2019年度博士論文・博士予備論文構想発表会

2019年度 博士論文/博士予備論文構想発表会

先端研では、博士予備論文(修士論文に相当)・博士論文の構想発表会を行なっています。
構想発表会は、プロジェクト型教育・学際的研究を推進する先端研ならではの、多様な関心をもつ院生・教員・研究者らが集う貴重な機会です。ぜひこの場に参加して、先端研の魅力を体感してみてください。
7月の構想発表会では、オープン交流会、コーヒーブレーク、院生・修了生の著書紹介などを行ないます。多くの関係者と交流できるチャンスですので、積極的に活用してください。

本研究科構想発表会の2つの魅力

  1. コーヒーブレイク

    コーヒーや冷たい飲み物をご提供します。

  2. 修了生・在学生の著書展示ブース。

    コーヒーブレイク会場の応接室にて、先端研独自の出版助成制度で刊行されたものなど、修了生・在学生の著作の展示を行います。

2019年度 秋学期 博士論文/博士予備論文構想発表会
論題・スケジュール

開催概要
日時 2020年2月13日(木)
会場 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

2020年2月13日(木)

  • 11:00~11:50 <博士>(表象)「大正・昭和におけるモダン着物デザインの葛藤」
  • 12:50~13:50 <博士>(公共)「日本における胃瘻の意義および変遷に関する研究」
  • 13:50~14:50 <博士>(生命)「「精神障害」を生きる当事者たちのライフストーリー就労支援の現場に着目して」
  • 14:50~15:25 <予備>(公共)「外国人技能実習制度の変遷と課題」

2019年度 春学期 博士論文/博士予備論文構想発表会
論題・スケジュール

2019年7月20日(土)

  • 10:00~10:35 <予備>(公共)「精神科病院における「対話」の方法―Anticipation Dialogueの日本への導入」
  • 10:35~11:10 <予備>(生命)「近代日本における結核の発病予防をめぐる言説の研究―通俗医学書・雑誌を中心に―」
  • 11:20~11:55 <予備>(表象)「ポール・ド・マンの「機械」と読むことの非人間性」

-昼休-

  • 13:00~13:35 <予備>(公共)「Asexualityの理論構築に向けて」
  • 13:35~14:10 <予備>(公共)「<沖縄的状況>で子どもを産み育てる意味―沖縄の非婚シングルマザーの生活史を中心に―」
  • 14:20~14:55 <予備>(公共)「脆弱な皮膚と共にある生―表皮水疱症者の語りから―」
  • 14:55~15:30 <予備>(表象)「ジル・ドゥルーズと創造―シーニュ・シミュラクル・プラトニズムの転倒―」

2019年7月21日(日)

  • 10:00~10:50 <博士>(共生)「多様化するシリアスゲームと韓国社会」
  • 10:50~11:40 <博士>(生命)「アイデンティティ・ポリティクスの分析から見る障害の主体―社会モデル論を手掛かりに―」

-昼休-

  • 12:40~13:30 <博士>(公共)「特別支援教育における格差の存在とその要因についての研究 ―都道府県間の特別支援教育体制整備の差異に着目して―」
  • 13:30~14:20 <博士>(生命)「イヴァン・イリイチにおける〈反〉近代的思想の系譜」
  • 14:30-15:20 <博士>(共生)「患者の逸脱論」
  • 15:20-16:10 <博士>(公共)「精神障害者のグローバルな草の根運動-連帯の中の多様性-」

2019年度先端総合学術研究科オープン交流会

講演スケジュール(予定)

  • 17:30-  講師 中倉 智徳氏
    (千葉商科大学人間社会学部専任講師・生命領域2010年3月修了)
    「ハイパーメリトクラシーとタルドによる精神の量化について」
  • 18:00- 懇親会

2019年7月22日(月)

  • 10:00~10:35 <予備>(公共)「台湾における障害のある性的少数者の現在―当事者の生活史を中心に―」
  • 10:35~11:25 <博士>(公共)「障害者政策の意思決定場面における当事者性の発揮に関する一考察−群馬県と前橋市の手話言語条例をめぐる議論に着目して−」

-昼休-

  • 12:30~13:05 <予備>(公共)「障害のある教員の当事者団体運動の展開と対立―1990年代を中心に―」
  • 13:05~13:40 <予備>(共生)「東インドネシア・スンバ島における「人-馬」関係と社会変容に関する人類学的研究」

公聴会

  • 14:00~15:00 <博士> (公共)
  • AIの芸術制作と「人間性」――AIによって「人間」は変わるのか?

    AIの芸術制作と「人間性」――AIによって「人間」は変わるのか?”

    日時

    2020年1月25日(土)14:00~17:30(予定) 

    会場

    立命館大学 創思館 カンファレンスルーム
    立命館大学衣笠キャンパスマップ(30番の建物)

    企画趣旨

     現在、AIが社会に取り入れられていく中で、AIと人間との関係をどう考えるのかが議論されている。その議論は、AIの進出により社会が効率化されるという楽観論から、人間の存在価値が低くなってしまうといった悲観論まで、数多くされている。
     こうした議論の中で見逃されているのが、AIを駆動させているのは結局のところ人間であるということである。なぜ、そうしたことを確認しなければならないのか。それは、それまでの議論がAIとそれを受容する人間との関係にのみに注目していたからである。
     そこでこのシンポジウムでは、AIと人間との関係性からより視点を広げ、AIを駆動する人間とそれを受容する人間の関係に注目する。
     それによって、どのような点を展望として示すことができるだろうか。それはおそらく、駆動する人間と受容する人間における「人間性(ヒューマニティー)」というものの変化という点にあるだろう。では、それをAIによるどのような制作によって提示することができるだろうか。それは、芸術制作にあるだろう。なぜか。それは芸術制作が、基本的に人間によるものであることが前提とされているからである。
     このシンポジウムでは、AIによる芸術制作が「人間性」というものを制作者や鑑賞者に再考をどのように促すものなのかを考えたい。

    プログラム

    趣旨説明
    西澤忠志(立命館大学大学院)
    招聘講師の講演
    中ザワヒデキ(美術家 人工知能美学芸術研究会)「人工知能が真に鑑賞し創作し、人間の美学と芸術が変貌する」
    谷口忠大(立命館大学 情報理工学部教授)「記号創発ロボティクスによる人間と表象の理解」
    ディスカッション
    中ザワヒデキ
    谷口忠大
    司会・コメント 千葉雅也(立命館大学 先端総合学術研究科准教授)

    2020年1月11日(土)渡辺公三先生のご業績をふり返る会

    渡辺公三先生のご業績をふり返る会

    日時

    2020年1月11日(土)13:00~17:30

    会場

    立命館大学 衣笠キャンパス 創思館4F 403・404
    立命館大学衣笠キャンパスマップ(30番の建物)

    主催:

    立命館大学大学院先端総合学術研究科

    企画趣旨

    先端総合学術研究科の初代研究科長を務められた渡辺公三氏が一昨年の12月16日に68歳という若さでお亡くなりになりました。この間、早すぎる遺作となった『身体・歴史・人類学Ⅲ 批判的人類学のために』(言叢社)をはじめ、『(増補)闘うレヴィ=ストロース』(平凡社)、訳書として『人種と歴史』(みすず書房)、『仮面の道』(筑摩書房)、『われらみな食人種』(創元社)が刊行されております。
    これを受けて、渡辺公三氏の学術的な業績とその意義について検討する目的で、先端研では来年1月11日(土)に「渡辺公三先生のご業績をふり返る会」を開催いたします。
    講師として真島一郎先生(東京外国語大学)と小田亮先生(首都大学東京)にお話いただき、その後、修了生によるスピーチを予定しております。
    終了後は会場内にて食事会を用意しております

    参加

    ・無料(懇親会のみ会費3000円/学生1000円)

    プログラム

    13:00-13:20 開会挨拶 小泉義之(先端総合学術研究科研究科長)、松原洋子(本学副総長)
    13:20-14:20 講演①
    真島一郎「「闘い」の方法をたどる感性――渡辺公三訳『人種と歴史』刊行に寄せて」
    14:20-14:40 休憩
    14:40-15:40 講演②
    小田亮「渡辺公三さんによるレヴィ・ストロース(仮)」
    15:40-16:00 休憩
    16:00-17:30   修了生によるスピーチ
    17:30 閉会挨拶
    18:00-20:00 立食パーティ(創思館401・402)

    お問い合わせ

    立命館大学先端総合学術研究科ライティング指導室
    研究指導助手 sentan01@gmail.com
    075-466-3026(直通)
    世話人(田中壮泰・冨田敬大)

    トークイベント「書くってどういうこと?―学問と文学の間で 」

    立命館大学大学院先端総合学術研究科紹介の集い in 京都

    日時:2019年12月10日(火)16:20-17:50 
    場所:創思館1F カンファレンスルーム

    コーディネーター:西成彦先生
    スピーカー   :岸政彦先生、千葉雅也先生

     私たちが「書く」とき、そこで何が起きているのでしょうか。私たちが書いているこの言葉は、どこからやってくるのでしょう。私たちが書いているこの言葉は、はじめからどこかに存在していたのでしょうか。それともそれは、私たちによってゼロから作り出されたのでしょうか……。
     先端研でフランス哲学を研究する千葉雅也が初めて書いた小説『デッドライン』が、このたび野間文芸新人賞を受賞しました。当研究科に所属する社会学者の岸政彦も、2017年に初めて書いた小説『ビニール傘』が芥川賞と三島賞の候補になり、また続いて書かれた小説『図書室』も三島賞の候補に選ばれました。
     このたび、千葉雅也の野間文芸新人賞受賞を記念して、同じく当研究科の比較文学者である西成彦がコーディネーターとなり、「研究すること」と「創作すること」のはざまで表現活動をおこなってきた二人に、そもそも「書く」ということはどういうことかについて、自由に語ってもらいます。

    6th International Workshop “Japan’s Videogames and Digital Cultures Between the Local and the Global”の実施について

    1.背景・目的・現時点でのプログラム
    このワークショップは 2017 年からライプチヒ大学と立命館大学の間で行われている交流プロジェクト「PaJaKo」の一環として企画しています。これまでも、立命館大学とライプチヒで毎年1回ずつ交流のスケジュールに合わせてワークショップを開きました(これまでのワークショップについては、https:// home.uni-leipzig.de/jgames/de/blog/portfolio/japans-videogames-between-the-local-and-the- global/?id=347を参照)。
    今回はライプチヒから交流プロジェクトできているコンスタンティン ・フライべ氏の滞在期間また大学院ウィークに合わせ、11 月 18 日(月曜日)の午後に先端研の学生を中心にワークショップを開きます。

    2.日時 2019年11月18日(月)13:00-18:00
    3.場所 創思館4階 401・402教室
    4.プログラム(11月5日現在)

    13:00-13:10: Martin Roth

    Introduction

    13:10-13:40: Kyohei Itō(伊藤京平)

    Competition or Cooperation: A Case Study on Game Playing Workshop in Leipzig

    13:40-14:10: Yasuo Kawasaki(川崎寧生)

    A Study about the Selection of Major Japanese Arcade Video Game Titles -Focused on Ranking Charts on Japanese Game Center Industry Magazine-(”アーケードビデオゲーム機の主要タイトル選定に関する試考―業界専門誌のランキング記事を中心に―”)

    14:10-14:30:Break(休憩)

    14:30-15:00: Taeko Edaki(枝木妙子)

    Japanese modern clothes during the early Taisho Showa period

    15:00-15:30: Luca Bruno

    The Impossible Subcultural World: Intimacy, Possible World Theory and Accessibility in Character Intimacy Games Culture

    15:30-15:50: Break(休憩)

    15:50-16:20: Konstantin Freybe

    Metal Gear Solid & Political Fiction. Of Mislead Scientists & Questions of Responsibility

    16:20-16:50: Goki Atoyama(後山剛毅)

    Tamiki Hara in Works by Yoko Ota

    16:50-17:10: Break(休憩)

    17:10-17:40: Matteo Fabbretti

    Changing norms in the localisation of Japanese videogames

    17:40-18:10: Shunsuke Mukae(向江駿佑)

    Interfaces Inside Gaming World: Mirror, Well and Hole”

    Drinks and Discussion(懇親会)

    2019年度大学院ウィーク関連企画

    2019年度 先端総合学術研究科大学院ウィーク

    先端研では大学院ウィークに合わせていくつかの企画を開催します。こちらへの参加は事前申し込みせずにお気軽にご参加ください。先端研の多様な研究の一端を垣間見ることができるよい機会になるのではないでしょうか。

    先端総合学術研究科入試説明会日程

    大学院ウィーク企画


     

    大学院ウィーク中の見学可能な授業一覧

    *これらの授業はすべて、本学学生以外の参加も可能です。事前申込み不要ですので、お気軽にご参加ください。
    (配布しているパンフレットから赤の部分に変更がありますので注意してください)

    • 11月11日(月) 3時限目 共生論I 小川さやか (創思館SO411)
    • 11月11日(月) 4時限目 応用講読演習VII マーティン・ロート (創思館SO412)
    • 11月12日(火) 2時限目 応用講読演習VIII 竹中悠美 (創思館SO312)
    • 11月13日(水) 3時限目 表象論I 千葉雅也 (創思館SO312)
    • 11月13日(水) 4時限目 アカデミックライティングIII ポール・デュムシェル (創思館SO406)
    • 11月13日(水) 19:00-21:00 公共論I 岸政彦 (創思館SO401・402)
    • 11月15日(金) 4時限目 応用講読演習I 立岩真也 (創思館SO411)
    • 11月18日(月) 3時限目 共生論I 小川さやか (創思館SO411)
    • 11月18日(月) 4時限目 応用講読演習VII マーティン・ロート (創思館SO412)
    • 11月19日(火) 2時限目 応用講読演習VIII 竹中悠美 (創思館SO312)
    • 11月20日(水) 3時限目 表象論I 千葉雅也 (創思館SO312)
    • 11月20日(水) 4時限目 アカデミックライティングIII ポール・デュムシェル (創思館SO406)
    • 11月20日(水) 19:00-21:00 公共論I 岸政彦 (創思館SO401・402)
    「表象文化論とゲームスタディーズ:欧州からの視点」

    2019年度大学院ウィーク企画
    2019年度大学院ウィーク企画として、下記のイベントを開催いたします。
    多数のご来場をお待ちしております。

    立命館大学大学院先端総合学術研究科紹介の集い in 東京

    「表象文化論とゲームスタディーズ:欧州からの視点」

    マーティン・ロート 立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授
    井上明人 立命館大学映像学部講師
    千葉雅也 立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授*司会

    日時・場所

    2019年11月17日(日) 14:00-17:00
    会場:ステーションコンファレンス東京(サピアタワー)6F602A(JR東京駅日本橋口直結)

    ◆一般公開◆ 参加無料、予約制(定員70名) 

    ※会場人数制限があるため要予約となっております。
     予約期間:2019年10月28日(月)9:00~11月7日(水)13:00 
     直前まで予約可能です!

    開催趣旨

    このイベントでは、先端研の教育・研究を知っていただくために、2019年秋に着任したマーティン・ロート氏を囲んで、ゲームスタディーズの現状について議論する。ゲストとして映像学部から井上明人氏もお招きする。
    本学は、文化研究におけるゲームの重要性にいち早く注目し、2011年より「立命館大学ゲーム研究センター」(RCGS)を運営してきた。先端研はこのセンターと連携しており、ゲームスタディーズに関わる学生が多数集まっている。今回ロート氏をお迎えしたことで、欧州の研究状況との接続がいっそう強化されることになるだろう。
    「ゲーミフィケーション」という言葉もよく聞かれるようになったが、1980年代からビデオゲームの時代が本格化して長い年月が経ったいま、社会のさまざまな領域を「ゲームとして」捉える感性が一般化している。他方で、狭い意味での(ビデオ)ゲームの方も、現実世界との関係をますます深めている。現実とゲームはどのように交差しているのか?——という問いを中心に、このゲームの時代において、表象文化の諸相を横断的に批評する。

    ご予約・お問い合わせ

    ご予約をご希望の方は、 こちらのフォームにご記入ください。

    国際シンポジウム「共有できない平和/争いが移動する」International Symposium “Unshareable Peace(s) / Conflicts in Motion”

    国際シンポジウム「共有できない平和/争いが移動する」
    International Symposium “Unshareable Peace(s) / Conflicts in Motion”

    日時

    2019年11月9日(土) 

    会場

    立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
    立命館大学衣笠キャンパスマップ(30番の建物)

    主催:

    同シンポジウム実行委員会

    共催:

    立命館大学大学院先端総合学術研究科

    後援:

    立命館大学生存学研究所

    参加

    ・無料
    ・準備の都合上、参加される方は事前に下記メールアドレスにお名前と人数をご一報ください。
    立命館大学先端総合学術研究科「共有できない平和/争いが移動する」窓口
     sentan01@st.ritsumei.ac.jp

    ・情報アクセス保障(PCテイク、手話通訳など)については、10月25日までに、下記までご連絡ください。
    ・参加にあたり託児所のご利用を希望される方は、10月25日までに、下記までご連絡ください。
    ・イベントに関連して、立命館大学大学院先端総合学術研究科集中講義「特殊講義Ⅰ(C)」(講師:孫歌)が、11月7・9・11・12・13日に創思館401・402で行われます。聴講される方はお問い合わせ下さい

    企画趣旨

     歴史における人間という問い、すなわち歴史・社会的プロセスと生きられた経験をつなぐことへの挑戦は、人文社会学の根本問題の一つだ。
    それを可能とするには、大文字の歴史や社会から説き起こすのではなく、現実の最小の細胞を凝視し、散乱した断片にこだわり、拡大鏡を使って正統性や総体性に潜む小さな傷を見いだすことから出発するやり方が必要だと考え、私たちはこのシンポジウムを企画した。
    平和は一つではない。戦争、とりわけ総力戦、の傷跡は戦争それ自身よりはるかに長生きで、人間の心であれ、社会体制であれ、建築や事物であれ、平和な日常のなかにしばしば現前し、あるいは「平和」を切り裂く。たとえ集合的忘却を強いられたとしても、個人の経験の次元での傷はつねに苦痛と結びついているため、完全に沈黙させられることはない。だが、同時に完全に伝達可能になるわけでもない。私があなたの痛みを経験することはできない以上、「苦痛が生み出すものは何であれ、苦痛の共有不可能性(unsharability)にその一部を負っており、その共有不可能性は、苦痛が言語に抵抗することに由来する」からだ(Elaine Scarry (1985)“The Body in Pain”)。
    苦痛が言語に抵抗するとき、言語もまた苦痛に抵抗する。なぜなら、苦痛は共有不可能性の中で自足するのではなく、共有の切断を逆説的に共有しつつ、つねに他者と他者の応答責任へと向けられているからだ。その結果、ときに共有不可能性は、伝達言語とは別のメディウム(媒体)を通じて表象される。
    私たちは戦争の傷の共有不可能性がさまざまな争いを生み出す事態を目撃しつつある。そこでは、生きられた経験、歴史社会的な集合的記憶と忘却、それらの文化的表象、法による制度的対応が重層的に絡まり合い、問題を込み入ったものとしている。この傷の複合が争いへと上昇するとき、しばしばそれらはずらされて、紋切り型で排他的に構築された共有不可能性――「民族」、「国益」、「移民」など――へと節合される。
    傷の複数性と転移する争点が状況を見通すことを困難にしている中、友敵の二分法という共有不可能性に抗して未来を構想するため、国境の壁も学問の壁も越えた討論をしたい。

    プログラム

    開場 10:00-
    第1部
    10:30- 番匠健一(同志社大学<奄美・沖縄・琉球>研究センター嘱託研究員)
    「入植と離散と文学サークル運動――境界地域としての北海道東部」

    11:00- 近藤有希子(日本福祉大学国際福祉開発学部)
    「沈黙する発話、情動する身体―ルワンダに生き残る暴力の記憶と痛みへの想像力―」

    11:30- 小山仁美(立命館大学グローバル教養学部
    「傷とキズナと国家と:宙づり主体の戦後について」

    12:00- コメント(天野尚樹(山形大学人文社会学部))・質疑応答

    12:30-1:20
    ランチと討論(創思館3階303・304)

    第2部
    1:50- 藤井光 映像作品提示と講演「『無情』―戦時下における国策宣伝映画『国民道場』を再演する―」(『無情』(2019)のシングルチャンネル版(23分)上映)

    3:10- ブレット・ド・バリー(コーネル大学)
    「多和田葉子と方法としての翻訳:脱構築と「ポスト人種」の問い」

    3:40- 孫歌(中国社会科学院)
    「移動している辺境」

    4:10- コメント(原祐介(立命館大学先端総合学術研究科 授業担当講師))・全体討論

    6:00- 情報交換会

    メディアからの発信 2019年度
    • 本研究科の美馬達哉教授のコメントが、下記新聞に掲載されました。
      「検証:換気・マスク徹底 学校再開指針 「想定内」現場冷静」(デジタル毎日 2020年3月25日
    • 本研究科の松原洋子教授のコメントが、下記新聞に掲載されました。
      〈隠れた刃 優生保護法〉「滋賀県、強制不妊文書8割非開示 異例採決、優生政策検証阻む」 (京都新聞 2020年3月7日 朝刊28面)
    • 本研究科修了生の坂井めぐみさんの単著『「患者」の生成と変容:脊髄損傷医療と脊髄損傷者、150年の歴史』が図書新聞の書評欄で紹介されました。
      「脊髄損傷者はどのように医療を問い直してきたか──患者としての脊髄損傷者の社会の中での位置づけの変容を描く」(図書新聞 2020年2月29日 第3437号、評者:山下麻衣)
    • 本研究科の岸政彦教授・千葉雅也准教授の研究活動が毎日新聞で紹介されました。
      「小説に自由求める学者ら 哲学者や社会学者、次々執筆」(デジタル毎日 2020年1月21日
    • 本研究科の千葉雅也准教授の著書『デッドライン』の出版に関連する記事が、下記ウェブサイトに掲載されました。
      「千葉雅也さん初小説「デッドライン」インタビュー “自由の都”への憧憬こめた東京小説」(好書好日 2020年1月16日
    • 本研究科の主催イベント「書くってどういうこと?―学問と文学の間で」(登壇:岸政彦教授、西成彦教授、千葉雅也准教授)が京都新聞で紹介されました。
      「芥川賞候補作「デッドライン」 哲学者千葉雅也さん、同僚作家の岸政彦さんらとトーク」(京都新聞 2020年1月15日
    • 本研究科の千葉雅也准教授の著作「デッドライン」(『新潮』2019年9月号)が、第162回芥川賞候補作に選ばれました。
    • 本研究科の千葉雅也准教授の著作「デッドライン」(『新潮』2019年9月号)が、第41回野間文芸新人賞を受賞しました。
    • 本研究科の千葉雅也准教授の著作「デッドライン」(『新潮』2019年9月号)の書評が、下記新聞に掲載されました。
      東京新聞 2019年8月29日(評者:佐々木敦)
    • 本研究科の小川さやか教授の連載記事が、読売新聞に掲載されました。
      「[1000字でわかる]インフォーマル経済」
      〈1〉不確実な環境下の生き方(読売新聞オンライン 2019年11月18日
      〈2〉何が公正なのか 地域の便宜に基づく判断(読売新聞オンライン 2019年11月25日
      〈3〉下からのグローバル化 資本主義のゆがみと連動(読売新聞オンライン 2019年12月16日
      〈4〉新しいかたち ICTが開く次代の「シェア」(読売新聞オンライン 2019年12月23日
    • 本研究科の小泉義之教授の単著『ドゥルーズの霊性』の書評が、週刊読書人に掲載されました。
      週刊読書人ウェブ 2019年11月8日(評者:堀千晶)

    • 本研究科の小川さやか教授の単著『チョンキンマンションのボスは知っている:アングラ経済の人類学』の書評が、下記新聞・雑誌に掲載されました。
      HONZ 2019年8月27日(評者:仲野徹)
      朝日新聞デジタル 2019年8月31日ALL REVIEWS 9月8日(評者:武田砂鉄)
      読売新聞オンライン 2019年9月15日(評者:坂井豊貴)
      『エコノミスト』第97巻40号 2019年10月15日(評者:黒崎亜弓)
      週刊読書人ウェブ 2019年10月25日(評者:管啓次郎)週刊読書人ウェブ 2019年12月13日(評者:山本貴光)
      『UP』2020年3月号(評者:前田健太郎)
    • 本研究科の小川さやか教授の連載記事が、日経ARIAに掲載されました。
      「「その日暮らし」の幸福論 ―Living for Today-」(2019年7月20日、8月20日)
    • 本研究科の立岩真也教授のコラム記事が下記新聞に掲載されました。
      《ひもとく》「やまゆり園事件から3年 「生きる価値」の大切さ問う」(朝日新聞デジタル 2019年7月20日
      「誤った危機感、検証を 社会学者・立岩真也さん(59)」(デジタル毎日 2019年12月26日
    • 本研究科の小川さやか教授が本研究科の松原洋子教授(副総長)、仲谷善雄総長とともに登壇した「Ys salon」が、立命館のウェブサイトで紹介されました。
      Ys salon(第1回)「香港のアンダーグラウンド経済から考えるテクノロジーとともにある未来」 2019年7月17日
    • 本研究科の岸政彦教授と小川さやか教授が登壇したイベント「楽しい反緊縮」の映像記録が、IWJで公開されました。
      「楽しい反緊縮──借金返さナイト」(鼎談 岸政彦×小川さやか×松尾匡) 2018年11月30日(金)19:00-21:00
    • 本研究科の千葉雅也准教授のインタビュー記事が、下記ウェブサイトに掲載されました。
      「支配の中で“うまくやる”のではなく“横にずれる”。千葉雅也が語る「切断の哲学」」(shiRUto 2019年7月5日
      「気鋭の哲学者に聞く グローバリズムと国家の相克」(日刊ゲンダイDIGITAL 2019年7月18日7月19日
      「プロレスとは、それぞれの自己表現の対決――対談 飯伏幸太×千葉雅也【プロレス×哲学】」(ダ・ヴィンチニュース 2019年8月10日
      「千葉雅也が考える身体と精神のいま。「効率よく金を稼ぐ体」から離れて。」(Number Web 2019年8月15日
      (Dear Girls)「「まともに」からは逃げればいい 哲学者・千葉雅也さん」(朝日新聞デジタル 2020年2月27日
    • 本研究科の岸政彦教授の単著『図書室』が下記雑誌・新聞の書評欄で紹介されました。
      新潮 2019年8月号(評者:町屋良平)
      波 2019年7月号(評者:川上未映子)
      デジタル毎日 2019年7月31日(評者:大澤聡)
      ダ・ヴィンチニュース 2019年8月6日
      文學界 2019年9月号(評者:江南亜美子)
      デジタル毎日 2019年8月28日(評者:倉本さおり)
      WEB本の雑誌 2019年8月28日(評者:松井ゆかり)
      NEWSポストセブン 2019年8月29日
    • 本研究科の岸政彦教授が、下記番組に出演しました。
      RBC琉球放送 おきなわMOSAIC 2019年6月26日(水)20:00-22:00
    • 本研究科の千葉雅也准教授の著書『アメリカ紀行』の出版に関連するインタビュー記事、書評が、下記ウェブサイト・雑誌・新聞に掲載されました。
      文春オンライン 2019年6月8日
      『文學界』 2019年7月号(評者:ミヤギ フトシ)
      デジタル毎日 2019年6月26日(評者:大澤聡)
      「米国滞在 日本語と向き合う 体験を基に紀行や小説」(読売新聞 2019年7月8日東京夕刊10面)
      「助け合う米 儀礼の日本 哲学者・千葉雅也さん「アメリカ紀行」」(読売新聞 2019年8月19日大阪夕刊2面)
    • 本研究科修了生の西沢いづみさんが単著『住民とともに歩んだ医療:京都・堀川病院の実践から』の出版に関連して、京都新聞で紹介されました。
      「『わてらの病院』西陣のあゆみ」(京都新聞 2019年6月6日朝刊8面)

    • 本研究科修了生の鍾宜錚さんの研究が、立命館の研究活動報で紹介されました。
      「命の終わり方を法律で定めることはできるか?」立命館大学『RADIANT』Issue #10:いのち 2019年6月3日
    • 本研究科修了生の原佑介さんの単著『禁じられた郷愁:小林勝の戦後文学と朝鮮』が図書新聞の書評欄で紹介されました。
      「小林勝文学のルネッサンス――若き学究が『失われた文学』を蘇らせようとしたことに瞠目する」(図書新聞 2019年6月1日 第3401号、評者:磯貝治良)
    • 本研究科の小泉義之教授の共編著『ドゥルーズの21世紀』が図書新聞の書評欄で紹介されました。
      「文字通り最先端のドゥルーズ研究書――本書の面白みは、どの論者たちもこの時代の要請や雰囲気に縛られたり迎合したりすることなく、むしろそれらを自らの思考を創造する条件としている点にある」(図書新聞 2019年6月1日 第3401号、評者:大山載吉)
    • 本研究科の美馬達哉教授のインタビュー記事が、下記ウェブサイトに掲載されました。
      「日本でも“認められた安楽死”がある? 延命と死の自己決定を考える」(shiRUto 2019年5月24日

    • 本研究科の千葉雅也准教授と小川さやか教授のインタビュー記事が、日本経済新聞に掲載されました。
      〈令和の知をひらく〉「他者の性と欲望認める 哲学者・千葉雅也氏」(日本経済新聞電子版 2019年5月22日
      〈令和の知をひらく〉「『貸し借り』が広がる社会に 文化人類学者・小川さやか氏」(日本経済新聞電子版 2019年5月24日
    • 本研究科の美馬達哉教授の連載記事が、講談社現代ビジネスに掲載されました。
    • 本研究科の松原洋子教授のコメントが、下記新聞に取り上げられました。
      朝日新聞デジタル 2019年4月25日
    • 本研究科の松原洋子教授が、下記番組に出演しました。
      NHK 視点・論点 「強制不妊問題と国の責任」 [Eテレ]2019年4月17日(水)13:50-14:00 [総合]4月18日(木)3:50-4:00
    • 本研究科の立岩真也教授が著書『不如意の身体』『病者障害者の戦後』の出版に関連して、下記新聞の対談記事で紹介されました。
      「対談=立岩真也×天田城介 病・障害から社会を描く」(週刊読書人ウェブ 2019年4月12日
    • 本研究科修了生の天畠大輔さんの研究が、下記新聞で紹介されました。
      「聴覚だけ頼りの37歳、博士号を取得 話せず読めずとも」(朝日新聞デジタル 2019年4月12日
    公聴会(2018年度)

    2018年度後期博士学位審査(甲号)公聴会日程

    • 【終了】学位審査申請者:貞岡 美伸 (生命領域)
      学位申請論文名:「日本の代理懐胎是非論の分析―出産の倫理―」
      日時:2018年 12月 20日(木)18時30分~19時30分
      場所:創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】小泉義之 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】土屋貴志 准教授 (大阪市立大学大学院文学研究科)
      【副査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】竹中悠美 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者:根岸 貴哉 (表象領域)
      学位申請論文名:「野球視覚文化論」
      日時:2019年 1月 7日(月)15時00分~16時00分
      場所:図書館カンファレンス
      審査委員:
      【主査】吉田寛 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】木村覚 准教授 (日本女子大学人間社会学部文化学科)
      【副査】小泉義之 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】竹中悠美 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者:天畠 大輔 (公共領域)
      学位申請論文名:「「発話困難な重度身体障がい者」が「生産する主体」になるためには―天畠大輔のコミュニケーションの拡張とジレンマを通して―」
      日時:2019年1月8日(火)13時00分~14時00分
      場所:創401・402
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】福島智 教授 (東京大学 先端科学技術研究センター)
      【副査】岸政彦 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】西成彦 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)

    ★ 公聴会発表者へ
    公聴会発表にあたっての留意事項です。

    1. 発表時間は30分、質疑応答30分とする。
    2. レジュメの様式は特に指定しない。あらかじめ50部を用意して持参すること。
    3. レジュメのデジタルデータをメールに添付して提出すること。(学外サーバーにて配付する。)
    4. 発表用原稿またはメモはレジュメとは別に各人において用意すること。
    5. 発表用に使用する機器類については事前に相談すること。
    6. 2010年度よりWEBでの音声配信も先端研内で公開としていますが、なんらかの理由により公開しない場合はその旨届けること。

    以上

    2017年度(遡及)および2018年度前期博士学位審査(甲号)公聴会日程【終了しました】

    • 【終了】学位審査申請者: 北村 隆人 (公共領域)
      学位申請論文名:「精神分析草創期における共感に関する心理歴史学的研究―フロイト、アブラハム、フェレンツィの人生とプラクティス―」
      日時: 7月9日(月)10時00分~11時00分
      場所:図書館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】成田善弘 (元大阪市立大学 教授)
      【副査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】吉田寛 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 安 孝淑 (公共領域)
      学位申請論文名:「福祉制度とALSの人の家族介護に関する質的研究―韓国介護支援制度を中心に―」
      日時: 2018年 7月 9日(月)11時20分~12時20分
      場所: 図書館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】土屋葉 准教授 (愛知大学文学部)
      【副査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】松原洋子 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 松枝 亜希子 (公共領域)[遡及]
      学位申請論文名:「戦後日本における大衆薬の分化過程についての歴史的考察-安全性と効果の政治学-」
      日時:2018年7月14日(土)13時00分~14時00分
      場所:創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】黒田浩一郎 教授 (龍谷大学社会学部)
      【副査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】竹中悠美 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者:髙阪 悌雄 (公共領域)
      学位申請論文名:「障害基礎年金制度の成立プロセスを探る-当事者運動と年金改革の接点-」
      日時: 7月14日(土)14時20分~15時20分
      場所:創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】新川敏光 教授 (法政大学法学部)
      【副査】岸政彦 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】小泉義之 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 坂井 めぐみ (生命領域)
      学位申請論文名:「日本における脊髄損傷医療の歴史的研究―脊髄損傷「患者」の生成と変容―」
      日時: 2018年 7月 16日(月)13時00分~14時00分
      場所: 創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】松原洋子 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】武藤香織 教授 (東京大学医科学研究所)
      【副査】小泉義之 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 篠原 眞紀子 (公共領域)
      学位申請論文名:「恵那地方の障害児者地域生活運動―生活綴方と人々が織り成す現代史―」
      日時: 7月17日(火)13時30分~14時30分
      場所:創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】津田英二 教授 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
      【副査】岸政彦 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】小川さやか 准教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 萩原 浩史 (公共領域)
      学位申請論文名:「相談支援の基本構造と形成過程―精神障害を中心に―」
      日時: 7月17日(火)14時50分~15時50分
      場所:創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】立岩真也 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】竹端寛 准教授 (兵庫県立大学環境人間学部)
      【副査】美馬達哉  教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】松原洋子 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 大野 藍梨 (共生領域)[遡及]
      学位申請論文名:「「抵抗」する女たち―フランス語圏カリブ海文学における「シスターフッド」―」
      日時: 2018年 7月 20日(金)15時00分~16時00分
      場所: 創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】西成彦 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】大辻都 准教授 (京都造形芸術大学通信教育部)
      【副査】小川さやか 准教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】吉田寛 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 【終了】学位審査申請者: 笹谷 絵里 (生命領域)
      学位申請論文名:「日本における新生児マス・スクリーニングの歴史的検討―「遺伝」をめぐる問題に着目して―」
      日時: 2018年 7月 23日(月)13時00分~14時00分
      場所: 創思館カンファレンスルーム
      審査委員:
      【主査】小泉義之 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】土屋敦 准教授 (徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
      【副査】美馬達哉 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)
      【副査】竹中悠美 教授 (立命館大学大学院先端総合学術研究科)

    ★ 公聴会発表者へ
    公聴会発表にあたっての留意事項です。

    1. 発表時間は30分、質疑応答30分とする。
    2. レジュメの様式は特に指定しない。あらかじめ50部を用意して持参すること。
    3. レジュメのデジタルデータをメールに添付して提出すること。(学外サーバーにて配付する。)
    4. 発表用原稿またはメモはレジュメとは別に各人において用意すること。
    5. 発表用に使用する機器類については事前に相談すること。
    6. 2010年度よりWEBでの音声配信も先端研内で公開としていますが、なんらかの理由により公開しない場合はその旨届けること。