交流の場としてご活用ください。

  2. コーヒーブレイク

    コーヒーや冷たい飲み物をご提供します。

  3. 修了生・在学生の著書展示ブース。

    コーヒーブレイク会場の応接室にて、先端研独自の出版助成制度で刊行されたものなど、修了生・在学生の著作の展示を行います。

2015年度前期 博士論文/博士予備論文構想発表会
論題・スケジュール

7月26日(日)

  • 10:20~11:10 <博士>公共領域
    「わが国の病院におけるCare in normal birth: a practical guide(WHO)実践状況の10年間の変化と改善点」

-昼休-

  • 12:50~13:25 <予備>共生領域
    「アフリカのスラムツアーに関する人類学的研究―ツアーの導入・展開の地域間比較から―」
  • 13:25~14:00 <予備>表象領域
    「韓国の教育におけるデジタルゲームの活用の現状と課題点―シリアスゲームを中心に―」

7月27日(月)

  • 10:20~11:10 <博士>表象領域
    「現代中国のツーリズムにおける<文化>の考察」
  • 11:10~11:45 <予備>表象領域
    「「遊び」の概念について―「play」と「game」を集中に」

-昼休-

  • 12:50~13:40 <博士>公共領域
    「看護職からみた重症心身障害者施設における療育の意義と課題―A施設50年の歴史を通して―」
  • 13:40~14:30 <博士>共生領域
    「英語学習を通じた多文化共生の試み―亀岡市の生涯学習講座Global Sessionを事例に―」
  • 14:40~15:15 <予備>表象領域
    「20世紀における中国年画の変容―民衆美術とプロパガンダ美術のはざま」
  • 15:15~15:50 <予備>表象領域
    「野球のピッチングフォームの美―第96回全国高等学校野球選手権大会での言説の分析―」

注意事項

発表者の方へ

  1. 時間配分
    <博士論文構想発表会> 発表時間30分、質疑応答20分(合計50分)
    <博士予備論文構想発表会> 発表時間15分、質疑応答20分(合計35分)
  2. 発表は、論文のテーゼ・論旨に絞って、簡潔かつ明確に述べること。
  3. 発表時のレジュメ(A3片面印刷1枚)を、必ず予め50部用意(足りない場合は事務局にてコピーします)して持参すること。レジュメには以下
    の事項を簡潔に記載すること。
    ・論文の主旨
    ・論文の章立て
    ・研究史上の意義
    ・主要参考文献
    ・必要ならば図表
    ※発表用原稿又はメモはレジュメとは別に各人において用意すること。
  4. 発表に使用する機器類については事前に相談すること。

全院生の方へ

  1. やむを得ぬ事情のあるときを除き、先端総合学術研究科の大学院生は
    全日程に渡って、全員参加を原則としています。(除:授業との重複者)
  2. メールでの欠席連絡については、必ず件名に「先端研」と入れてくだ
    さい。
    doku-ken★st.ritsumei.ac.jp (★→@)

2015年度 オープン交流会

先端研では、今年度より、構想発表会の関連企画として、修了生の講演・懇親会を含んだオープン交流会を実施します。こちらも奮ってご参加ください。21日オープン交流会のフライヤー、26日オープン交流会のフライヤー

開催概要

日時 2015年7月21日(火)
2014年7月26日(日)
会場 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

2015年度オープン交流会 論題・スケジュール

7月21日(火)

  • 13:30~15:00 修了生講演会(1)

    「Translation Studiesの展開と日本」
    佐藤=ロスベアグ・ナナ(ロンドン大学SOAS専任講師)

  • 15:00~17:00 お茶会(会場:創思館3階303・304) 

7月26日(日)

  • 15:00~18:00 修了生講演会(2)

    「産む・生まれる・生きる――創生される死産児の検討から」
    山本由美子(東海学院大学人間関係学部子ども発達学科准教授)

    「経営倫理研究と教育の接点――ケースメソッドの可能性」
    高田一樹(南山大学大学院ビジネス研究科准教授)

    「芸術の持つ可能性について」
    今井真理(四天王寺大学人文社会学部人間福祉学科准教授)

  • 18:00~20:00 懇親会(会場:創思館403・404)

過去の博士論文・博士予備論文構想発表会

2014年度 博士論文・博士予備論文構想発表会
2013年度後期 博士論文・博士予備論文構想発表会
2013年度前期 博士論文・博士予備論文構想発表会
2012年度後期 博士論文・博士予備論文構想発表会
2012年度前期 博士論文・博士予備論文構想発表会
2011年度後期 博士論文・博士予備論文構想発表会
2011年度前期 博士論文・博士予備論文構想発表会

先端研プロモーションビデオ(2012年制作)

2012年制作の立命館大学大学院先端総合学術研究科のプロモーションビデオです。

立命館大学大学院先端総合学術研究科 紹介映像 2012 (8:01) – Youtube
先端研プロモーションビデオYoutubeリンク

プロモーションビデオ制作スタッフ

出演

西嶋一泰 共生領域/日本学術振興会特別研究員(DC2)
吉田一史美 生命領域/日本学術振興会特別研究員(DC1)
櫻井悟史 公共領域
角田あさな 表象領域
小西真理子 生命領域/日本学術振興会特別研究員(DC2)
村上潔 公共領域修了生/研究指導助手

ナレーション

利根健太朗 アイムエンタープライズ

進行・調整

福田一史 表象領域修了生/研究指導助手
村上潔 公共領域修了生/研究指導助手

協力

貝發眞爾 立命館大学独立研究科
岩出和也 TRIFOX
津田昌宏 アイムエンタープライズ

ディレクション・制作

山口翔 R-GIRO IRIS/Studio 8267

プロデュース

松原洋子 立命館大学大学院先端総合学術研究科
天田城介 立命館大学大学院先端総合学術研究科

モナ・ベイカー教授特別講義 「パーソナルなものとパブリックなものの相互交渉――翻訳研究の現場から」

モナ・ベイカー教授特別講義チラシ

日時・場所

日時:2016年7月15日(金) 16:30-18:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

講師

モナ・ベイカー (Mona Baker) (マンチェスター大学教授)

司会

佐藤=ロスベアグ・ナナ (ロンドン大学SOAS、翻訳研究所所長)

主催

立命館大学大学院先端総合学術研究科

お問い合わせ

sentan01[at]st.ritsumei.ac.jp [at]をアットマークに変えてください。

講義概要

「ナラティヴ=語り」という概念があり、翻訳・通訳研究では「社会ナラティヴ・アプローチ」なるものが議論され始めている。これに対して、「批判的ディスクール分析」という形で「ディスクール=言説」が議論されることもある。本講義では、そうした「ナラティヴ」と「ディスクール」のあいだの主たる差異はなんであるかを掘り下げてみる。
 文学における両概念の定義や解釈はさまざまだが、「ナラティヴ」なるものは、それをどう定義しようと、つねに日常生活や個人が抱える葛藤、私的な悩みや恐怖、喜び、不安などの細部に対する配慮を伴うという利点がある。私たちが共有する人間性に訴えることで、結果的に感情移入や抵抗に場を開くような細部への配慮である。
 こうした「パーソナルなもの」への配慮は、翻訳に付随する権力や抵抗の問題に関心を持つ研究者にとって、「ナラティヴ理論」をとりわけ魅力的に見せるのである。講義では、いくつか例を挙げながら、「パーソナルなもの」と「パブリックなもの」が、「ナラティヴ理論」に依拠した翻訳・通訳研究のなかでどのように縺れ合わされてきたか、そして両者の相互交渉が今後どのように考察可能なのかを話す予定である。



カルロ・セヴェーリ講演「イメージを移しかえる――思考の人類学のための試論」

立命館大学大学院先端総合学術研究科 国際ワークショップ

カルロ・セヴェーリ講演「イメージを移しかえる――思考の人類学のための試論」

日時・場所

日時:2016年6月15日(水) 18:00-
場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎図書館カンファレンスルーム

コメンテーター

デアントーニ・アンドレア(立命館大学 国際関係学部)
小川さやか (立命館大学 先端総合学術研究科)

発表者紹介

カルロ・セヴェーリ(Carlo Severi)
社会科学高等研究院(EHESS)・フランス国立科学研究センター(CNRS)教授。コレージュ・ド・フランス・人類学研究室のメンバー。パナマの先住民・クナのシャーマニズムを主題に、現地における精神疾患の理論と知の継承に聖天を当てた民族誌的な調査を行う。その後、記憶の技法についての比較分析を発展させるほか、行為の関係論的な分析に基づく儀礼の理論を構築した。現在は、人工物に付される(行為、発話、視線によって規定される)主体性の形式をめぐる議論を展開している。主な著書に、La memoria rituale (1993)、Le principe de la chimère (2007)、Naven ou le donner à voir (2009, Michael Houseman と共著)、L’image rituelle (2014, Carlos Fausto と共著)など多数。 
(http://carloseveri.net/ 参照)

教員の刊行物(~2010年)

2010年までの先端研教員(当時含む)の刊行物一覧です。2010年以降については教員の刊行物をご覧ください。

2010年

萩原康夫・松村祥子・宇佐見耕一・後藤 玲子編 2010/11/25 『世界の社会福祉年鑑2010年度版』 旬報社 ISBN-10:4845111950 ISBN-13:9784845111954 15,750円
『世界の社会福祉年鑑2010年度版』

小泉 義之 2010/10/20 『倫理学』,人文書院,ブックガイドシリーズ・基本の30冊,200p. ISBN-10: 4409001027 ISBN-13: 9784409001028 1,890円
『倫理学』

立岩 真也 2010/08/16 『人間の条件――そんなものない』,理論社,よりみちパン!セ,392p. ISBN-10: 4652078552 ISBN-13: 978-4652078556 1,575円
『人間の条件――そんなものない』

松井 太郎 著 西 成彦・細川 周平 編 2010/08/13 『うつろ舟――ブラジル日本人作家・松井太郎小説選』,松籟社,328p. ISBN-10: 4879842850 ISBN-13: 978-4879842855 1,995円
『うつろ舟――ブラジル日本人作家・松井太郎小説選』

吉田 寛・篠木 涼・櫻井 悟史 編 2010/07/05 『特別公開企画アフター・メタヒストリー――ヘイドン・ホワイト教授のポストモダニズム講義』,生存学研究センター報告13,191p. ISSN 1882-6539
『特別公開企画アフター・メタヒストリー──ヘイドン・ホワイト教授のポストモダニズム講義』

立岩 真也・齊藤 拓 2010/04/10 『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』,青土社,348p. ISBN-10: 4791765257 ISBN-13: 978-4791765256 2,310円
『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』

Pogge, Thomas W. 2008 World Poverty and Human Rights: Cosmopolitan Responsibilities and Reforms, second expanded edition, Cambridge, Polity Press. = 2010/03/25 立岩真也監訳/安部彰・池田浩章・石田知恵・岩間優希・齊藤拓・原佑介・的場和子・村上慎司 訳,『なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか――世界的貧困と人権』,生活書院,423p. ISBN-10: 4903690520 ISBN-13: 9784903690520 3,000円
『なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか――世界的貧困と人権』

天田 城介 2010/03/10 『〈老い衰えゆくこと〉の社会学(増補改訂版)』多賀出版,vi+683p. ISBN-10: 4811575717 ISBN-13: 978-4811575711 4,200円
『〈老い衰えゆくこと〉の社会学(増補改訂版)』

早坂 裕子・広井 良典・天田 城介 2010/03/10 『社会学のつばさ――医療・看護・福祉を学ぶ人のために』ミネルヴァ書房,x+260p. ISBN-10: 4623056309 ISBN-13: 978-4623056309 2,730円
『社会学のつばさ――医療・看護・福祉を学ぶ人のために』

Levi-Strauss,Claude, 1971 Mythologiques: Tome 4, L’Homme Nu, Plon. = 2010/03/01 吉田 禎吾・渡辺 公三・福田 素子・鈴木 裕之・真島 一郎 訳 『裸の人 2(神話論理IV-2)』みすず書房,568p. ISBN-10: 4622081555 ISBN-13: 978-4622081555 8,925円
『裸の人 2(神話論理IV-2)』

Dumouchel, Paul 2010/02/22 Nationalisme ET Multiculturalisme En Asie, Paris: L’Harmattan, 236p.
Nationalisme ET Multiculturalisme En Asie

2009年

渡辺 公三 2009/11/14 『闘うレヴィ=ストロース』, 平凡社,288p. ISBN-10: 4582854982 ISBN-13: 978-4582854985 840円
『闘うレヴィ=ストロース』

Reiko Gotoh & Dumouchel, Paul 2009/11 Against Injustice: The New Economics of Amartya Sen, Cambridge University Press, 328p. ISBN-10: 0521899591 ISBN-13: 978-0521899598 8,435円
『Against Injustice : The New Economics of Amartya Sen』

吉田寛 2009/10/09 『ヴァーグナーの「ドイツ」――超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ』,青弓社,408p. ISBN-10: 478727273 ISBN-13: 978-4787272737 4,200円
『ヴァーグナーの「ドイツ」―超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ』

立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 2009/09/10 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 2,310円
『税を直す』

渡辺 公三 2009/07/14 『身体・歴史・人類学Ⅰ―アフリカのからだ』
言叢社, 411p. ISBN-10:486209029X ISBN-13:978-4862090294 3,360円
『身体・歴史・人類学Ⅰ―アフリカのからだ』

渡辺 公三 2009/07/14 『身体・歴史・人類学Ⅱ―西欧の眼』
言叢社, 454p. ISBN-10:4862090303 ISBN-13:978-4862090300 3,360円
『身体・歴史・人類学Ⅱ―西欧の眼』

小泉 義之 2009/07 『デカルトの哲学』,人文書院,231p. ISBN-10: 4409040987 ISBN-13: 978-4409040980 4,410円
『デカルトの哲学』

西 成彦 2009/05/23 『世界文学のなかの『舞姫』(理想の教室)』,みすず書房,144p. ISBN-10:4622083299 ISBN-13:978-4622083290 1,680円
『世界文学のなかの『舞姫』(理想の教室)』

後藤 玲子・武川 正吾・古川 孝順編 2009/03/31 『新・社会福祉士養成講座4 現代社会と福祉――社会福祉原論』,中央法規,324p. ISBN-10: 4805831049 ISBN-13: 978-4805831045 2,730円
『新・社会福祉士養成講座4 現代社会と福祉――社会福祉原論』

立岩 真也 2009/03/25 『唯の生』,筑摩書房,424p. ISBN-10: 4480867201 ISBN-13: 978-4480867209 3,360円
『唯の生』

立岩 真也・岡本 厚・尾藤 廣喜 2009/03/10 『生存権――いまを生きるあなたに』,同成社,141p. ISBN-10: 4886214789 ISBN-13: 978-4886214782 1,470円
『生存権――いまを生きるあなたに』

有馬 斉・天田 城介 編 2009/01/30 『特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告5, 243p. ISSN 1882-6539
『特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」』

2008年

アマルティア・セン/後藤 玲子 2008/12/19  『福祉と正義』 東京大学出版会, ix+299p+viii. ISBN-10: 4130101102 ISBN-13: 978-4130101103 2,940円
『福祉と正義』

稲場 雅紀・山田 真・立岩 真也 2008/11/30 『流儀――アフリカと世界に向かい我が邦の来し方を振り返り今後を考える二つの対話』,生活書院,272p. ISBN:10 490369030X ISBN:13 9784903690308 2,310円
『流儀』表紙

原 康生・松村 祥子・宇佐見 耕一・後藤 玲子 編 2008/11『世界の社会福祉年鑑 2008』,旬報社, 575p. ISBN-10:4845110997 ISBN-13:978-4845110995 15,750円
『世界の社会福祉年鑑 2008』

立岩 真也 2008/09/05 『良い死』,筑摩書房,374p. ISBN-10: 4480867198 ISBN-13: 978-4480867193 2,940円
『良い死』

西 成彦 2008/02/20 『エクストラテリトリアル――移動文学論・2』,作品社,346p. ISBN:9784861821745 (4861821746) 3,360円
『エクストラテリトリアル――移動文学論・2』

小泉 義之・鈴木 泉・檜垣 立哉 編 2008/01/10 『ドゥルーズ/ガタリの現在』,平凡社,722p. ISBN: 4582702732 6,090円
『ドゥルーズ/ガタリの現在』

2007年

萩原 康生・松村 祥子・宇佐見 耕一・後藤 玲子 編 2007/11 『世界の社会福祉年鑑 2007』,旬報社,524p. ISBN:978-4845110520 (4845110520) 15,750円
『世界の社会福祉年鑑 2007』

西 成彦・崎山政毅 編 2007/08/01 『異郷の死――知里幸恵、そのまわり』, 人文書院, 296p. ISBN-10:4409160907 ISBN-13: 978-4409160909 2,730円
『異郷の死――知里幸恵、そのまわり』

天田 城介 2007/01/30 『〈老い衰えゆくこと〉の社会学 普及版』,多賀出版,606p. ISBN: 4-8115-6362-X 5,250円
『〈老い衰えゆくこと〉の社会学 普及版』

2016年のイベント
  • 2016年度院生プロジェクト 生命倫理研究会 公開研究会
  • ◆一般公開◆参加無料、申込不要

    日時:2016年11月26日(土)11時~17時
    場所:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館 401・402
    講演者:香西豊子(佛教大学)
    司会:安田智博(立命館大学 先端総合学術研究科)
    指定質問:
     櫻井悟史(生存学センター専任研究員)
     笹谷絵里(立命館大学 先端総合学術研究科)
    院生発表:
     住田亜希子(立命館大学 先端総合学術研究科)
     高木美歩(立命館大学 先端総合学術研究科)

 

 

  • ワークショップ 「トランス・ナショナルな高齢者介護――日本とASEANの事例から」
  • 日時:2016年11月22日(火曜日) 16時20分〜(2時間程度)
    場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館403・404
    報告:
    上野 加代子 氏(徳島大学総合科学部・教授)
      「日本から東南アジアへの退職移動」
    廣瀬 豊邦 氏(向陽介護センター代表/NPO法人日本フィリピンボランティア協会・副会長)
      「フィリピン人介護士の現状」

    質疑応答

    指定質問:
    佐草 智久(立命館大学先端総合学術研究科大学院生)
    渡辺 克典(生存学研究センター)

    司会:
    美馬 達哉(立命館大学先端総合学術研究科)

  • 韓国のゲームとゲーム研究を(再)発見する──ユン・ヒョンソプ教授の講演とワークショップ──
  • 日時:2016年11月4日(金) 16:20~19:30 
    場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館 1Fカンファレンスルーム

    第一部(16:20~17:20)
    ユン・ヒョンソプ「ゲームプレイの面白さの理論」
    (基本言語は日本語)

    第二部(17:30~19:30)
    ワークショップ「韓国と日本のゲーム研究の歴史と現状」
    (基本言語は日本語、韓国語、英語などを併用)
    ユン・ヒョンソプ
    井上明人(立命館大学ゲーム研究センター研究員)
    司会・吉田寛(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)

  • 公開シンポジウム 装いから知る花街(かがい)今昔 [大学院ウィーク関連企画]
  • ◆一般公開◆参加無料、申込不要、定員50名〔先着順〕

    日時:2016年11月6日(日) 13:00-16:00 開場12:30
    場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎図書館カンファレンスルーム
     
    ゲストスピーカー:
    南 登美子 (京都美容文化クラブ会長、有職美容師事)
     
    パネリスト:
    溝縁 ひろし (日本写真家協会会員、フォトハウス・ぶち)
    加藤 政洋 (立命館大学文学部、准教授)
    田中 圭子 (東京都教育委員会、学芸員)
     
    司会:松田 有紀子 (国立民族学博物館、日本学術振興会特別研究員PD)

  • 2016年度先端総合学術研究科 オープン交流会
  • 日時:2016年7月24日(日) 15:30~18:30
    場所:衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム

    講演スケジュール:
    15:30-   萩原 由加里(立命館大学ほか 非常勤講師・表象領域 2009年修了)
    「基礎資料を作る――アニメーション研究における実証史学の重要性」
    16:10-  櫻井 浩子(大阪大学 大学院 情報科学研究科 特任研究員・生命領域 2010年修了)
    重症新生児の治療方針を考える
    17:00-  倉本 知明(台湾・高雄文藻外国語学院 助理教授・共生領域 2011年修了)
    「現代台湾における俳句式新詩の受容と展開」
    17:40-  小林 勇人(日本福祉大学 社会福祉学部 准教授・ 公共領域 2008年修了)

院生・修了生の刊行物(2009年度以前)

先端総合学術研究科の院生・修了生は、研究成果を書籍としてかたちにしてきました。このページでは、2009年度以前に刊行された成果を紹介しています。最新の成果については院生・修了生の刊行物をご覧ください。
[2020年6月16日最終更新]

*表紙画像をクリックすると大きくなります。

2009年度

『ベーシックインカム』表紙

立岩 真也・齊藤 拓
2010/04/10
『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』
青土社
ISBN-10: 4791765257
ISBN-13: 978-4791765256
2310円


『視覚障害学生支援技法 増補改訂版』表紙

青木 慎太朗 編
2010/03/25
『視覚障害学生支援技法 増補改訂版』
生存学研究センター報告12
208p.
ISSN 1882-6539


『ケアと/の倫理』表紙

安部 彰・堀田 義太郎 編
2010/02/26
『ケアと/の倫理』
立命館大学生存学研究センター
生存学研究センター報告11
258p.
ISSN 1882-6539


『臨床場面のポリティクス』表紙

吉村 夕里
2009/12/20
『臨床場面のポリティクス――精神障害をめぐるミクロとマクロのツール』
生活書院
263p.
ISBN-13: 4903690482
3675円


『逝かない身体』表紙

川口 有美子
2009/12/15
『逝かない身体――ALS的日常を生きる』
医学書院
270p.
ISBN-10: 4260010034
ISBN-13: 978-4260010030
2100円

第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作


『出生をめぐる倫理』表紙

櫻井 浩子・堀田 義太郎 編
2009/12/04
『出生をめぐる倫理――「生存」への選択』
立命館大学生存学研究センター
生存学研究センター報告10
194p.
ISSN 1882-6539


『税を直す』表紙

立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治
2009/09/10
『税を直す』
青土社
350p.
ISBN-10: 4791764935
ISBN-13: 978-4791764938
2310円


『在宅人工呼吸器ポケットマニュアル』

川口 有美子・小長谷 百絵 編
2009/08/10
『在宅人工呼吸器ポケットマニュアル――暮らしと支援の実際』
医歯薬出版
212p.
ISBN-10: 4263235290
ISBN-13: 9784263235294
2600円+税


『障害受容再考』表紙

田島 明子
2009/06/25
『障害受容再考――「障害受容」から「障害との自由」へ』
三輪書店
212p.
ISBN-10: 4895903389
ISBN-13: 978-4895903387
1890円


『ベーシックインカムの哲学』表紙

Van Parijs, Philippe 1995 Real Freedom for All-What (if Anything) Can Justify Capitalism?, Oxford University Press.=2009/06/10
後藤 玲子・齊藤 拓 訳
『ベーシック・インカムの哲学――すべての人にリアルな自由を』
勁草書房
494p.
ISBN-10: 4326101830
ISBN-13: 978-4326101832


2008年度

『視覚障害学生支援技法』表紙

青木 慎太朗 編
2009/02/05
『視覚障害学生支援技法』
立命館大学生存学研究センター
生存学研究センター報告6
182p.
ISSN 1882-6539


『詩的創造の水脈』表紙

福田 知子
2008/11/01
『詩的創造の水脈――北村透谷・金子筑水・園頼三・竹中郁』
晃洋書房
278p.
ISBN-13: 9784771020030
3465円


 『不和に就て』表紙

山本 崇記・北村 健太郎 編
2008/10/10
『不和に就て――医療裁判×性同一性障害/身体×社会』
立命館大学生存学研究センター
生存学研究センター報告3
199p.
ISSN 1882-6539


『出来事のポリティクス』表紙

Lazzarato, Maurizio
2004
La polotica del l’evento,Rubbettino Editore.
=2008/06/25
村澤 真保呂・中倉 智徳訳
『出来事のポリティクス――知‐政治と新たな協働』
洛北出版
382p.
ISBN-10: 4903127079
ISBN-13: 978-4903127071
2800円


『文献目録 ベトナム戦争と日本』表紙

岩間 優希
2008/03/25
『文献目録 ベトナム戦争と日本――1948-2007』
人間社
342p.
ISBN-10: 493138854X
ISBN-13: 978-4931388543
1680円


2007年度

『芸術療法の理論と実践』表紙

今井 真理
2007/05/20
『芸術療法の理論と実践――美術教との関わりから』
晃洋書房
210p.
2835円
ISBN-13: 9784771018464


2006年度

『京の美学者たち』表紙

神林 恒道 編
2006/10/20
『京の美学者たち』
晃洋書房
258p.
ISBN-10: 4771017778
3000円+税


『芸術療法と美術教育』表紙

今井 真理
2006/04
『芸術療法と美術教育』
大学教育出版
177p.
ISBN-13: 9784887306868
2310円


2003年度

『たったひとりのクレオール』表紙

上農 正剛
2003/10/20
『たったひとりのクレオール――聴覚障害児教育における言語論と障害認識』
ポット出版
505p.
ISBN-10: 4939015556
2700円